寒くておうちに籠もっていたい冬。
どこへも行きたくない気持ちになりますが、日本の各地にはこの季節ならではの素敵な風景があります。
静かに広がる雪景色、澄んだ空気に映えるイルミネーション。
特別な景色があると知ると、ちょっと旅をしたくなるような気がしてきますね。
今回はそんな冬の旅におすすめの場所と、その地の伝統を学べるミルームの講座を合わせてご紹介。
「見に行ってみたい!」と思うか、「おうちで伝統に触れよう」と思うかは人それぞれ。
どちらにしても、寒く縮こまっていた気持ちがほっこり緩むかもしれません♪
金沢の冬の風物詩「雪吊り」。
木の枝が雪の重みで折れないように補強するもので、樹木のまわりに三角錐のような形で設置されます。
この時期にだけ、日本三名園のひとつとされる兼六園でも堪能できますよ。
そんな石川県には、古くから伝わる「加賀のゆびぬき」という裁縫道具があります。縫い物をするときに中指にはめて、針のあたりやすべりを抑えるもの。
革製や金属製のものもある中、絹糸を1本1本重ねて美しい模様を作っているのが加賀のゆびぬきならではです。
ミルームにも加賀のゆびぬきを作る講座があり、裁縫道具としてだけでなくアクセサリーにアレンジする方法も学べます。
美しい模様をかがりながら、冬の石川県に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
ゆびぬきで作る 彩りアクセサリー講座
青森県では、毎年2月に弘前城雪灯籠祭りというお祭りが開催されます。大小さまざまな灯籠や雪像がならび、ろうそくを灯したミニカマクラも登場するんだとか。
会場となる弘前城もライトアップされ、幻想的な風景が見られそうです。
そんな青森県には、「こぎん刺し」という伝統工芸があります。
農民たちが寒さをしのぐ生活の知恵として、江戸時代に生まれたんだそう。
ミルームにもこぎん刺しを学べる講座があります。独自の幾何学模様は、フレームにして飾ったりくるみボタンに仕立てるととってもかわいいですよ。
寒い冬に生まれたかわいい模様を刺していると、津軽地方の雪景色も身近に感じるかもしれません◎
日本の伝統工芸・こぎん刺し基礎講座
冬の雪をまとった富士山は美しさも格別。
空気が乾燥して水蒸気の揺らぎが減り、周囲とのコントラストもはっきりします。
中でも山梨県から見る富士山は、左右対称で均整のとれた山影が魅力です。
そんな山梨県は、日本のワイン生産発祥の地。
ブドウ畑がそこかしこに広がり、個性豊かなワイナリーが集結しています。
ミルームにもワインのペアリング講座があり、相性の良いワインと料理を学ぶことができますよ。
富士山を眺めながらワインを堪能する、そんな旅を想像するのもいいですね◎
プチ贅沢を味わう『ワイン』のペアリング講座
冬ならではの日本の名所を、それにまつわるミルームの講座と交えてご紹介しました。
旅に出た気分でレッスンを楽しめたり、「もっと知るために行ってみよう!」と旅をするきっかけになったりするかもしれません。
レッスンを通してみなさんの冬がほっこりあたたかく、豊かなものになりますように◎