来年の手帳が発売されるこの時期、わたしはいつも「手帳会議」をします。
手帳会議とは、今使っている手帳の使い方を振り返ったり、来年どんな手帳を使うか検討すること。
オーソドックスな手帳だけでも、週間ページが充実したもの、月間ページのみのシンプルなもの、1日1ページのボリュームたっぷりなものなど、さまざまな手帳が発売されています。
さらにサイズも各種そろっていて、カラーやデザインも豊富となると、それぞれに魅力があって選ぶのが大変・・・!
書くことが好きな方は、内容によって複数の手帳を持っていることも珍しくありません。
オリジナル手帳のすすめ
手帳会議をしつつも、なかなか来年の手帳が決まらずにヤキモキしていませんか。
そんな方におすすめしたいのが、「オリジナル手帳」という選択肢です。
ページに枠を書いたり絵を描いたり、自由にレイアウトできるのがオリジナル手帳の魅力。
ノートも自分で好きなものを選べるので、種類によっては手帳を買うよりもコストカットできます。
作ってみたい!でもアイデアが浮かばない・・・という方のために、3つのオリジナル手帳の作り方をご紹介しましょう。
ひとつめは、ハンドレタリングアーティストchalker先生のオリジナル手帳。
「My goal journal」と名付けられた、書きながら目標達成もめざせる手帳です。
手帳には欠かせない数字や、アルファベットなどの文字もすべて手書き!
印刷した文字よりもやわらかく、ページをひらくたびに愛着がわいてきます。
万年筆の書き方、ライナーペンを使ったイラストの描き方をマスターすれば、このようにおしゃれなページを作ることができますよ。
叶えたい夢、毎日の週間など、目標達成のために手帳に書くとよいことも紹介してくださいます。
オリジナル手帳なら目標に合わせて自由にページを作っていけるので、パッと見てわかりやすい記録に。
文字や絵のかきかたを学びながら、楽しくゴールを目指していけそうです。
chalker先生の手帳を作ってみたい方はこちら
ハンドレタリングで作るオリジナル手帳講座 chalker先生
ふたつめは、はんこ作家MA7stamp先生のオリジナル手帳。
消しゴムはんこを作り、それをスタンプすることでかわいいページを作っています。
水玉やボーダー、さまざまな模様の消しゴムはんこを作っておけば、組み合わせしだいでいろんな彩り方ができます。
インクの色を変えるだけでも雰囲気がかわって素敵ですよ。
いくつかのフレームをコラージュすると、その枠ごとに1日の予定を書き込める週間ページの完成。
毎週ちがうデザインのページにもできるので、飽きることなく手帳じかんを楽しめそうです。
作ったはんこをポンッと押すだけ。
手軽にオリジナル手帳を作りたい人にもぴったりです。
MA7stanp先生の手帳を作ってみたい人はこちら
スタンプの使い方が多彩に広がる!スタンプ&コラージュ制作講座 MA7stamp先生
さいごは、スクラップブックデザイナーKIMIEMON先生のオリジナル手帳。
アンティークな紙ものやクリアスタンプを使った、しかけ絵本のような美しい手帳です。
書き込むたびに気持ちをワクワクさせてくれるにぎやかなページ。
スクラップのコツを学べば、自分の好きなテイストで作ることもできます。
きれいな文字や線を書くよりも、直感的に好きなものを貼って手帳を作りたい方におすすめです。
思い出のチケットなど、ページの一部として自然に残すことができるデザイン。
使い終わったあとも何度も見返したくなる特別な1冊になります。
KIMIEMON先生の手帳が作りたい方はこちら
スクラップブッキングで作る システム手帳講座 KIMIEMON先生
手帳選びで迷っている方は、ためしにオリジナル手帳を作ってみてはいかがでしょうか。
オリジナル手帳を作ることで自分の書きたいことが見えてきて、欲しい手帳が明確になるかもしれません。
ご紹介したレタリングやスタンプ、スクラップブッキングなどの素敵なアイデアは、市販の手帳を使うときにも活かせる技術です。
自分で作る手帳なら、いつやめても、いつまた始めても大丈夫。
お気に入りの手帳を手に入れて、いつでもたのしい手帳のじかんを過ごせたらいいですね。