今日は、ずっと待ち焦がれていた旅行の日。飛行機に乗って、都会の喧騒から離れていきます。
旅の目的は、自然をゆっくり堪能すること。最初に訪れたのは、青くうつくしい海でした。
広い海と、頬を撫でる心地よい風につつまれていくよう。圧倒的な自然に、身を委ねます。
ふと思い出したのは、持ってきたカメラの存在。この旅のために、撮り方を勉強してきていました。
「この美しい風景を、そのまま写真に収められたら良いな」
そんなことを考えながら、いざ、緊張の1枚。
カシャ。
恐る恐る、カメラを覗きます。
そこにあったのは、じぶんで撮影したとは思えない絶景。
海の広さも、頬を撫でるこの心地よい風も、写真が伝えてくれているようでした。
わたしの予想を遥かに上回る、美しい写真。
これを叶えてくれたのは、風景フォトの講座でした。
カメラ設定や構図、自然の光を使うコツなど…。
ポイントさえ押さえれば、初心者でもうつくしい写真が撮れることを実感しました。
たとえば、光を使うコツ。
光は、写真の仕上がりを左右するとても大切な要素の1つだと言います。
「順光」「逆光」「斜光」という3つを知ることで、太陽の使い方がわかるようになるのだとか。
まずは「順光」から。
光が、カメラの後ろから被写体に当たっている状況です。
色が鮮明にみえるのが魅力的で、よくこのように撮影しています。
次に、「逆光」。
カメラの前から光が当たっている状況です。
順光とは、まったくちがう印象になりますね。
さいごに、「斜光」。
光が、カメラの横から被写体に当たっている状況です。
光と影のコントラストで、被写体が立体的に見えてくるよう。
このように光を使うコツを知っているだけで、思い通りの写真が撮れるようになりました。
旅先で出会った絶景をうつくしく収めるたびに、気分がどんどん上がっていくのを感じました。
旅を満喫したあとは、撮った写真を見返したくなるもの。もう一度、あの旅にどっぷり浸かります。
うつくしさが鮮明に伝わる写真たち。
見返すじかんがこれほどまでに幸せだったのは、はじめてのことでした。
絶景が撮れたときの、胸の高揚。
写真を見返すときの、幸せな気持ち。
カメラを持って旅に出る魅力をたっぷり感じた、自然満喫の旅となりました。
次の旅は、どこにしようかな。
その時はまた、カメラを持って出発します。