せわしない平日から解放された、わたしだけの休日。
まったりしたりしつつも、休日にしかできないことをして充実させたいもの。
【わたしの休日】では、とある素敵な休日をお届けしていきます。
胸を躍らせるような週末の過ごし方が、みつかるかもしれません。
桜の花も散って、街路樹の緑が鮮やかになってきた今日この頃。
上着を羽織って出かけると、汗ばんでくる日も増えてきました。もうすぐ夏がやってきます。
新しい季節を感じながら心も体も爽やかになれるもの…そんなことを考える休日。
眩しい日差しが差し込むリビングで思い出したのは、いつかの喫茶店で飲んだクリームソーダでした。
清涼感のある緑色のソーダにまっしろのバニラアイスが溶け出す特別な瞬間。
アイスの上に乗ったさくらんぼをいつ食べようか迷ってしまったひと時。
懐かしい思い出とともに、あのワクワクをもう一度体験したくなってきました。
今日の主役はこれで決まり。
こちらにお邪魔して、おうちでクリームソーダを作ります。
あいか先生の研究室には"色が変わるシロップで作るクリームソーダ"やグラデーションを楽しめる"月夜のクリームソーダ"など数々の不思議なクリームソーダの世界が広がっていました。
今日は中でも気になった"夢の中クリームソーダ"を作ることに。
赤色と青色のシロップを混ぜて紫色のシロップを作る工程は、まるで魔法の実験みたいです。
いつものクリームソーダもいいけれど、そこには新しい世界を知れたワクワクがありました。
少しの材料で簡単に始められるので、今日のように思いたったらすぐに作れるのも魅力的。
せっかく作るならグラスにもこだわって最高の一杯にしたいなぁ。ワクワクしながら食器棚に飾ってあったお気に入りのグラスを手に取ります。
部屋の光に反射してキラキラと輝くグラスを片手に、理想のクリームソーダを思い浮かべる時間は、少女のように心が躍りました。
グラスに氷を敷き詰めて、紫色のシロップのソーダをやさしく注ぎます。
主役のバニラアイスは「敷き詰めた氷の上にそっと乗せるのが大事」とあいか先生が教えてくれました。
ソーダの部分にバニラアイスを乗せると濁ってしまい、キレイなクリームソーダにはならないそう。先生の言うとおりに氷の上にアイスを慎重に乗せていきます。
少しの工夫をすることで魔法にかかったようなステキなクリームソーダの完成です。
最後に、レモンを乗せることを忘れずに。
シュワシュワと弾ける炭酸の音に耳を澄ませ、アイスとソーダが味わえる贅沢をいただきます。
紫色のクリームソーダは初めてなので、どんなクリームソーダができるのかドキドキしながら作っていました。
まるで実験のドキドキを味わえた気分です。
おうちで作れるクリームソーダはアレンジし放題なところが嬉しいポイント。
「味も、色も、甘さも、わたしだけの最高な一杯」を研究するのも楽しそうです♪
こころも体も夏を感じて
クリームソーダはどこか懐かしく、どこか新鮮な、そんな優しい味がしました。
じぶんで作るからこそ、クリームソーダに愛着を感じられて幸せな気持ちに包まれますね。
爽やかな見た目とアイスクリームの冷たさは暑い夏を吹き飛ばしてくれそうです。
あいか先生のクリームソーダ研究室で夏を迎える準備を始めてみませんか。