【そうだ、先生に聞こう】moha._.moha先生 - ミルーム

【そうだ、先生に聞こう】moha._.moha先生

目次

こんにちは!ミルーム編集部です。


特集【そうだ、先生に聞こう】はミルームで人気の講座を担当する先生に


「○○を始めたきっかけ」や

「講師になって嬉しかったこと」など、

様々な角度からインタビューしていく連載シリーズです。


ふだんは画面の中でしかお会いすることのない先生の素顔や魅力を皆さんにお伝えしていきます!


今回は、

グラデーション糸で楽しむ かんたんかわいい海のいきもの刺繍講座 moha._.moha先生


刺繍作品の仕立て方講座 moha._.moha先生


など合わせて9つの講座を担当するmoha._.moha先生のお話を伺いました。


先生のペンネームの由来が気になります!


友達に「もはちゃん」と呼ばれることが多いのでmohaを使っています♪


名前の間にいる顔のようなマークの"._."は、生き物の顔を表しています。生き物の作品を作ることが多いので、名前も生きているイメージを伝えたいと思い「moha._.moha」にしました。

先生が刺繍を始めたきっかけを教えてください


昔からハンドメイドが好きだったというのもあるのですが、実は芸大卒業後に小学校で図工の先生をしていたことがあります。


その当時、手芸クラブの顧問を担当したことがあり、子ども達と一緒に刺繍で名前入れをしたりステッチを楽しんでいました。


子どもと一緒に楽しめるというのも魅力的で、そこから刺繍に興味を持つようになって。


百貨店で開催される刺繍フェアや本屋さんで目にする刺繍の雑誌などに触れていくうちにますます刺繍のかわいさに惹かれました。



空間いっぱいに並べられた布やかわいい色の糸を見るのが好きで、手芸屋さんにもよく通っていたんです。そんなある日、売られていたグラデーション糸がとてもキレイで一目惚れしました。




もともとミシンにも興味があり自分用のミシンを購入していましたが、布を使ってオリジナルの作品を作るのは難しいと感じていて…


一目惚れしたグラデーション糸で作品にワンポイントの刺繍を入れたらオリジナル性が出せると思って、グラデーション刺繍を始めることになりました。

刺繍はどのように学ばれましたか?


ステッチの基礎は本を買って勉強しました。

下絵などのイラストは全てオリジナルなので全て自分で描いていたんですよ。


イラストが得意というわけではなく、例えばプリンの絵に目と口を描いて顔を完成させるような、ちょっと付け足したりする程度の落書きみたいな絵を描いていました。



▲先生が刺繍を始められた頃の作品です!


大学時代にデザインの勉強をしたり、習い事で生花をしていたので、空間の生かし方やバランスの取り方の基礎は既に身についていたかもしれないですね。


それでも最初から刺繍が得意だったわけではありません。

糸の色がくすんでしまったりと失敗の連続でした。



▲かわいらしいお顔が魅力的なエイリアンたち


それでも、たくさん刺繍をしていると手が慣れていって縫い方や色使いのコツが分かるようになりました。


今でも難しくて縫うことが大変なものもありますが、わたしにできることを継続することを心がけています。

グラデーション糸をメインに使っている作家さんはほとんどいないので、この活動を続けていきたいです。

先生にとって刺繍の魅力はどんなところですか?


ひとりの時間を集中して楽しめるところ
が魅力だと思います。


最近は刺繍の時間をたくさんつくる事ができていないのですが、夕方から寝るまでの時間で「今日もいい作品を作るぞ!」と気合を入れて集中します。


刺繍をするときはよくYouTubeのラジオ放送を聴いたりしていますよ(笑)


▲クジャクは先生にとって思い入れのある大作なんだとか♪


子供の頃から黙々と何かをしているような性格で、ぬり絵などの集中力が必要な作業をすることが好きでした。


塗り絵でいうペンと紙が、糸と布に変わったという感じで、刺繍はわたしにすごく合っているなと思います。


▲見ているだけでほっこりした気持ちになりますね


刺繍は人によって得意か不得意かが分かれやすいものですが、得意なことを続けていくと自信につながっていくので、刺繍はわたしに自信をくれました。


少しずつ刺繍を進めていく時間も楽しいですが、作品を完成させた時の達成感を味わえるのも魅力ですね。

アイデアはどのように生まれてきますか?


作品のアイデアは、季節やふだんから見ている景色から浮かんできます。

それを大好きな動物たちと組み合わせて作品を作ることが多いです。


例えば、4月ならお花見、バレンタインはお菓子作りをする動物などなど…



季節のお花と組み合わせたりしながら、かわいらしい作品を作るためにアイデアを膨らませています。


あとは、作品に立体感を出したいときに実際の生き物を参考にしたりもしますね。



▲ライオンのたてがみが立体的に縫われています!


それでも針の刺し方を工夫して毛流れを意識して縫うことはとても難しく試行錯誤しています(笑)


動物園や水族館に出かけることも大好きなので、動物に癒されながら作品のインスピレーションをもらうこともありますよ。

ミルームでのオンラインレッスンについてもお聞かせください


もともと人に教えることが好きなタイプでした。


まだ現在ほど動画クリエイターのような存在がメジャーではなかった時にお声をかけていただいたことがきっかけです。


ミルームでは撮影から編集までのすべてを行なってくれるので、わたしは刺繍に集中して取り組むことができるところがとても良かったと思います。


▲カラフルなどうぶつたちの中にはミルームで作れる作品も!


すごくいいサービスだったので始めはミルームのことを少し怪しんでしまいました…(笑)


それでも先に講座を開講した先生のお話を聞いて、やったことのないことにチャレンジさせてもらえる機会を無駄にしたくないと感じたので、緊張しながらも始めたのがいい思い出です。

講師をしていて嬉しかったことはありますか?



本では伝えられない、動画だからこそ伝えられる表現方法作品の立体感が学べる刺繍講座ができたことが本当に嬉しかったです!


刺繍を進めると糸のグラデーションが変わっていく楽しさやワクワク感を生徒さんに伝えたかったので、カメラを近づけて撮るなどの工夫をしました。満足のいくレッスンができたと思います。



少し難しい部分もあったかもしれませんが、マイレポでとてもステキな作品を作ってくれたことを教えてくれる生徒さんがたくさんいて感動しました!

先生が今後、目指したいことや挑戦したいことを教えてください!


グラデーションの刺繍は難しいと感じている方が多いので、そういったイメージを無くしていけたらいいなと考えています。


そのためにもっと簡単で、みなさんが作りやすい作品をレッスンした講座を開きたいです。


物語を考えることも好きなので、刺繍でお話を伝えられる作品を作ってみたいです。


例えば、刺繍からいきものたちの性格がわかったり、いろいろな生き物が仲良く暮らしているような世界を表現したり…


▲先生の作品はどれもかわいくて欲しくなってしまいますね♪


大きな作品を作ることにも挑戦するなど、まだまだやりたいことはたくさんあります!

moha._.moha先生、ありがとうございました!


グラデーションの糸を使ったかわいらしい作品が魅力のmoha._.moha先生。

ペンネームの由来や意外な過去まで、先生の魅力をたっぷりお伝えしました!


ワンポイントあるだけで一気に華やかに見える刺繍にみなさんも挑戦してみませんか。


現在ミルームではmoha._.moha先生の9つの講座が開講中です!


講座は下記のリンクから♪


moha._.moha先生