特別な道具は使わない、スペイン本場のクリームデザート。クリーミーな甘さにキャラメルのほろ苦さが後味を引き締める。
おおつきちひろ先生
初級
クッキング
料理
PDF資料あり
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■ 材料・使用道具について
■ レモンの皮の使い方
■ 鍋でカスタードクリームを作る方法
■ キャラメルの作り方
■ 冷蔵庫で冷やし固めるコツ
✓スペイン料理に興味のある方
✓変わったデザートを楽しみたい方
✓新しい趣味を見つけたい方
こんにちは!
スペインの食卓から、美味しい・絶品・簡単な料理をお届けする、おおつきちひろです。
今回お届けするスペイン料理は、カタルーニャ地方を代表するデザート、クレマカタラナです。
カスタードクリームの上に砂糖を敷いてバーナーで焼いたり、専用の丸いアイロンを当てて溶かして焼き色をつけたりするもの。
レッスンでは、もっと簡単な方法でキャラメルを作って本場のカタラーナを再現してみますよ◎
カスタードのような滑らかな食感と、キャラメルのほろ苦さが絶品のデザートを一緒に作っていきましょう!
手軽に作れる本場のデザート
スペインではバーナーで焼いてキャラメルを作ったりもしますが、今回のレシピは現地のおばさんから教わった手軽な作り方。
使うのは家庭にあるお鍋と、身近な材料だけ!
キャラメルソースを別で作って、クリームに覆って固めることで絶品デザートが完成しますよ♪
バーナーなどの特別な器具を使わず、短時間で作れるのも魅力です。
お菓子作り初心者の方、スペイン料理が初めてという方でも気軽に取り組んでいただけるレッスン。
失敗しにくいレシピなので、安心してスペインの伝統の味を試してみてくださいね!
他のデザートとはひと味違う食感
カタラーナの特徴は、カスタードクリームのようにリッチでとろっとした食感。
似たデザートにプリンやクリームブリュレがありますが、それともひと味違った口当たりです。
そこにキャラメルソースが全体に馴染んだ一体感のある味わいは、クセになる美味しさ!
口に入れた瞬間、クリーミーな甘さが広がり、ほろ苦いキャラメルが後味を引き締めますよ◎
いつものスイーツタイムを少し豊かにしてくれるような、スペインの風を感じるカタラーナ。
カリッとした表面を楽しむバーナータイプとはまた違った、滑らかで深い味わいをぜひ体感してみてください♪
地方独自のアレンジも楽しんで
キャラメルの作り方がさまざまあるように、食べ方も地方によって個性があります。
キャラメルソースのかわりにシナモンパウダーをかける地域もあり、また違った味わいを楽しめますよ◎
また、フィンガービスケットと共にいただく地域もあります。
異国の文化を感じながら、いろんなアレンジを楽しんでみてくださいね!
スペインの温かみとほろ苦いキャラメルの甘さが詰まった素敵なデザート。
手軽に作れる本場のクレマカタラナで、日常に少し贅沢なひとときを加えてみませんか?
オープニング
00:00はじめに
00:20使用材料
02:02牛乳・レモンの皮・シナモンを火にかける
03:12湯煎の準備をする
05:04卵に牛乳を入れて混ぜる
05:39卵液を湯煎にかける
09:02カスタードを冷やし固める
12:02カラメルソースをかける
13:03おわりに
19:47講師と編集部がこだわって作る講座が、毎月開講されます。講座は現在2,500件以上。自分のお気に入りがきっと見つかります。
1カリキュラム約20分の動画講座で、周りを気にせず自分のペースで受講。制限なく、何度でも見直すことができます。
コメント機能で、わからない点は講師に直接質問できます。回数の制限もありません。
経験豊富な講師が選んだ材料と道具をひとつにしたキットをご用意。足りない材料だけを単品で購入することもできます。
講座で使う補助資料は、キットと一緒にお届け、もしくはPDFでダウンロードすることができます。
月額2,980円(税込3,278円)。講座ごとの受講料はありません。教室に比べて続けやすいお得な料金です。
おおつきちひろ先生
chihiro_otsuki_san_isidro
A. 子どもも大人も大好きな牛乳と卵を使ったスイーツ。プリンやクリームブリュレなど誰でもが知っていてどこの家庭でも馴染み深く市販品も多く出回っています。その同じ素材でありながら『今までにあったようでないデザート』それがこのカタルーニャのクリームです。
とろりとした食感のカスタードクリームをそのまま舐めるように口に入れる。舌の上に広がるデリケートな味わい。ほのかに香るレモンはこの菓子特有でつい夢中で食べてしまうほど。飽きのこない甘さを楽しめるようほろ苦く仕立てたキャラメルを共に味わう仕掛けも凄い。
毎日エネルギー全開で何を作るか、どう食べるかに気持ちも時間も費やすスペイン人たちだからこそ、こんなデリケートなスイーツを思いつき愛しているのだと思う。買い物に行かなくてもどこにでもありそうな食材。その特徴を屈指して簡単に出来てしまうデザート作り。このスペイン美食家たちのキッチンを覗くと「美味しいって何?」のヒントが見えてくると思うのです。
A. もちろん大丈夫。異国の料理と聞くと特別なものでハードルが高いと思いがち。でも包丁持つのが苦手な人でも多少大きく切ってもバラついていてもまったく問題がありません。スペインのおばさんたちだって調理バサミでザクザク切るのですから。
料理が楽しくなる事が一番。これが最も大事な調味料だと私は思っています。そしてスペイン料理を学ぶとシンプルな調理法だけに大事な基本の食材の扱い方が自然と学べます。難しいことは一つもありませんから気軽に挑戦してみてくださいね。
A. 難しい工程は一つもありません。特別な調味料も使いません。ただのいつもの野菜たちが、例えば玉ねぎやニンニクの切り方や火の当て方次第で驚くほど美味しくなる事を知って欲しいです。
このスペインのおばさんたちの拘りが料理の原点です。このような基本となる手法でスペイン料理ばかりか日常よく作る馴染みのあるあの惣菜までがグンと美味しくなる事間違いなしなのです。