先日、友人と二人でプチ旅行をしたときのこと。
ゆっくり観光地を回って、美味しいお酒を飲んで、温泉に浸かって、一日目が終了。
二日目の朝、旅館の朝ごはんを頂きました。
それがもう美味しくて。
決して贅沢品ばかりではなく、でも上品で、味わい深い。
これが和食なんだって思いました。
熱々のお味噌汁、ホカホカのご飯、脂がのった焼き鮭、おひたしに明太子、お漬物。
こういう食事が一番心に染みるんです。
「家でも和食中心の生活がしてみたい!」
そう思いました。
いきなり全てを用意するのは大変なので、まずは簡単なものから。
食卓に彩りを添えるてくれる、お漬物。
一見地味に見えてしまいますが、実は、美味しいだけでなく、健康にもいいんです。
漬物には、ビタミンCや植物性乳酸菌も豊富に含まれているだけでなく、種類にもよりますが生野菜で食べるよりも食物繊維の割合が高くなることもわかっています。
これによって腸内環境が良くなり、腸から全身が健康になっていくんです。
美肌効果や、免疫力アップも期待できます。
今日作るのは、いつでも食卓に加えることのできる、即席漬け。
まずは、即席漬けの素を作るところから。
スーパーなどでも買えますが、せっかくなので、だしから手作りで。
昆布で天然のだしを取っていきます。
昆布1枚を、水の中に浸して1時間から1晩おいておきます。
十分にだしが出てきたら、強めの中火で沸騰直前まで温めます。
鍋の周りに泡が出てきたら、昆布を取り出し、沸騰するまで加熱していきます。
沸騰してきたら、火を少し弱めてたっぷりの鰹節を加えていきます。
その後火を止め、鰹節が沈むまで待ちましょう。
鰹節と昆布のいい香りがしてきました。
ここまでできれば、あと少し。
ペーパータオルで濾してあげれば、あとはここに塩や醤油など、調味料を加えていくだけ。
常温になったら、ボトルなどに保存します。
先に刻んでおいたキャベツとパプリカを、即席漬けの素と一緒にポリ袋の中にいれ、2〜3時間ほど寝かせてあげれば、即席漬けの完成です。
朝ごはんの付け合せで、いただきます。
旅先でのごはんに触発されて始めた、お漬物づくり。
いざ始めると、思っていたよりお手軽で、楽しい。
そして何より、美味しい。
これで健康にもいいんだから、嬉しいことづくしです。
この週末にでも、もっと作り置きしちゃおうかな。