ふんわりとバターの香りを感じながら、ゆったりお菓子をつくる休日は、一週間の疲れを癒す至福のひととき。
オーブンのなかでお菓子が膨らめば、一緒にむねも膨らみます。
オーブンから帰ってきたお菓子たちは、きれいでも少し崩れていても愛おしく思えるもの。
すべて抱きしめて、お気に入りのお皿に丁寧に盛り付けます。
愛おしいお菓子たちの思い出をとっておくために、おいしくいただく前に一枚パシャリ。
ひとくち、またひとくちと食べて、お気に入りのお皿の柄がきれいに見えた頃には、おなかも心も満腹に。
すこしだけ寂しさを感じたのは、ここだけの話。
さいごはコーヒーで、癒しのひとときに花を添えました。
そんな想いから始めたのが、インスタグラムです。
手作りのお菓子や、思わずため息が漏れてしまうような旅先の風景、道端でみつけた小さなお花など、自分だけの幸せを綴る特別なアルバムとして使っています。
ページを開けば、しまっておいた記憶が色を取り戻し、やさしくお出迎え。
ゆったりひとり時間、思い出アルバムを見返してこれまでの大切な思い出に浸るひとときは、しあわせそのもの。
だれのためでもなく自分のために、1枚、また1枚と刻んでいきます。
そんな中で、大切な瞬間の写真たちをデザインで彩ることが最近の楽しみです。
幸せに花を添えるよう、大切な瞬間をさらに素敵な思い出として残すため、ちょっとしたデザインやイラストでお気に入りの写真を彩っていきます。
愛用しているのは、Canvaというデザインツール。
お気に入りの理由は、センスの良いテンプレートや種類豊富なイラストが使えるから。
ゆっくりとデザインを考える余裕がなくても、まるで雑誌の1ページのような、見ているだけで気分が華やぐ1枚が出来上がります。
見ているだけでデザインの勉強にもなるので、最近はふとしたときに雑誌をめくるようにCanvaを眺める時間を楽しむことも。
今日も、先ほどの小さなお菓子たちの1枚を、このCanvaで彩ることに。
インスタグラムのテンプレートにお菓子の写真をおけば、その写真に合った色をCanvaが提案してくれます。
そのなかから自分の好きな色を選べば、写真と色がセンス良くマッチ。
余裕のあるスペースにイラスト添えたり、おしゃれなフォントで日付を記したり…
どんな風にアレンジするか、ゆっくり考える時間もまた、たのしいひととき。
これだけのひと工夫で、自分だけの1枚が完成し、思い出アルバムの特別感が増すものとなります。
たまにとりだして、色褪せないまま浸っていたい幸せな思い出。
そんなとき、Canvaの使い方が分かれば、幸せな思い出にラッピングをして色鮮やかに刻むことができます。
ときが経っても思い出せる自分だけの1ページを、アルバムに残してみてはいかがでしょうか。