こんにちは!ミルーム編集部です。
特集【そうだ、先生に聞こう】は、ミルームで人気の講座を担当する先生に、「○○を始めたきっかけ」や「講師になって嬉しかったこと」など、様々な角度からインタビューしていく連載シリーズです。
ふだんは画面の中でしかお会いすることのない先生の素顔や魅力を皆さんにお伝えしていきます!
先生が腸セラピストや養腸家になられたきっかけを教えて下さい。
腸もみに初めて出会ったのはセラピストになってからです。
私は幼い頃から便秘や頭痛に悩まされ、体調がいいときの少ない学生時代を経て社会人になりました。
また、事務職だったこともあり、1日中座りっぱなしで、肩こりや腰痛、月経痛などの不調で常に悩んでいました。
30歳を過ぎたタイミングで、思い切ってリラクゼーションサロンに転職、そこで腸もみを学びました。
そして、サロンで働き始めて3年目に入ったころ、
「今まで人に腸もみの施術をするだけだったけれど、腸は自分でもめるのでは?」
と思いセルフ腸もみをするようになったんです。
その結果、便通改善や肌荒れの解消、体温上昇、ダイエットなどさまざまな効果が実感できました。
人に行う腸もみを、誰もがセルフで行えるように作り変えたことで、多くの人が自分でもめるようになり、腸セラピストとしてやりがいを一層感じるように。
この経験は、腸や身体の不調に悩む人の力になる原動力となっています。
今では、「腸セラピスト」の他、腸と自分自身を大切にする方法を伝える人という意味の「養腸家」とも呼ばれています。
先生ご自身の体験がきっかけになっているんですね。サロンで技術を学んだとのことですが、そこからどのように先生のスタイルが出来上がったのですか?
サロンで学んだやり方で施術をすると、施術中に痛がるお客さまがいらっしゃって。
これではリラックスできず緊張感も取れないと思い、その原因を考え、試行錯誤を重ねた結果、極上のリラックスを体感できる手技を確立できました。
また、腸もみスクールの講師となったことで、「人に教える」という行為を通じて、今まで以上に技術の見直しや腸に関する勉強をするようになりました。
施術と講師の両面から学ばせてもらえたおかげで、今の私のスタイル「腸がよろこぶ強さやリズムでもむ」の基礎が出来上がりました。
1番の魅力は、「腸は手をかけた分だけ返してくれるところ」です。
腸は、呼吸の浅さ、姿勢、ストレス、食事など、様々な要因が絡み合ってカチカチになっている方がとても多いです。
これは「なんとかしてほしい」という腸からのSOSのサイン。
時には本人がまだ気付いていない不調さえも腸が教えてくれています。
そんなカチカチになった腸は、適切な圧やリズムでほぐしてあげると、つきたてのおもちのようにふわふわになるんですよ。
腸は素直で正直なので、必ず反応が返ってきます。
柔らかく温かくなった自分の腸を触ったとき、自分の身体を愛おしいと感じますし、やってよかったと思いますね。
効果を感じられるのは嬉しいですよね。ですが、毎日続けるのは難しそうで…。何かコツはありますか?
腸もみがとても大事だという自覚を持つことと、腸もみがとても心地良いものだと実感していただくことです!
腸は整うほど、消化・吸収・排泄がスムーズになったり、免疫機能のバランスがよくなっていきます。
虫歯の予防のために歯磨きをするのと同じように、腸と全身の健康を保つために腸もみをするのだとご理解いただければ、毎日続けるのが当たり前の感覚になりますよ。
腸もみを続けていくと、その気持ちよさに気付き、やみつきになると思います。
私は重要性と心地よさ、どちらも知っているので20年近く継続できています。
中には、毎日腸もみを続けるのは難しいという方もいらっしゃるかもしれませんね。
そんな方は、気づいたときに深呼吸をするのがおすすめです。
深呼吸は、すぐにできるセルフケアです。
特に、息をゆっくり吐くことに集中して深呼吸をしてみてください。
少しの時間でよいので、自分の身体に意識を向けて行動することが健康への第一歩です。
お客様と信頼関係を築くことですね。
特に「初めまして」のお客さまのときには、カウンセリングの時間を大切にしています。
お腹って普段他人に触られない場所なので、中には不安を感じている方もいらっしゃるんです。
節度と親しみやすさのバランスを大事にしたコミュニケーションを心がけることで、余分な不安はなるべく払拭して施術を受けていただくことを心がけています。
また、お腹はとっても緊張しいで怖がりです。
少しでも緊張を和らげるために、保護猫に接するようなイメージで施術しています。
色んな配慮をされているんですね。先生ご自身が健康のために気をつけていらっしゃることはありますか?
食事や運動など、ストイックにやりすぎないということです。
何事もストレスにならないように、楽しむことを1番に心がけています。
普段の食事は腸のために腹八分目やよく噛むことを意識していますが、私も人間ですから欲望や誘惑に負けて好きなものをたくさん食べたい日もあって。
そういう日は、「今日はごめん!」と先に腸に謝ってから心ゆくまで楽しみます。
罪悪感を持たないよう、時々は自分を甘やかす日を作るのも大切ではないでしょうか。
運動も頑張りすぎず、嫌にならないところまでにすると私は続けられますね。
プロのトレーナーの方に見てもらうときだけは頑張って、それ以外の日は姿勢や呼吸などの自分でも意識できることを毎日続けています。
アメとムチが大切なんですね。話が変わってしまうのですが、ミルームでオンライン講座を始めたきっかけを教えてください。
もともと私1人での情報の発信には限界を感じていました。
そんなときにミルームさんからご連絡をいただき、「こんな素晴らしいサービスがあるんだ!すごい時代だな」と驚きました。
ミルームさんを通して、腸もみをもっと多くの人に知ってもらえるありがたい機会だと思い、講座を担当することに決めました。
「身体の不調を抱えているけれどサロンになかなか行けない」、「自分のことはなるべく自分でケアしたい」という方にぜひ受講していただきたいです。
実際に講座を担当して、良かったことはなんですか?
自分のやってきたことを客観的に捉える機会になっているだけでなく、動画という形で残るのは財産だなと感じています。
講座ではあえてアナログな手書きのイラストなどを使って説明しているのですが、これも自分の伝え方の引き出しを増やすことに繋がったと思っていて。
画面の向こうにいる皆さんに、どうしたらわかりやすい講座を届けられるかを考えたことで、私自身非常に勉強になったと感じています。
大変だったことや、難しかったことはありましたか?
皆さんの反応がすぐにわからないことですね。
これまでオンラインで教える機会が少なかったので、ちゃんと伝わっているかな?と不安になりました。
もむ強さや圧の伝え方で悩んだり、笑いのツボが皆さんと違いすぎて、スベりまくっていたらどうしよう と思ったりすることも...(笑)
オンラインだからこその難しさもありましたが、講座を受けてくださった方から
「お腹だけでなく、身体全体が軽くなりました!」「むくみが取れてスッキリしました!」
というようなお声をいただくと、心の底から嬉しい気持ちが湧き上がってきます。
腸もみを通じて、皆さんのトータルライフをサポートしたいです。
腸は自分でもむことのできる唯一の臓器であり、健康や美容と深く関わっている臓器です。
自分でケアできることをもっと多くの人に知っていただきたいですし、腸もみの心地よさを体感して欲しいと願っています。
快適な腸になるための食事や運動についても知ってほしいので、これからも情報の発信をしていきたいです。
真野わか先生、ありがとうございました!
全身の健康に繋がる臓器の腸。
腸もみを通じて自分の身体に意識を向けて、大切にしていきたいですね。
現在、ミルームでは真野わか先生の『1日5分!めぐりの良いカラダになる腸もみ講座』を開講中です!
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