足元が冷える季節。
おうちで暖房をつけていても、足だけはなかなか温まりません。
靴下の重ね履きをするべきか・・・
インターネットでルームソックスを探してみるものの、「どんな履き心地かわからないのもなあ・・・」と、どれもしっくりこず。
おうちで履くから誰にも見られないけど、やっぱり履いていて心地良いものが一番。
そう思ったとき、せっかくだから自分で作ってみようと思ったのです。
靴下には、履いた瞬間に暖かさを感じる素材というものがあるそう。
そういった素材は、手編みだからこそ使える贅沢な毛糸。
それってどんな履き心地なんだろう・・・!
編み物なんてしたことがないわたしですが、チャレンジしてみることにしました。
今まで靴下にあまり注目してきませんでしたが、学んでみるととても奥深い世界。
靴下の各部分に「カフ」や「フラップ」などの名称があるなんて、知らなかったことだらけです。
その編み方もさまざまで、まだひとつも編んでいないのにいろんな靴下を編みたくなってきました。
まずはあせらず、初心者でも簡単というルームソックスから。
海外ではスリッパとしても使われ、古くからある定番のデザインとのこと。
はじめての棒針編みで、かかとからつま先へと編んでいきます。
最初はわからないことばかりでしたが、パターンを覚えればサクサクと進めます。
編み始めるとできあがっていくのが嬉しくて、つい時間を忘れて夢中に。
簡単な道具と扱いやすい素材ですが、やっぱり途中でうまくいかないことも。
初めてなので仕方ありません。
編み地がガタガタになったり、写真のようにきれいにしあがらなかったり。
そんなつまづきポイントも、動画では丁寧に解説してくださいました。
動画をくりかえし確認しながら、ゆっくりと時間をかけて。
初心者のわたしでも無事にルームソックスができあがりました。
靴下はおなじものを2つ編むので、編み方の練習にもなります。
もう片方を編む頃には自然と手が動いて、お気に入りのラジオを聞きながらのんびりと編むことができました。
サイズ調整表を見て、自分に合ったサイズで作ったので履き心地もばっちり。
すっかり自信になって楽しめたわたしは、続編の講座も受講することに。
今度はルームソックスではなくお出かけにも履いていけそうな靴下です。
少し難しくなるかもしれないけれど、きっと大丈夫。
丁寧に教えてくれる動画があるから、ニットの風合いや編み地に癒されながら進めていけそう。
足元が冷えて縮こまっていたけれど、手編み靴下のおかげでぽかぽかに。
そして「次はどんな靴下を編もうかな?」「編んだ靴下でどこへ出かけよう」と、日々の暮らしまであたためてくれる手編み時間でした。
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贅沢な履き心地の靴下講座 事前準備とROOM SOCKS編 平田暁子先生