アクリル絵の具を使った 動物の描き方と表情の表現方法 - miroom

アクリル絵の具を使った 動物の描き方と表情の表現方法

寂しげなのにどこか愛嬌のある「こどくかわいい」動物たち。アクリル絵の具の特性や技法、キャラクターデザインのコツを学ぶ。

原田章生先生|イラスト・絵画|アクリル絵の具

原田章生先生

初級

イラスト・絵画

アクリル絵の具

PDF資料あり

41

学習内容

■ 道具の紹介
■ キャラクターを可愛く描くコツ
■ 可愛いと思われる配置について
■ 顔のパーツの比率や位置について
■ 画用紙にキャラクターデザインをする方法
■ アクリル絵の具の特性について
■ 透明色と不透明色の違い
■ グレーズ技法とドライブラシ技法
■ キャンバスの設置方法
■ キャラクターの下描きの描き方
■ 図案をトレースする方法
■ ベースの絵に明暗をつける方法
■ 照り返しと白飛びの表現方法
■ 光沢があり潤った目の描き方
■ 顔と体の境界のぼかし方
■ 背景色の決め方
■ アイデアの出し方

こんな方におすすめ!

✓キャラクターデザインをしたい方
✓アクリル画を描いてみたい方
✓新しい趣味を見つけたい方

講座の紹介

こんにちは。

画家の原田章生です。



この講座では、先生オリジナルの動物イラストを描きながら、アクリル絵の具やキャラクターデザインの基礎を学んでいきます。

使用する画材はアクリル絵の具。

失敗してもやり直しがききやすく、初心者さんでも安心して取り組めますよ。



アクリル絵の具の特性からはじまり、特徴的な描き方のポイントまで丁寧に解説します。

それらをひとつずつマスターしながら、自分なりの可愛さを見つけ出しましょう◎



キャラクターデザインのコツとは

講座で描く作品のテーマは「孤独」。

まずはじめに、なぜこのようなキャラクターを描くのか、その魅力はどこにあるのか、といったポイントをお話ししていきます。



さらに、顔のパーツをどんな比率で描くと可愛く見えるか、iPadでパーツ同士の距離や大きさを変えてお見せしながら説明します。

可愛さの価値観は人それぞれ。

私と一緒にいろいろな比率を試してみる中で、みなさんも「この顔が可愛い!」という、自分だけの素敵なデザインにきっと出会えるはずです。



キャンバスで本描きする前にiPad上である程度キャラクターを作っておくことで、無駄な作業を省けるというメリットもありますよ◎



アクリル絵の具の基本技法をマスター

アクリル絵の具がはじめてという方でも安心して取り組んでいただけるように、まずは簡単な図形で色塗りの練習をします。

まずは基本となる「グレーズ技法」と「ドライブラシ技法」をじっくりと学んでいきましょう。



この2つの技法を身につければ、こどくかわいい絵を描く上で重要な「存在感」を引き出すことが可能に。

光と影のコントラストが引き立ち、アニマルたちがまるで現実に存在するかのような感覚が生まれます!



アクリル絵の具の特性や技法をあらかじめ練習しておくことで、初心者さんでもスムーズに本番のイラストを描くことができます◎



絵をさらに魅力的にするアイデア

今回のキャラクターの魅力を決定付けるのは、潤いのある目や口の表情。

そんな重要なパーツを描くための、アクリル絵の具ならではの技法をお教えしていきます。



さらにそこから、絵画に奥行きを出してくれるモチーフの加え方をご紹介。

背景色の選び方を通して、色の発色をコントロールするコツも学べますよ。



最後にはおまけとしてアイデアの出し方についてもお伝えしています。

このレッスンをきっかけに、みなさんのアクリル画の世界がもっと広がりますよ◎

キャラクターデザインを学びながら、アクリルの魅力に触れてみませんか?


生徒の作品


カリキュラム

道具の紹介とキャラクターを可愛くするコツのサムネイル

1. 道具の紹介とキャラクターを可愛くするコツ

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 使用材料・道具

    04:03
  • 「可愛い」と思われる配置

    09:50
  • 顔のパーツの比率について

    15:16
  • 鼻と目の位置について

    16:21
  • 口の位置について

    20:58
  • さらに可愛く見せるパーツ

    23:20
  • 画用紙にキャラクターデザインをする場合

    24:56
  • おわりに

    26:33
アクリル絵の具の性質を知ろうのサムネイル

2. アクリル絵の具の性質を知ろう

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 使用材料・道具

    01:22
  • 平筆の特徴

    02:38
  • アクリル絵の具の特性

    05:14
  • 球体を描く

    07:53
  • アクリル絵の具の透明色と不透明色

    16:40
  • 不透明絵の具のグレーズ技法

    19:59
  • ドライブラシ技法

    23:12
  • 透明絵の具のグレース技法

    26:21
  • おわりに

    30:46
実際にキャラクターを描こう ベース編①のサムネイル

3. 実際にキャラクターを描こう ベース編①

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 使用材料・道具

    01:19
  • キャンバスを設置する

    02:47
  • キャラクターの下描きを描く

    03:51
  • 図案をトレースする場合

    10:50
  • 目の位置を描く

    14:25
  • パンダの顔のベースを塗る

    17:07
実際にキャラクターを描こう ベース編②のサムネイル

4. 実際にキャラクターを描こう ベース編②

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • ベースをワントーン暗くする

    00:51
  • ドライブラシで明暗をつける

    05:03
  • ベースのざらつきを抑える

    12:43
  • パンダの斑点部分を塗る

    14:59
  • 影の色味を追加する

    17:57
  • 照り返しと白飛びを描く

    22:25
実際にキャラクターを描こう ベース編③のサムネイル

5. 実際にキャラクターを描こう ベース編③

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 顔の輪郭をマスキングする

    00:43
  • パンダの体の部分を塗る

    06:17
  • 顔と体の境界をぼかす

    15:34
  • 顔と体をマスキングする

    16:56
実際にキャラクターを描こう ベース編④のサムネイル

6. 実際にキャラクターを描こう ベース編④

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 耳のベースを塗る

    00:40
  • 耳の輪郭をマスキングする

    04:59
  • バックの色を決める

    10:03
  • おわりに

    15:14
実際にキャラクターを描こう ベース編⑤のサムネイル

7. 実際にキャラクターを描こう ベース編⑤

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • バックの色を作る

    01:28
  • バックの1層目を塗る

    05:58
  • バックの2層目を塗る

    10:12
  • マスキングをはがす

    14:13
  • おわりに

    15:44
実際にキャラクターを描こう 目・鼻・口編①のサムネイル

8. 実際にキャラクターを描こう 目・鼻・口編①

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 鼻を描く

    00:47
  • 目の下地を整える

    05:00
  • 瞳と瞳孔を描く

    08:31
  • 目を暗くして立体感を出す

    13:24
  • 瞼を描く

    21:00
実際にキャラクターを描こう 目・鼻・口編②のサムネイル

9. 実際にキャラクターを描こう 目・鼻・口編②

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 目の照り返しを表現する

    00:47
  • 暗さを足してまつげを描く

    09:35
  • 立体感を調整する

    12:29
  • 口を描く

    18:15
  • 頬を塗る

    24:47
  • 完成♪

    27:58
実際にキャラクターを描こう 応用編のサムネイル

10. 実際にキャラクターを描こう 応用編

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 使用材料・道具

    01:38
  • モチーフの紹介

    03:11
  • 下描きを描いてマスキングする

    09:17
  • 小鳥のベースと羽根を描く

    11:42
  • 体のパーツを描く

    16:48
  • 完成♪

    21:48
おまけ編 アイデアの出し方・デッサンのススメのサムネイル

11. おまけ編 アイデアの出し方・デッサンのススメ

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 使用材料・道具

    01:52
  • 絵のアイディアの考え方

    02:16
  • デッサンを始める前に

    12:01
  • デッサンの形の取り方

    13:04
  • 陰影をつけて形を整える

    18:47
  • 模様とハイライトを入れる

    25:20
  • 完成♪

    30:26

テレビや雑誌などメディアにも紹介多数

ミルームとは

  • 魅力的な講座が、毎月続々と開講

    講師と編集部がこだわって作る講座が、毎月開講されます。講座は現在2,500件以上。自分のお気に入りがきっと見つかります。

    魅力的な講座が、毎月続々と開講
  • 動画講座だから、自分のペースで受けられる

    1カリキュラム約20分の動画講座で、周りを気にせず自分のペースで受講。制限なく、何度でも見直すことができます。

    動画講座だから、自分のペースで受けられる
  • わからない点は、講師へ直接質問

    コメント機能で、わからない点は講師に直接質問できます。回数の制限もありません。

    わからない点は、講師へ直接質問
  • キットも購入できるため、準備が簡単

    経験豊富な講師が選んだ材料と道具をひとつにしたキットをご用意。足りない材料だけを単品で購入することもできます。

    キットも購入できるため、準備が簡単
  • 図案や見本などの資料は、PDFでダウンロード

    講座で使う補助資料は、キットと一緒にお届け、もしくはPDFでダウンロードすることができます。

    図案や見本などの資料は、PDFでダウンロード
  • お得な料金で続けやすい

    月額2,980円(税込3,278円)。講座ごとの受講料はありません。教室に比べて続けやすいお得な料金です。

    月額2,980円(税込3,278円)。お得な料金で続けやすい

キット

1種類のキットを用意しています。

※キットは別売り・オプションとなります。
※お申し込みいただいた方のみ、キットを購入できます。

  • オールインワンキット(¥16,800)  114
キット

  • ①ターナー U-35 アクリリックス 24色セット

    メインの画材となる絵の具です。
    発色の鮮やかなターナーが誇るアクリル絵の具です。
    「U-35」は発色の精度にこだわり、ピュアな発色と高レベルの耐光性をそなえています。
  • ②ターナー U-35 リターダー

    絵の具に混ぜ乾燥を遅らせるときに使います。
    透明性、光沢感に影響を与えません。
  • ③キュービックキャンバス 20cm 黒

    絵を描くキャンバスです。
  • ④バニーコルアート イージークリーナー

    下書きを消すときに使います。
  • ⑤Uni アーテレーズカラー ホワイト/ストーングレー

    下書きをするときに使います。消しゴムで消せる色鉛筆です。
  • ⑥アルテージュ キャムロンプロ 絵筆各種

    610 短軸(フラット)2号/630 短軸(ラウンド)2/0号/670 短軸(スクリプト)2/0号
    講座で使用する絵を描く筆です。
  • ⑦マルテー ナイロン画筆 平筆各種

    4号・8号・10号・16号
    講座で使用する絵を描く筆です。
  • ⑧パターンプレート 丸型

    パンダの目の下書きなどを描くときに使います。
  • ⑨マルマン 図案スケッチパッド B5

    絵の具の試し書きやデッサンなどに使います。
  • ⑩Liquitex ペインティングナイフ スモールサイズ #1

    絵の具を混ぜるときに使います。
  • ⑪マスキングテープ 20mm幅

    図案をキャンバスに固定するときや絵にマスキングするときに使います。
  • ⑫ホルベイン ペーパーパレットSS

    油が吸収されない加工が施されている紙のパレットです。
  • ⑬図案

    キットにはオリジナルの図案が付属しています。
    ※キットをお申込みでない方もダウンロードしてお使いいただけます。
  • ⑭ホルベイン プラスチック角筆洗

    筆を洗う時に使います。

キットの内容は、写真のものと一部異なる場合がございます (基礎的な用具のグリップの色が異なる等。受講の用途としては十分なものを入れております)。キットに足りないものや不備があった場合は、未使用に限りお取替えさせていただきます。


先生の紹介

原田章生先生|イラスト・絵画|アクリル絵の具

原田章生先生
原田章生先生公式インスタグラム haradaakio

インタビュー

Q. 先生がアクリル画を始めたきっかけは何ですか?


A. 元々油絵の重厚感が好きで描いていたのですがとにかく乾くのが遅いことと、片付けを含む道具のメンテナンスの大変さに嫌気がさしました。そんな時に出会ったのがアクリル絵の具です。


Q. 先生が思うアクリル画の魅力は何ですか?


A. ドライヤーで乾かしながら次の色がどんどん重ねられるアクリル絵の具は、その瞬間に感じた想いをその日のうちに全部吐き出せます。そして元々好きな油絵の重厚感も技法次第では出すことができる。水で描ける。水で洗える。欲しいものが全部あります。


Q. 初心者ですが、大丈夫でしょうか?


A. 大丈夫です。上手くいかなかったら何度でも上から描き直せます。納得できるまで追求すれば良いのです。「そーなるまでやる」私の好きな言葉です。そして、「そーなるまでやれる」のがアクリル絵の具です。
また、この動画では感覚的な描写の話ではなく、ズバリ「描き方」を順を追って教えてます。絵心がなくてもまずはその通りに真似して見てください。きっと満足度の高い作品が作れます。少なくともアクリル絵の具の特性が良く分かり、そこからさらに次へと繋がるはずです。


Q. 受講される方々へ一言お願いします♪


A. 私は日本語しか話せません。でも絵を描きSNSでアップすることで世界中の方と繋がりました。絵画は言語以上のものがはいってます。それを最大限に発揮できるヒントが私の世界観、技法にはあると自負してます。
自分の中にいつも眠っているその想いをキャンバスにぶちまけて色んな方と共有できたら素敵だと思いませんか?