「なんかゴチャゴチャしてるな。」
家事を終えてコーヒーを片手に一息ついたのもつかの間、どうしても視界に入ってしまう散らかった部屋を見て、沈んだ気分になります。
天候の変わりやすい時期に入り、家にいる時間が増えたことで以前に増して感じるようになってしまった部屋の散らかり。
自分なりに片付けてはいるつもりなのになぜか散らかって見え、もやもやの残る部屋。
生活の大半を過ごす部屋が散らかっていると、何をしていてもスッキリしない気分です。
そんな中訪れた友人宅でわかった、自宅に対するもやもやの正体。
それは「生活感」でした。
友人宅はまるでホテルを彷彿とさせる、生活感を感じさせない部屋でした。
部屋にあふれる生活感こそが、どこか散らかりや落ち着きの無さを感じさせるもやもやの正体だったのです。
生活感を感じさせない部屋は、全体的に統一されて引き締まった印象を与えます。
生活感を感じさせないコツは目に入るものを最低限に抑えること。
見せない収納やスペースを有効活用した収納で対策をすることができます。
モノが少なく見えるだけでも、部屋全体に対する印象はだいぶ変わります。
他にも、インテリアの色を同系色でまとめたり、パッケージなどの文字情報を減らすこともポイント。
系統の揃っていないさまざまな色が混同したインテリアは統一感のない印象を与え、パッケージなどの文字はそれだけで多くの情報を脳に与えます。
1日の中で多くの時間を過ごす部屋で落ち着いて過ごすためにも、脳に与える情報はより少なくすることが重要です。
自分の好きな部屋で過ごすことができればストレスも減り、自己肯定感も上がることでしょう。
きれいな部屋が変える、わたし
部屋がきれいになると、自分の暮らしを好きになることにも繋がります。
いつもと同じコーヒーでも、きれいな部屋で飲むのではどこか良い一杯に感じるものです。
また、きれいな部屋で過ごすとルームフレグランスや間接照明、観葉植物などさまざまなインテリアを取り入れるモチベーションにも繋がります。
きれいな部屋を眺めながらどんなインテリアを取り入れるか考える時間はとてもワクワクするもの。
いつも素通りしていたインテリアショップも、ちょっと立ち寄りたくなるかもしれません。
入居する際はまっさらな部屋を見て、どんな自分好みの空間にしようか心躍らせた人も多いはず。
自分はかたづけが苦手だからと諦めてしまうのはきっとまだ早いです。
片付けのコツをつかんで生活感のないスッキリとした部屋、目指してみてはいかがでしょうか。