だんだんと気温が上がるこの季節。
暑さで苦しくて、マスクを外す機会も多くなってきました。
丸3年間のマスク生活で表情筋もだいぶ衰えてしまったような。私も目だけで笑う術が身についてしまいました。
マスクを外すと、今まで隠れていたからか、顔を見られるとちょっと恥ずかしい。
そこで、自信を持ってマスクを外せるように、表情筋を鍛えるフェイスヨガに挑戦してみることにしました。
「さぁ顔を鍛えよう!」と講座の受講を始めると、最初は頭をほぐすところから始まりました。
これには少しびっくり。
まずは、頭をほぐすことで、顔のたくさんの筋肉が柔らかくなるんだそう。
頭を洗うように、4本の指を使ってほぐしていきます。耳の上から、おでこの生え際、後頭部まで満遍なく。意識して取り入れれば、普段の頭を洗う時にも出来ちゃいそうです。
頭をほぐし終えたら次はムンクとクシャを繰り返し。ムンクとクシャは顔全体を動かすヨガの動きのこと。
①クシャ:顔を上下からつぶし縮める
②ムンク:眉をあげ目を見開きながら口を縦に開く。そのまま頬をあげ10秒キープする
顔の上下を縮めるクシャ。
先生の顔を真似してしっかりやってみます。
眉間に縦ジワが入らないようにするのが、ポイントだそう。意識すると意外と難しいです。
続いて、ゆっくり息を吐きながらムンクの顔に。
頬がしっかりと伸びている感じです。
しっかり息を吐きながら3セットやってみます。
顔全体の筋肉を意識すると、簡単な動きだけれどしっかり効いているような気がします。
鏡の前でしっかり確認しながら、一つ一つの動きを繰り返していきます。
次は、ついに気になっていた顔の下半分の動きを実践してみます。
頬にはたくさんの筋肉があるんだそう。
それぞれを鍛える動きが紹介されています。
まずは準備体操から。
準備体操:舌と上アゴのピッタリづけできるだけ大きく”あ”の口にし、舌先を上の歯茎につけ30秒キープする
意外ときつくて、最後の10秒が苦しい!
すごい効果を感じられそうです。
ここでは、私が特に気になっている顔のたるみと2重顎に効く2種類のヨガの動きをご紹介します。
まずは、マスクで一番衰えを感じる頬のたるみに効くフェイスヨガから。
まずは軽く息を吸って吐きながら口をすぼめていきます。う〜っと突き出すのがポイントです!
次に両頬を強く吸います。
慣れないうちはこれで合っているのか少し不安にもなりますが、先生の表情に合わせて取り組んでいきます。
強く吸引した状態を保ったまま、口角をゆっくりと広げて、自然な表情に。
動きと呼吸を合わせることがポイント。
動画だと顔の形がより分かりやすいんです。
大袈裟なくらい口をすぼめてやっていきます。
①軽く息を吸って、吐きながら口をすぼめて前方に突き出す
②吸いながら両頬を強く吸引する
③吸引した状態を保ち、吐きながら口角を外側に引く
④吸いながら自然の表情に戻す
これを3セットほど。
一つ一つの動きをゆっくりやってみると思ったより大変。頬が少し暑くなってきました。
次は二重アゴに効くフェイスヨガ。
こちらも、動きと呼吸を合わせることがポイント。
まずは息を吐いて、吸いながら下あごを前に突き出します。
吐きながら、あごを水平に左へ動かします。
吸いながら元の位置に戻したら、また吐きながら反対方向へ。
吸いながら元に戻します。
普段あまりしないような動きだからこそ、普段使われていない筋肉が動いている感じがします。
①息を吐いて、吸いながら下あごを前に突き出す
②吐きながらあごを左に水平に動かす
③吸いながら元に戻す
④同様に吐きながらあごを右に水平に動かす
⑤吸いながら元に戻す
顔のマッサージとは違い、内側から鍛えられているような感覚です。
フェイスヨガの特徴は、場所を選ばず好きな時にできること。
動きを一度身につけてしまえば大丈夫。
今日紹介した2種類はマスクの中でも出来ますよ。
講座では、もっとたくさんの種類のフェイスヨガを動画でわかりやすく学べちゃいます。
私も、髪を乾かしながらルーティーンとしてフェイスヨガを取り入れるようになりました。
表情筋が鍛えられてなんだか、顔も明るくなったような?自信が持てるようになって、新しいリップも買ってみました。
1日何分でも好きな時に取り入れられるフェイスヨガ。
マスクを外す機会の多くなるこの季節に、ぜひ一度皆さんもやってみて下さい。