大学時代の友人と久々に会ったとき、誕生日プレゼントを貰いました。
そのプレゼントの中に、手描きのイラストが添えてあるカードが入っていて。
そのひと手間に、胸がじんと温かくなりました。
友人のひと手間かけてくれた気持ちに感動した私は、仲の良い同期に渡す旅行のお土産にイラストを描いたカードを送ってみようと思いついて。
普段イラストを描かない私にもできるイラストがないか、探してみました。
みつけたのは、サクッとカラーペンで描けるゆるかわイラスト。
馴染みがあってお手軽な文房具で描いていけることに魅力を感じました。
カラーペンを使って描いていくので、出先でも筆箱に入れておけばすぐに描くことができそう。
さっそく、イラストを描いてみます。
最初に描いてみるのは、いちご。
栃木県のお土産に添えるのにぴったりのイラストを選びました。
ペンの太い方を使用して、いちごの実の部分を描いていきます。
上側を少し平らにして、下は丸みを持たせたままだんだんと細くしていくことがポイントだそう。
中を塗るときは、白い部分をあえて少し残すことで可愛いさがアップするといいます。
もう、半分完成です♪
続いて、へたを描いていきます。
上の方に描くことで、実の色と混じって濁ってしまうことを防ぎます。
こういう小さなポイントが、かわいさを保つコツなのだと実感しました。
最後は、タネ。
薄い茶色で上から描けば、あっという間に完成しました。
ちいさいサイズなので、簡単に描けて可愛らしいイラストになりました。
イラストが得意ではない私でも、サクッと描くことができたことにびっくり。
私にも描けるんだ、という自信も一緒にもらった気分です。
ほかにもフルーツや雑貨など、描けるイラストがたくさん。
シーンや渡す相手によって変えられるのも嬉しいです。
せっかく描けるようになったイラストを日常生活で活かしてみたかった私は、さまざまなシーンで添えるようになりました。
①メッセージカードに添える
最も多いのが、メッセージカードに添えること。
誕生日プレゼントや贈り物、借りていたものをお返しするときなどに、イラストを添えたカードを送って気持ちを伝えるようになりました。
ちょっとしたひと手間に気づいて喜んでくれる方が多く、描いてよかったなと何度も思います。
②ふせんに描く
2つ目が、ふせんに描くこと。
家族に伝言をしたいときや、自分の予定ややることをメモするときにのふせんに描きます。
なんでもない伝言やメモでも、イラストが添えてあるだけでちょっぴり嬉しい気分になりました。
③手帳をデザインする
3つ目は、手帳のデザインとして描くこと。
手帳はアナログ派で毎日書き込んでいる私は、開いている時間がたのしくなるような手帳を作りたいと思い、習ったイラストを描いてみました。
ちいさいサイズのイラストなので手帳の限られたスペースにもぴったりで、可愛らしいお気に入りの1冊に。
サクッとかわいいイラストが描けるようになったことで、贈り物をするときにもっと喜んでもらえたり、メモ1枚で嬉しい気持ちになったり。
日常のよくある瞬間が、ちょっぴり色鮮やかになりました。
イラストは私自身も私の周りの人の心もパッと明るくしてくれる、私の大好きな趣味になりました。
カラーペンで描ける ちいさなゆるかわイラスト講座 Yuco Case先生