こんにちは!ミルーム編集部です。
特集【編集部体験記】は、編集部員が気になる講座を実際に体験し、感想をお届けする連載企画です。
今回はご紹介するのは、「和モダンカリグラフィー 基礎講座」。

カリグラフィーって興味深いけど、道具が専門的っぽくてなかなか手が出せずにいました。
自分で調べても決められないな⋯と思っていたとき、「これぞキットの出番!」と思い、一受講者として注文してみたのがはじめの一歩でした。
和モダンカリグラフィー 基礎講座
Shoko Harada先生

これさえあれば受講できる!というオールインワンキット。
ペン先の「ニブ」もいっぱい種類があって何が何やらだったけど、こうして先生おすすめのものを届けてもらえたら安心です。

印刷されたテキストも同封されていて嬉しい!
家にプリンターはあるものの、電源をいれて紙をセットして⋯って意外と面倒に感じていたことに気づきました。

いきなり初めてのカリグラフィーペンで書くのは勇気がいるなと思っていたけど、最初は鉛筆で書いてみましょうと聞いて一安心。
子どもの鉛筆を借りて、なみなみやループを書いていきます。
なんとなく肩の力が抜けてきたところで、いよいよカリグラフィーペンに持ち替えです。

まずはホルダーに、ペン先のニブを取り付けます。
こんな形のペンは今まで見たことがなくてちょっとびっくり。
きらきらの真鍮に少し緊張しながら、動画で先生の解説を聞いて無事にセットしました。

次はインクを開封。
こちらも先生のおすすめのものです。
外国製なので自分ではよくわからず、きっと選べなかっただろうなと思います。
ニブを収納するおしゃれなケースもついていて、今は使わない方のニブはこちらに入れておきました。

そしていよいよインクをつけてみます⋯!
インクのつけ具合も先生に教わったとおりにやって、準備は万端。
たっぷり入っているインクに、「これは長く楽しめそう〜!」とワクワクしてきました。

シンプルなストロークからはじめて、カリグラフィー独特の線が出せる「インフィニティループ」へ。
書いてみると⋯あれ?なんだかうまくいかない⋯
太い線と細い線の強弱がつかず、見本に沿って何度か書いてみても思うようにいきません。

しかし、先生のポイントを聞きながら何度か書いていくうちに、線の強弱がついてきました!
「なんとなくカリグラフィーっぽい!」
コツをつかむとどんどん楽しくなってきて、続けていろんな練習を進めていきました。
カリグラフィー特有の線が書けると、じんわり心が満たされるように嬉しかったです。

基本のストロークの練習が終わったら、ひらがな50音の練習です。
いよいよ文字を書くとなると、また一歩進んだ気持ちに。

この講座で学べるのは、先生オリジナルの「春風」という書体。
流れるように美しいこんな文字を、わたしも書けるようになるのかな?とペンを動かします。
見本とは少し違ってしまったけど、「和モダンカリグラフィーに正解はない」という先生の言葉に励まされました。

今はこうして、ひらがなを引き続き練習しているところ。
このあとには漢字の練習、そしてフレーズの書き方も待っています。

キットで手軽に始められた和モダンカリグラフィーは、コンパクトに収納できて日常の中で続けやすいのも魅力でした。
これならスキマ時間にも、少しずつ進められそう。

いつか先生のようにメッセージカードを作ったり、自分の手帳や日記にカリグラフィーで字を書いたりする日を夢見て。
今夜もカリグラフィーをする自分時間がとっても楽しみです。
和モダンカリグラフィー 基礎講座
Shoko Harada先生