こんにちは!ミルーム編集部です。
特集【そうだ、先生に聞こう】は、ミルームで人気の講座を担当する先生に、「○○を始めたきっかけ」や「講師になって嬉しかったこと」など、様々な角度からインタビューしていく連載シリーズです。
ふだんは画面の中でしかお会いすることのない先生の素顔や魅力を皆さんにお伝えしていきます!
今回は、『美味しそうに撮影する方法 習得講座』を担当する茶々先生のお話を伺いました。
会社員時代に何気なくインスタグラムを見ていたら、ポートレート写真家の方が撮ったステキな写真が目に留まったことがきっかけです。
その方は道端に置かれている郵便ポストなど、日常の風景を撮られていました。
わたしは当時からカメラ自体は好きだったんですが、旅行先でしか使ったことがなく、「カメラ=特別な時に使う」といったイメージがありました。
そんな中、写真家の方の投稿を見たとき「こんな使い方もできるんだ」と感動し、カメラに興味がわいたことを覚えています。
そこからわたしも、近所の道端の風景や何気ない日常を撮りはじめるようになり、カメラにハマっていきました。
新型コロナウイルスが広まって外出を制限された時、SNSで風景の写真を投稿するのを控えた時期がありました。
外に出るのはよくないご時世で「おうち時間」が増えた時、高校時代から好きだったお菓子づくりを思い出したんです。
カメラを始めてからはお菓子を作っていないことに気づいて、コロナ禍でもできる趣味を再開しました。
「せっかくだし自分の作ったお菓子をカメラで撮ってみよう」と思ったことをきっかけに、テーブルフォトをたくさん撮るようになりました。
そこから徐々に見てくれる方が増えたのもあり、カメラという趣味とお菓子作りという趣味を合わせて楽しんでいたら、いつの間にか仕事にするくらい夢中になっていました。
✔︎撮影方法はどのように学ばれたのですか?
カメラ教室に通ったりせず、ほとんど独学で覚えたんです。
わたしがカメラを始めるきっかけになった方との繋がりでテーブルフォトを撮っている方がいらっしゃって、その方のSNSや書籍を参考に撮影を勉強しました。
また、テーブルフォトの撮り方やコツを投稿している海外の方のショートムービーをよく見ていました。
世界には写真を撮るのが本当にお上手な方がたくさんいるので、とても参考になります。
他には、ピンタレストで構図や光の使い方を勉強して「この写真はどうやって撮っているんだろう」と考えながら真似して撮ることを続けていましたね。
考えて実行することを繰り返していくうちにテーブルフォトにどんどん夢中になって、自分でも撮影の仕方が分かるようになっていきました。
同じような写真でも、構図や小物の使い方、光の使い方などを工夫すれば表現の幅がどんどん広がっていくことが魅力のひとつです。
余白を多めに作って撮ったり、立体感が出るように光を使ったりと、いろいろなところにこだわるからこそ、最高の1枚が完成すると思っています。
まだまだ撮りたい写真がたくさん浮かんでくるので、終わりのない探究をしているような気持ちになれます。
例えば、この写真ですが、実は1人でセルフタイマー機能を使って撮影しているんです。
シャッターを切られている間は「どんなふうに撮れているかな」と、期待と不安でいっぱいになりますが、それこそがテーブルフォトの楽しさですね。
撮影が終わるとワクワクしながら画像を1枚1枚確認して、いい写真が撮れていた時はとっても嬉しくなります。
撮影の準備から画像の編集まですべてをひとりで行うので、こだわりが詰まった1枚が完成します。
✔︎ミルームでのオンラインレッスンについてもお聞かせください
いろんな人に写真やテーブルフォトの楽しさを伝えたい気持ちがあったので、ミルームで講座を開講しました。
初心者の方向けにカメラ教室を開くと、レッスンを受けた生徒さんから「受けてよかったです」「写真がもっと楽しくなりました」という声をいただいたことを思い出し、ミルームの生徒さんにも同じ気持ちを味わってほしいと考えました。
オンラインレッスンをする事が初めてだったので、講座ではとにかく緊張していました。
それでも、初心者の方が疑問に感じることや難しいと感じる撮影のコツなどを分かりやすいように教えることができたと思います。
撮影の細かいところまで伝えられるように頑張ったのでたくさんの方に受講していただけたら嬉しいです。
✔︎実際に講座を開講してみていかがでしたか?
講座を受講された生徒さんから「真似してみたい」「自宅でもできそうなので撮ってみます」といった声をたくさんいただけたことが嬉しかったです。
また、ご自身でお菓子作りをした生徒さんから「お菓子を作ったあともテーブルフォトを撮ることで楽しむ時間が増えました♪」という声をいただいたことが特に印象に残っています。
カメラはただ写真を撮るだけではなく、写真を撮る前も、撮り終わってからも思い出に残るのが魅力だと思います。
そのことを生徒さんが感じてくれたことが一番の幸せです。
今までは初心者の方向けの教室や講座を開いていましたが、今後はカメラを仕事にしているプロの方向けの教室を開きたいと考えています。
また、テーブルフォトだけでなく、さまざまなジャンルの写真を撮って活動の幅を広げていきたいです。
趣味で撮った写真と仕事で撮った写真の違いを伝えていくことも挑戦したいことですね。
まだまだやりたいことがたくさん出てきてしまいます(笑)
「自分にしかできないこと」は何かを考えながら、興味のあることには積極的に挑戦していこうと思います!
私の撮った写真が、誰かのカメラを始めるきっかけになってくれたら嬉しいです。
✔︎茶々先生、ありがとうございました!
趣味のお菓子づくりとカメラを合わせて仕事にされている姿がとっても素敵な茶々先生。
食べて楽しむだけでなく、見て楽しむことができるテーブルフォトで皆さんのお気に入りの一枚を撮影しませんか?
現在ミルームでは茶々先生の講座が開講中です!
講座は下記のリンクから♪