「下手な写真、自分で撮る?」
料理やハンドメイドが大好きなわたし。作っているときは楽しいし、せっかくならたくさんの人に見てほしい。
でも、写真を撮るのが本当に苦手で…
なかなかそれをしてきませんでした。
今まで、うまくできた作品も料理もたくさんあったけれど、それをうまく写真に収められた試しがなかったんです。
いいカメラなんて持ってないし、インスタグラムに上がっているような、おしゃれな写真は自分にはとても撮ることができない。
そう思っていたんです。
そんなときに出会った
スマホでかなう!物撮りテクニック習得講座 こどもとかめら 今井しのぶ先生
この講座のおかげで、私も上手に写真を撮ることができるようになりました。
スマホで写真を撮るだけなのに、スタイリングだなんて大袈裟な…
私も最初はそう思っていました。でも、その考えが落とし穴。スマホでの撮影だからこそ、被写体以外の小物や背景、その配置にこだわることが大事だったんです。
まずは小物。
メインとなる被写体のイメージに合わせて、様々な小物を選んでいきます。
例えばこういったお皿や、トレー。
一見するとどれを使っても良さそうですが、実はそんなことないんです。四角い形よりも、丸い形をしている方が構図に応用がききやすく、写真も撮りやすくなります。
また、同じ丸い形のお皿でも材質によって与える印象が全く違ったものになります。
例えばガラス素材でできたお皿は、撮影時にどうしてもできてしまう影ができにくくなるという効果があります。
他にも、木のお皿を使うことによって写真全体にナチュラル感をもたせることができるなど、様々な材質のお皿を用意することで撮れる写真の幅も広げられます。
次にご紹介するのは、クロス。
一口にクロスと言っても様々なものがありますが、おすすめはフリルの付いたものです。
フリルがついているだけで、写真に動きを与えることができます。
また、メインの被写体となるものよりも落ち着いた色を選ぶことでよりまとまった印象の写真になりますよ。
キナリやグレー、薄めのピンクと言った色の生地を選ぶと良いでしょう。
ここであげた以外にも、ドライフラワーやガラスコップ、リボンなどを用意しておくと、スタイリングもしやすく、おしゃれな写真が撮れるようになります。
撮影ボード…?と疑問に思う方も多いかもしれません。
写真撮影の際に、被写体を際立たせるための背景に使う用のボードが数多く市販されています。ですが、市販品では自分の思っている背景が用意できない…だったら作ってしまえば良いんです。
まず用意するのは、元となる木材。
この木の板に、塗料を乗せていくことで背景ボードを作っていきます。大きさは、600mm×900mmほどです。
使う道具はこちら。
凸凹感を出す塗料や、それを塗るためのコテ、ハケなどが必要になります。自宅にあるスポンジなども質感の違いを出すために使えるので、用意しておくと良いでしょう。
まずは白い漆喰ボードを作ります。
このとき、下の木が見えないくらいの厚さで塗るのが大事です。白いボードは塗料も凸凹感を出すもの一種類しか使わないので、コテの使い方で質感を好きなように表現しながら塗っていきましょう。
塗料が完全に乾燥すれば、完成です。
次にグレーのボードを作っていきます。
塗料を混ぜ合わせて、ベースとなるグレーとそれより濃いグレー、そして薄めのグレーを作ります。
そうすることでオリジナリティある素敵な背景に仕上げることができるんです。
これができたら、ベースのグレーで一面を塗りつぶしていきます。ハケやスポンジで、できるだけ均一になるように気をつけながら塗ることが大事です。
ベースのグレーがむらなく塗れたら、スポンジを使って濃いグレー、薄いグレーをそれぞれ載せていきます。
こうすることでコンクリートのような質感を表現することができるので、撮影する写真もおしゃれな仕上がりになるんです。
こちらのボードも、乾燥しきれば完成です。グレーのボードは、アクセサリーなどがとても映える背景となってくれるので、私のようにハンドメイド作品を作る方にはかなりオススメできます。
作ったボードの上に小物を選んで配置して。
以前作った編み物をお皿の上に載せていきます。
うん、いい感じ。今までだったら写真を撮るとき、こんなに楽しい気分じゃなかった。
上手に撮れたら、インスタでみんなに自慢しちゃおうかな。
みなさんも今井しのぶ先生の講座で自分の料理や作品をもっと魅力的に写してみてはいかがですか?
スマホでかなう!物撮りテクニック習得講座 こどもとかめら 今井しのぶ先生