産前産後で飲めなくても。居酒屋イラストが楽しみをつなぐ - ミルーム

産前産後で飲めなくても。居酒屋イラストが楽しみをつなぐ

目次

大好きだった居酒屋に、わたしはいつまた行けるんだろう。

もうすぐ生まれてくる大きなお腹を眺めながら、ふとそんな思いがめぐりました。



妊娠中は飲めないお酒、出産してからも授乳で飲めないお酒。

飲めない期間はいつ終わるかわからず、子どもが小さいうちは居酒屋には行けないかもしれないな、とぼんやり考えていました。



スマホの中には、今まで行ったお気に入りの居酒屋、お酒、おつまみの写真。

「おいしかったなあ、よく行ってたなあ」

まだ1年ほど前の話なのに、すでに昔を懐かしむ気持ちです。


これは食べかけの写真だけど、本当はこんな感じで・・・と、なんとなくメモ帳に描き出した居酒屋メニュー。

いろいろな思い出がよみがえってきて、するすると手が動きます。



だけどぜんぜん絵心がなくて、思うように描けない。

もっと美味しそうなのに・・・そんな気持ちがもどかしくて。


「自分が大好きな居酒屋メニューの絵を、しっかり描いてみたい」そう思い、イラストの描き方を学んでみることにしました。


選んだのはデジタルイラスト



赤ちゃんを迎える準備をしているなか、新しく画材を買ったり、手やつくえが汚れる作業はなかなかしづらいもの。

しかし、デジタルイラストなら気軽にはじめられることに気づきました。


iPadがあれば始められて、準備や後片付けも不要。

これならもしかして、出産後もちょこちょこ描けるかも。



まずは定番の飲み物にチャレンジ。

生ビール、瓶ビール、ハイボール、レモンサワー・・・。


描き方を学びながら、いろいろなお店で飲んだものが浮かびます。

「ここのレモンサワーは氷が多めで」「あのお店はこんなジョッキだったな」



デジタルイラストは、何度もささっと描き直せるのが魅力。

絵心のないわたしでも、描いて消して、描いて消してをくりかえすうちにだんだん味のある絵になってきました。


大好きな居酒屋のイラストが習慣に



スピードメニュー、お肉料理、魚料理と、さまざまなイラストを学びました。

一品一品それぞれのメニューに魅力があり、何度描いても飽きません。


ミニチュアサイズなので、5分〜10分程度でひとつのモチーフが仕上がるのも魅力です。



「今日はだし巻きから」「おでんも描いてみよう」と、実際にお店にいって注文しているかのように、毎日イラストを描くのが楽しみに。


描くときはiPadを開くだけ、保存しておけば途中で中断してもOK。

そんなデジタルイラストの手軽さは、出産前の不安な気持ちも明るくしてくれました。



出産後も楽しく続けられる


居酒屋イラストのおかげで楽しく日々を過ごし、そして出産へ。

初めての育児に忙しなく動き、どうすればいいかわからず不安になることも。


そんな毎日でも、イラストの習慣は続けられました。

変わらず過ごせる自分時間が、毎日の心のリフレッシュにつながっています。



描けるメニューが増えてきて、最近は行ってみたい居酒屋のメニュー写真を見ながら描くことも。

いつかまたお酒が飲めるときが来たら、たくさん集まった居酒屋イラストを見ながら、どこへ行こうかワクワク選びたい。


そんな楽しみを思い描きながら、育児の息抜きにちょこちょこと、今もデジタルイラストを楽しんでいます。




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まつん先生