いつもの針に感謝をこめて。2月8日は針供養の日 - ミルーム

いつもの針に感謝をこめて。2月8日は針供養の日

針仕事をしていると、折れたり錆びたりして使えなくなった針が出てくることも。

2月8日は、そんな針を神社に納めて供養する「針供養の日」とされています。

使い古した針に感謝して、これからも裁縫の腕が上達するように祈願する行事です。



そんな針をいつも守ってくれているのは、ピンクッション。

針刺しや針山とも呼ばれ、無くさないように刺しておくのはもちろん、針先が丸くなったり傷ついたりするのを防ぐ役割もあります。

また、錆びにくく長持ちさせる効果も。



今回は、そのピンクッションを手作りする講座を4つご紹介します。

針供養の日をきっかけに、自分だけのアイテムで針を守ってみませんか◎


①テトラ型のピンクッション



裁縫をしている方は、おうちに端切れがたくさんあるのではないでしょうか。

こちらはそんな端切れを有効活用できるピンクッション。

7cm × 12cmの小さな生地でころんとした三角形を作っています。



中にマグネットを入れているので、針を休めるときにペタッとくっつけておけますよ。

瓶のフタなどにもくっつきますので、いろいろと便利な使い方ができそうですね。




端切れはどんな生地でも大丈夫。

リバティ生地や帆布など、たくさん作っておくとかわいいです♪


テトラ型のピンクッション くぼでらようこ先生


②刺繍で描くmosaic模様のピンクッション



mosaic模様が素敵なピンクッションは、刺繍の練習にも◎

小さなマスをカラフルな糸で刺していけば、このようなおしゃれなデザインができあがります!



刺繍をしている方はもちろん、刺繍初心者さんにもわかりやすい内容。

ひとつひとつの色が埋まるたびに達成感を感じられますよ♪




配色によってさまざまな印象になるのもmosaic模様の魅力。

こんな針山が手元にあったら、裁縫でステキな作品が生まれそうです。


刺繍で描くmosaic模様のピンクッション 延山菜摘先生


③コットン糸で作るピンクッション



「編み物はしたことがない」という方にもぜひ作ってほしいのが、こちらのピンクッション。

かぎ針を使った基本的な編み方で作ることができます。



小さい作品なので初心者さんにもぴったり!

二色のボーダーがかわいいので、飽きることなく編み進められます。



裁縫とジャンルは違えど、きっと今後も役に立つ手編みのスキル。

ピンクッション作りを通して、新たな手芸に挑戦してみてはいかがでしょうか♪


コットン糸で作るピンクッションの作り方 hime*hima先生


④花刺しのピンクッション



刺し子をしている方、してみたいと思っている方はこちらがおすすめ。

ぷっくりとした大きめの針山は、刺し子針のような長い針もしっかり守ってくれます。



作る過程で、花刺しという小さな刺し子模様も習得できます。

初心者さんでもコツを掴めば簡単にできますよ♪



ウッドボールに入れて仕立てると、作業場がとってもナチュラルな雰囲気に。

裁縫をしていない時でも、インテリアとしてお部屋を彩ってくれそうです!


花刺しのピンクッション いちきゆきこ先生


いつもの針に感謝を込めて



裁縫には欠かせない針。

ピンクッションは針にとって、ほっと休めるソファのような存在かもしれません。


いつも一緒に作品を作ってくれる針に感謝の気持ちを込めて、そのピンクッションを手作りしてみませんか。

自分だけのアイテムで、これからの裁縫時間がもっと楽しくなりそうです。