2023年ももうすぐ終わり。
今年もまた、年越しの時期がやってきました。
年末の大掃除も今日ようやく完了。
家族全員で過ごす正月が、今からたのしみです。
おせちを食べて、初詣に行き、あとはこたつで家族でのんびりと過ごすのが、我が家の恒例。
しあわせなひとときですが、毎年同じ過ごし方をしていると少し飽きてきてもいて。
家族が揃うお正月をもっとたのしく過ごす方法はないかと考えていました。
そんなときに偶然みつけたのが、お正月にぴったりな和菓子。
その可愛らしさとお正月らしさに惹かれ、少しくわしくみてみることに。
お正月のお祝いムードにぴったりなこの和菓子。
この和菓子は、「練り切り」だということがわかりました。
白あんが主材料である生地を、着色したり形作ったりしてつくります。
このようにして、季節の風物詩を表現するのだそう。
練り切りは、お祝いの席や茶席で使われることが多く、新年を迎える日にはぴったりな和菓子だと言います。
「家族で一緒に食べたら、たのしいだろうな」
そう思った私は、この和菓子をつくってみることにしました。
つくることのできた和菓子は、ぜんぶで6種類。
カンタンな和菓子から順番につくることができたので、はじめての私でもたのしみながら作れました。
まずは、めでたい新年にぴったりな笹。
笹の葉脈まで細かく表現したことで、美しい仕上がりに。その完成度に、じぶんでも驚きです。
はやくも家族に見せたくなってきました。
続いては、初日の出を連想させるような富士山の和菓子。
白からブルーのグラデーションを表現したり、モチーフを2色で型抜きしてみることに。
じぶんのこだわりポイントがあると、完成した姿を眺めているだけでもうれしくなります。
次に、縁起の良い梅の花。
表面に凹凸をつけながらグラデーションの花びらを表現しました。
いつも和菓子屋さんに行ったらつい手を伸ばしてしまうお気に入りの和菓子に似ていて、少しだけお店の人になった気分になりました。
続いては、縁起の良い日に楽しまれてきた日本酒を表現した和菓子。
右下にほんのりピンク色を入れて梅の刻印を付けたことで、よりお正月らしくなりました。
娘に「かわいい」と言ってもらえる予感。
次は、絵馬。
毎年初詣で絵馬を書く我が家にぴったり。
絵馬の練り切りをみたら、「さっき書いた」と盛り上がること間違いなしです。
そして最後は、めでたい正月飾りである扇。
めでたい黄色に、梅やうぐいすをのせてつくっていきます。
扇の形や模様はすこし複雑でしたが、1つずつステップアップして今まで作ってきたので、最後も美しくつくることができました。
これですべての和菓子が完成。
お正月らしい和菓子たち。並べてみると、達成感で満たされていって。
はやく家族みんなで食べたくなりました。
「お正月にみんなで食べたらたのしそう」
「この和菓子かわいいって言ってもらえるかも」
そんなことを考えながらお正月の和菓子をつくるじかんは、心満たされる幸せなひとときとなりました。
みんなで食べる瞬間がたのしみです。
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