【そうだ、先生に聞こう】猪俣友紀先生 - ミルーム

【そうだ、先生に聞こう】猪俣友紀先生

目次

こんにちは!ミルーム編集部です。


特集【そうだ、先生に聞こう】は、ミルームで人気の講座を担当する先生に、


「○○を始めたきっかけ」や

「講師になって嬉しかったこと」など、様々な角度からインタビューしていく連載シリーズです!


普段は画面の中でしかお会いすることのない先生の素顔や魅力を皆さんにお伝えしていきます。


今回は、

入園・入学に大活躍!お子さま用レッスン小物作り講座 猪俣友紀先生

neige+「端切れ&布耳」で作る布小物講座 超入門編 猪俣友紀先生

などを担当する猪俣友紀先生にお話を伺いました。



いつ頃から手芸を始めていたのですか?


母親がキッチンでミシンをしていた影響か、幼い頃から手芸に触れる機会が多かったです。

幼稚園の頃、ミシンを使った雑巾を先生にプレゼントした記憶があります。


小学生の頃から、図書館に行くと手芸コーナーにいることが多かったりなど、気づけば手芸が好きでした。

なので、大人になり、娘が生まれたあとにも自然とミシンで必要なものをよく作っていました。



ロンパース、母子手帳ケース、バック‥‥欲しいと思ったものはすべて作りましたね。


自分の好きな布で作りたかったというのもありますが、その当時は買うより作る方がお金もかからなかったので、節約のためにもなったんです。


そうやってたくさん作っていると、気づけば余りの布が増えてしまって。

ただ「もったいないなあ」と思って、なんとなく手元に残しておいていたんです。



そんなときに菊池しほさんの手芸本に出会い、端切れを組み合わせて、可愛いものを作るのが楽しくて、節約のためだったものがだんだん趣味に変化したという感じです。

どんなふうに上達されたんですか?


あまり考えずに進めてしまうので、最初は縫い目が汚かったり、失敗も多かったですね。


”習うより慣れよ”の精神でひたすら作っていました(笑)


ぐっと上達したのは、ネット上の掲示板(BBS)で作品の写真を上げるようになってからな気がしています。自分の記録のためだけに始めたんですが、思ったより反応をもらえて。



いざ人に見られるとなるとよりキレイに作ろうとして、どんどん上達し、その後ブログを始めてからは、1日1個作って写真を載せるようになりました。

1日1個!継続の原動力は何でしたか?


ブログを見てくれる人たちと、ハンドメイドという趣味で繋がれたことが自分にとって大きかったと思います。


専業主婦だったこともあって、孤独を感じて心が落ち込むこともありました。



そんな時に手芸の作品を作ることで、無心になれたし、作品を見せると反応がもらえるので、どんなときもモチベーションになって、救われることが多かったですね。


1番思い入れのある作品について聞かせてください。


布耳仕立てのバッグです。


布生地の両端の部分のことを布耳というんですが、いろいろな生地の布耳を合わせてオンリーワンのバッグを作りました。



たくさんの作品を作っていく中で、自分の作品のアイコンになるような、代表的なものを作りたいと思ったことがきっかけで出来上がった作品で、本当に1番思い入れがありますね。


「高価な生地を使うだけだと、通りかかった人にはわからない」「万人が見て手が込んでいると分かるものを作りたい」「わたしならではのエッセンスを入れたい」と、とにかく無我夢中で考え続けました。



そんな時に思いついたのが

「布耳を使った作品にしよう」というアイデアです。

布耳自体は雑貨などに使うために残しておいたものがあったので、それを使いながら試行錯誤して少しずつ形にしていきました。


結局、0から考え、思い浮かんだアイデアを膨らませ、出来上がるまで丸1年かかりました。



売るために作っていたわけではなく、

例えばデパートのショーウィンドウに飾るような、自分のお店にとってのアイコン的存在になるといいなと思って作っていました。

ですが、実際に完成して作品を公開すると、想像以上のたくさんの人に褒めていただけて、とても驚いたのを覚えています。


その後も、欲しいという声をたくさんいただくようになったので、少しずつ送り出しています。


作品の特性上、たくさんは作れないのですが、購入者の方も宝物のように大事に使ってくれているのでとても嬉しいです。


次に、ミルームでオンラインレッスンを始めてくださったきっかけを教えてください!


もともと講師のお仕事はやらせていただいていて、手芸店で講師をしていたり、インターネット上でもブログでレシピを公開していました。今はヴォーグ学園で講師をしています。


自分の得意なことで人に喜んでもらえるのがとても楽しく、教えるということ自体は好きでした。



ただ、対面だと、教えられる人数に限りがあったり、遠方の方には教えることができないので、動画でのオンライン授業に興味があったんです。


動画での授業だと自分の声で伝えることができて、ポイントがよりわかりやすく説明できます。


ブログでの写真などでは伝えきれない部分も多かったので、今のオンライン授業の形がとても気に入っていますね。


▲「入園・入学に大活躍!お子さま用レッスン小物作り講座」で学べるトートバック


講師をやられていて嬉しい瞬間は何ですか?


やっぱり、出来上がった作品に対する生徒さんの反応ですね。


私の作品は布合わせなので、作っている最中はどんなものができるか分かりにくいんです。

だからこそ、生徒さんが完成した物をみて幸せそうに喜んでくれるのがとても嬉しいです。


▲「neige+と布小物作り講座 ポーチ編」で学べる作品


インスタやマイレポで生徒さんの作品を見せていただいたり、そういったコミュニケーションができることも嬉しいです。


また、オンラインだからこそ、長年ブログを見てくださっていた遠くにお住まいの方と繋がれているという実感もあり、やってよかったなあと思えますね。


▲講座を受講した生徒さんのマイレポ

今後、挑戦していきたいことはありますか?


これから、特に頑張っていきたいのは講師としての仕事ですね。


もちろん作品は作り続けますが、作品づくりは体力的にもいつか限界がきてしまうので、自分のこの技術を未来に繋げられるような活動をもっとしていきたい気持ちがあります。


オンラインレッスンは、場所や数に限りがないのでたくさんの可能性を秘めてると思うんですよ。だからこそ今まで誰もやっていないような、新しいこと挑戦したいです。


▲「neige+『端切れ&布耳』で作る布小物講座 超入門編」で学べる作品


例えばジャストアイデアではありますが、”私からお墨付きを貰えば、作品を販売してもOK!”というように、本格的に技術をしっかり教え、オリジナルの認証バッチを渡すような、難易度の高い講座を作るとか。


手芸は私の趣味であり、仕事でもあるとても大切なものなので、いろんな角度から向き合っていきたいと思います。これから、未来の世代に少しでも還元できたらいいなと思っています。

生徒の皆さんに一言お願いします!


はじめまして。neige+の猪俣です。


皆様の生活の中にミシンを楽しむ時間を加えていただけたこと、そしてこうして手作りを通して繋がれたご縁にまずは心から感謝いたします。


手作りを始めるきっかけは人それぞれかと思いますが、自分の心と向き合い、ホッとする時間を過ごせるのは唯一ハンドメイドなのではないかなと思っています。


ご自身のため、ご家族のため、大切な誰かのために使う時を想像しながら作る時間は心が優しい気持ちに包まれます。私自身今でもハンドメイドに癒されて過ごしています。


今は伝える立場となり、こうして画面を通じて自分の言葉で伝えられるようになって、長く続けてきて本当によかったなという場面も増えました。


これまで続けてきた方も、これから始められる方もきっと同じようなシチュエーションに出会う機会が増えてくるかと思います。


是非一緒に、手作りの時間を楽しみましょう。

そして、皆様にとって満足のいく作品作りになるよう、これからも講座がお役に立てれば嬉しいです。


猪俣友紀先生ありがとうございました!


端切れを使ったデザインが特徴的な猪俣先生の作品たち。

おしゃれで普段使いしやすいアイテムの数々と一緒に心躍る毎日を過ごしませんか?


現在ミルームでは、猪俣友紀先生の10種類の講座が開講中です!


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neige+と布小物作り講座 超入門編 猪俣友紀先生

端切れを使ったアイテムに挑戦してみたい方へ↓

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入園・入学に大活躍!お子さま用レッスン小物作り講座 猪俣友紀先生


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