いつものお米で作るレジンアクセサリー。身にまとえば生き生きとした自分に - ミルーム

いつものお米で作るレジンアクセサリー。身にまとえば生き生きとした自分に

目次

新米の季節。

スーパーでも新しく収穫したお米が並びはじめ、ちょっとウキウキした気持ちに。

5kgの新米を買って、重さを感じながらも足取り軽く帰宅しました。



さっそくキッチンで米びつに入れようとしたとき。うっかり手がすべってしまい、少量が悲惨に散らばってしまいました。

あああ・・・。

ある程度はきれいに拾い集めましたが、食べられなくなってしまったものも数粒。


せっかくの新米、このまま捨てるのも心がいたみます。

何か活用法がないかなあと、その策が見つかるまで捨てずにとっておくことに。



お米を活用したアクセサリー


数日たったある日。

友人とこの話をしていたら、目からウロコの返事が返ってきました。

「わたしも古くなりすぎたお米、捨てられないからとっておいてる。それでアクセサリーが作れるから。」


「え・・・お米でアクセサリー??」

はじめて聞いたわたしは、それが一体どんなものなのか想像もつきません。

友人が見せてくれたそのアクセサリーは、想像以上にかわいくてワクワクするものでした。



ぷっくりとしたレジンの中に、お米とお花が入ったリング。

よく見ると本当にそれはお米で、でも何か新種のパールのようにも見えます。


捨てるはずのお米がこんなにかわいいリングに生まれ変わるなんて。

落ちてしまったお米が急に素敵な材料に思えて、友人に作り方を教わることにしました。


初心者でもかんたんにできたレジン作り



レジンでアクセサリーを作るのもはじめてなわたし。

まずはレジンの基本の扱い方を学んで、ヘアクリップから作ります。


型を使ってレジンを流し込み、そこにお米を入れるだけ。

専用のライトや道具が必要ですが、作業はとってもかんたんでした。



お米といっしょに金箔もとじこめて、きらきら感アップ。

さらにコーティングすることで、つややかな上品さもあるヘアクリップに仕上がりました。



廃棄されるロスフラワーを活用


友人はお米だけでなく、お花もいっしょに入れていました。

それはお花屋さんで廃棄されるロスフラワーと呼ばれるもの。



お花は美しいけれど茎が曲がっている、花を使用するイベントがキャンセルになったなどの理由で、捨てられてしまうお花。

そんなお花をアクセサリー作りに活かします。



お米とお花。

どちらも自然の恵みをいっぱいにうけた素材で、見ているだけで生きる力が湧いてくるようです。

友人とおそろいのヘアクリップをつけて、「かわいい〜!」「似合う!」とお互い笑顔に。


さまざまな形のアクセサリー作り


レジンは型をかえるだけで、いろんなかたちのアクセサリーにアレンジできます。

ヘアゴムやピアス、友人が作っていたリングにも挑戦してみました。



お米の数をかえてみたり、お花の組み合わせにこだわってみたり。

友人とあれこれ相談しながら、とってもたのしいレジン作りのひとときを過ごしました。



日本の豊かな文化を身にまとう


完成したアクセサリーを身に着けて友人とお出かけ。

信号待ちをしていると、外国の方に声をかけられました。


「そのアクセサリー素敵!もしかして、お米?」

その方は日本のお米が大好きとのことで、アクセサリーに入っているのがお米だということにもすぐに気づいたようです。



生きるチカラになるお米は、日本の豊かな文化の象徴。

そんなお米を使ったアクセサリーでなんだか誇らしい気持ちになって、いつもより胸を張って歩く自分がいました。


おうちに帰ったら、このお米と同じ新米が炊けているはず。

うっかり落として落ち込んでいたけれど、今はその気持ちが晴れやかに。



いつも食べてきたお米で作るアクセサリーは、明日からのわたしも生き生きと輝かせてくれそうです。



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