梅雨が明けて、あっという間に夏がやってきました。
暑さに参ってしまって外に出たくない。
そんな今日はお家の中でできることを考えてみます。
お家でしかできないこと。
何かアートなことをやってみたいな。
パッと思いつくのは絵を描くことですが、絵は本当に苦手なんです。
考えあぐねてぼんやりSNSを見ていたら、葉っぱ切り絵の投稿が目に入ってきました。
アートなこと、見つけました。
今日はこれにチャレンジです。
〝葉っぱ切り絵〟とは、名前の通り、葉っぱを使った切り絵のことです。
自然の葉っぱを用いて、「人や自然の美しさ」、「動物や子供の仕草」、「子供の話すこと」など、身近に感じた感動を切り絵でアートに表現します。
1枚の葉っぱの上に広がる世界は、まるで絵本のワンシーンのよう。
見る人の想像力を膨らませ、どこか温かく、懐かしい気持ちにさせてくれます。
作品はどれも繊細で芸術的で、私にもできるか不安になってしまいます。
けれど、この葉っぱ切り絵はほとんどの人が初心者とのことで、少し安心。
手元にデザインナイフを用意して、さっそく葉っぱ切り絵に挑戦です。
熱湯とグリセリンに葉っぱを漬け込んで乾かして、ドライリーフを作ります。
ドライリーフ加工をすることで、それ以上枯れることがなく、切り口の変色も防いでくれるそう。
トレーシングペーパーに描いた図案を、太陽の光を使って葉っぱに写します。
③内側から切る
絵の内側(切り抜く部分)から切っていきます。
曲線は上から点を打つように切るのがポイントとのこと。
直線と曲線の切り方を使い分けて、外側を切り落とします。
葉っぱを回しながら切ると、難しい部分も上手にできました。
葉っぱのかたちをそのまま残してももちろん良いですが、デザインに合わせてアレンジすると、さらに見栄えが良くなります。
これで完成です。
私の作品第1号は、フレームに入れて飾ることにしました。
葉っぱの中に広がる小さな世界。
写真に撮ると、背景の空も木も花もビルも作品の一部になります。
葉っぱの葉脈が蜘蛛の巣のようですね。
空に轟く稲妻が、より世界観を引き立てています。
映画をそのまま切り取ったようなフィット感。
自信満々な表情も相まって、今にもビルに飛び移れそうですね。
月を見て何を思っているのでしょうか。
故郷を思い出しているのかもしれません。
なんだか切ない気持ちになる1枚です。
デザインナイフ1本で葉っぱに小さな世界を作り出す〝葉っぱ切り絵〟。
完成した作品を写真に撮れば、写る背景も作品の一部になります。
夏は暑くて出かける気になれない。
そんなときは青空にぴったりの作品を作ってみるのはいかがでしょうか?
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