ある日、友人からカードを頂いたときのこと。
中を開けてみると、オシャレに書かれた英語が添えられているのが目に入りました。
その優雅な印象に惹かれた私は、カードを贈ってくれた友人にこの文字のことを聞いてみることに。
すると、このオシャレな文字は「カリグラフィー」だということがわかりました。
調べてみると、カリグラフィーは「西洋の書道」とも言われているそう。
日本でも贈り物をするときなどに、カリグラフィーを活用される方が増えているのだといいます。
メッセージカードやお手紙などに、自分で書いた文字を添えることができるカリグラフィー。
オシャレさと美しさを添えてくれるカリグラフィーを、私もやってみたくなりました。
ただ、字を書くのがニガテな私は、正直不安で。
はじめてみるか迷っていました。
そんなときに、字がニガテでも基本からゆっくりはじめれば美しく書くことができると知って。
美しい文字を添えられる大人になりたいと思い、やってみることにしました。
まずは、ペンの持ち方から。
お手本の真似をしながら、ペンを持っていきます。
このとき力を入れずに楽にペンを持つのがポイントなのだとか。
書いているじぶんを想像しながらペンを握ると、ドキドキが止まりませんでした。
次に、線の太さの出し方を練習していきます。
筆圧の強弱によって、線の太さを変えて書いていきました。
同じペンでも、強さによってまったくちがう太さの線になっていくことに驚きです。
基本のストロークを練習したら、さっそく文字を書いていきます。
筆圧のつよさや、円を描くときに意識する形など、1文字1文字のポイントを練習。
ペン先が紙の上を滑っていく感覚は、なんとも心地のよいものでした。
慣れてきた頃には、文字をつなげる練習や、アレンジの仕方まで習うことができました。
ポイントを習って書くことができたので、はじめてでもなかなかの出来栄えに。
今度、友人にカードを贈るときには、カリグラフィーを添えてみようと思いました。
優雅な印象に惹かれてはじめた、カリグラフィー。
文字を書いているじかんは、心地よさとドキドキを同時に感じる新鮮なひとときでした。
友人にカードを贈るときにカリグラフィーを添えるのが、たのしみになりました。