9月25日は、主婦休みの日。
年中無休で家事や育児を頑張る主婦(主夫)が、自分磨きなどでリフレッシュする日、ほかの家族に家事を提案する日として、制定されたそうです。
そんなふうに休めたらとってもうれしいけれど、今年の9月25日なんて平日。
「平日に家事を休むって、ムリな話だよね」
いつものようにバタバタと準備してすごす朝に、夫とそんな会話をしていたときでした。
「9月25日、休みとれるか確認してみるわ」
夫から思ってもみなかった言葉が返ってきました。
数日後、なんと休みがとれたという夫。
あきらめ半分で話した主婦休みの日が、こんなふうに叶うとは。
主婦休みのその日、普段わたしがしている子どもの送迎や家事を夫に託し、ありがたく主婦を休ませてもらうことになりました。
ずっといけていなかった美容院、ショッピング、ひとりでのんびりランチ。
「お熱が出ていまして・・・」という幼稚園からの電話におびえることもない、完全に自由な自分だけの時間です。
と言いつつも、頭の片隅には「大丈夫かな・・・」という気持ちがつきまとうのが主婦の性。
だいじょうぶだいじょうぶ、と言い聞かせて、思う存分にリフレッシュできた一日でした。
最後に立ち寄ったカフェで、ふと思ったこと。
今日は主婦を休めたけど、あしたからはまたいつもの家事が続きます。
しかもそれは、きっとこの先ずっと終わらないもの。
「毎日続くものだから、もっとラクにできたらいいのに」
そんな気持ちでスマホを見ていると、 “家事の棚卸し” という方法を発見。
料理・洗濯・掃除にわかれたシート、それぞれにたくさんの項目が書かれています。
例えば「献立を考える」「洗濯物をネットに入れる」「掃除機をかける」などなど。
それらの項目について、自分がやりたくない、面倒だなと感じて流れが悪くなっている「家事の渋滞度」を数字で書いていくのだそうです。
少し取り組んでみると・・・なるほど、自分がどの家事がいやでどの家事がわりと好きなのかが、だんだんわかってきました。
そして、苦手な家事は「やらない」という選択肢もあると知り、ふっと肩の荷がおりたような気分に。
家事をやらないための予防策や、家事の渋滞を解決するヒントもたくさん知ることができました。
「家事の渋滞発見シート」を書き終わって帰宅すると、キッチンでいつもより生き生きしている夫の姿。
洗濯物も幼稚園のグッズもほったらかしだけど、料理がとんでもなく豪華に仕上がっています。
そんな夫を見て、家事に「こうでなくてはならない」という決まりはないことを実感。
さっきスマホで見ていた動画でも、知的家事プロデューサーである先生がおっしゃっていたことです。
その日の晩に、「家事の渋滞発見シート」を見ながら二人で家事について話そうと決めました。
きっとすぐにラクにはならないけれど、これからずっと続くことを考えたら、今見直しておくべき家事のこと。
「こうなったらいいな」という理想の生活をめざして、家族と一緒に少しずつ家事をラクにしていけたらと思います。
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