最近、私のまわりではお菓子づくりがちょっとしたブームのようで。
休日、SNSに手づくりお菓子の写真が上がっているのをよくみかけます。
いいな、と思う気持ちもあるけれど、ふだんお菓子をつくらない私にとっては少しハードルが高いなと感じていて。
そんなときに、型抜きをせずにカンタンにつくれるクマのクッキーをみつけました。
かわいらしいクッキーを、型抜きなしでつくれる。
お菓子づくりがハードルが高いと感じていた私にとって、その手軽さはとても魅力的でした。
「型抜きをしないで、どうやってつくるのかな」そう思ったわたしは、このクッキーについて少し調べてみることに。
すると、このクッキーは棒状にした生地を切ってつくっていることがわかりました。
まるで金太郎飴のようなクッキーです。
型抜きせずにつくれるこのクッキーは、「アイスボックスクッキー」というと言います。
手軽さとかわいさに惹かれた私は、ひさしぶりにお菓子づくりをしてみることに。
さっそく、クッキーづくり開始。
型抜きをつかわずに作ったことがなかったので、どんな仕上がりになるのかドキドキです。
薄力粉 150g
卵黄 1つ
粉砂糖 70g
無麺バター 100g
黒胡麻 適量
ココアパウダー 小さじ1
まずはバターを溶かし、混ぜながら粉砂糖・卵・薄力粉を加えていきます。
バターの香りがふわっと漂ってきて、昔のお菓子づくりの思い出が蘇ってきました。
混ぜ終わったら、その生地から160g取ります。
そして、残った方にココアパウダーを加えていきます。これがクマの顔と耳になるそうです。
次に、あとでクマの鼻をつくるために、ココアパウダーを加えていない白いままの生地から、少しだけ生地を抜いておきます。
ちょっとした工夫が、かわいさの秘訣なのだとわかりました。
白い生地は綿棒で平らに伸ばしていきます。
ココアパウダーを混ぜた生地は、顔をつくるために大きな棒状にし、さらに耳をつくるための2つの小さな棒状のものもつくります。
これらを冷凍庫で冷やし、一旦休憩。
少しじかんを置いたら、冷凍庫から顔と耳の生地をとりだし、くっつけます。
もう完成はすぐそこ。
これがかわいいクマの顔になるのかと想像すると、焼き上がりが待ちきれません。
平らにした白い生地で、クマの顔を巻いていきます。
金太郎飴をつくっているような、不思議な気分になってきました。
少し冷やしたら、カットしていくことに。
型抜きを一度もつかっていないのに、カットすればかわいらしいクマが登場。
そのかわいさに、ひさしぶりにお菓子づくりをしてよかったと改めて感じました。
さいごに、残していた生地で鼻、黒ごまで目を付けて焼いたらクマのクッキーの完成です。
型抜きなしでこんなにかわいいクッキーができることを、初めて知りました。
あまりのかわいさに、友人にもおすそ分けすることに。
気になっていたけれど、なかなかできなかったお菓子づくり。
型抜きせずにつくれるかわいいクマのクッキーに出会って、ひさしぶりにお菓子づくりのたのしさを思い出しました。
手軽につくれるこのクッキー、またつくる日はそう遠くない気がします。