生きている植物の瞬間を描く 水彩絵はがき講座 - miroom

生きている植物の瞬間を描く 水彩絵はがき講座

透明水彩の淡い色合いで描く、身近な葉っぱやお花たち。筆使いと水加減のコツをつかみ、贈って素敵な絵はがきに仕上げる。

木下美香先生|イラスト・絵画|水彩画

木下美香先生

初級

イラスト・絵画

水彩画

PDF資料あり

17

学習内容

■ 透明水彩の道具について
■ 描く環境作りについて
■ カラーチャートの作り方
■ モチーフを配置してアタリを描く方法
■ 鉛筆の研ぎ方
■ 下描きを描くポイント
■ 多肉植物や葉っぱの描き方
■ 鉛筆で引き締めるしあげ方法
■ 一輪のチューリップの描き方
■ 立体感を出す混色と影の入れ方
■ 複数の色を組み合わせて花束を描く方法
■ 背景に色を入れる方法
■ 下描きなしで着彩からはじめる描き方
■ 水彩にまぶす塩の効果について

こんな方におすすめ!

✓水彩画を描いてみたい方
✓身近な植物を絵で表現したい方
✓新しい趣味を見つけたい方

講座の紹介

こんにちは!

絵描きの木下美香です。



この講座では、透明水彩の技法を学び、生き生きとした植物やお花を描いていきます。

透明水彩とは、塗り重ねても下の色が透けて見える画材のこと。



小学生の頃に使った水彩絵の具とは少し違い、扱い方や描き方にちょっとしたコツがあります。

初心者さんにもわかりやすいように基本からお話ししますので、どなたでもお気軽にご参加くださいね。



透明水彩に慣れるカラーチャート作り

「急に植物やお花を描くのはハードルが高い・・・」

水彩画の初心者さんはそう感じるかもしれませんので、レッスンではまずカラーチャート作りで練習からはじめます。



透明水彩は筆使いと水加減がとっても大事。

いろいろな色見本を作ることで、その感覚がだんだんつかめてきますよ。



濃淡のつけ方も解説しますので、これから描く植物の表現がスムーズにできるように。

色を混ぜることでどんな発色になるか、実際に描きながら学んでいきましょう。



基本から応用まで奥深いテクニック

いざお花を描こうと思っても、どこから描き始めればいいのか迷ってしまう方も多くいらっしゃいます。

実際の植物を見ながら、どのように描いていくのか丁寧に説明していきますね。



下描きから着彩まで、生き生きとした様子を表現するポイントをお伝えします。

一輪の花からはじめ、距離感が重要な花束の描き方もマスターできますよ。



さらに、下描きなしで着彩からはじめる応用テクニックもご紹介。

絵の具でちょっと遊んでみるような、楽しい水彩の時間をお過ごしいただけます。



大切な人に贈る絵はがきに

透明水彩は、リアルながらもやわらかい印象の作品を描けるのが魅力。

美しい色のにじみに描きながら癒されることまちがいなしです♪



スケッチブックだけでなく、はがきに描いて絵手紙として贈るのもおすすめです。

大切な人を想いながら、身近な植物を描く楽しみを味わっていただければと思います。



水彩画は奥深く、レッスンでご紹介した技法以外にもたくさんの描き方があります。

このレッスンで、その魅力的な世界への第一歩を踏み出してみませんか?


カリキュラム

透明水彩を始めようのサムネイル

1. 透明水彩を始めよう

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 透明水彩について

    01:28
  • 今回使用する色について

    03:20
  • 筆について

    05:25
  • 鉛筆とねりゴムについて

    07:41
  • 水彩紙について

    09:33
  • 水入れと雑巾について

    11:12
  • 物の配置と光源について

    12:13
  • モチーフに対しての光の当たり方

    14:13
  • おわりに

    14:49
透明水彩の基本の塗り方のサムネイル

2. 透明水彩の基本の塗り方

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 使用材料・道具

    01:02
  • 筆の使い方

    02:56
  • 紙をカットする

    05:44
  • 色見本を作る

    06:54
  • 混色の見本を作る

    12:36
  • おわりに

    16:20
透明水彩で簡単な植物を描く①アタリ・下描きのサムネイル

3. 透明水彩で簡単な植物を描く①アタリ・下描き

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 使用材料・道具

    01:07
  • モチーフの配置の仕方

    02:55
  • アタリを描く

    04:42
  • 下描きをする

    07:39
  • 鉛筆を研ぐ

    19:19
  • 研いだ鉛筆で続きを描く

    20:01
透明水彩で簡単な植物を描く②葉っぱ・多肉植物を描くのサムネイル

4. 透明水彩で簡単な植物を描く②葉っぱ・多肉植物を描く

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 絵の具の水加減について

    00:57
  • 影を入れる

    02:49
  • 多肉植物を塗る

    05:57
  • 赤い葉っぱを塗る

    09:30
  • 大きい多肉植物を描く

    11:42
  • 小さい多肉植物を描く

    17:04
  • 影を塗り足す

    19:23
透明水彩で簡単な植物を描く③仕上げのサムネイル

5. 透明水彩で簡単な植物を描く③仕上げ

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 葉っぱを描く

    00:41
  • 塗り重ねて仕上げる

    03:33
  • 鉛筆で引き締める

    06:00
  • 完成♪

    08:00
スケッチから1輪の花を描くのサムネイル

6. スケッチから1輪の花を描く

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 使用材料・道具

    01:15
  • アタリをつける

    03:02
  • 下描きをする

    04:58
  • 花びらを塗る

    10:19
  • 葉っぱと茎を塗る

    12:44
  • 花びらを描く

    15:25
  • 葉っぱを描く

    18:30
  • 葉っぱの筋を描く

    22:34
  • 完成♪

    25:02
複数の色を組み合わせて花束を描く①アタリ・下描きのサムネイル

7. 複数の色を組み合わせて花束を描く①アタリ・下描き

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 使用材料・道具

    01:04
  • 紙を準備する

    03:34
  • 今回描くお花について

    04:42
  • アタリをつける

    05:55
  • 下描きをする

    07:17
複数の色を組み合わせて花束を描く②茎・葉・背景・花を描くのサムネイル

8. 複数の色を組み合わせて花束を描く②茎・葉・背景・花を描く

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • チューリップを塗る

    00:55
  • 茎を塗る

    03:36
  • 葉っぱを塗る

    04:29
  • 背景に色を入れる

    07:14
  • メインの花を描く

    08:14
  • 一番明るい花を描く

    11:56
  • 一番暗い花を描く

    14:33
複数の色を組み合わせて花束を描く③仕上げのサムネイル

9. 複数の色を組み合わせて花束を描く③仕上げ

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 葉っぱを描く

    00:51
  • 葉っぱの背景に色を入れる

    05:15
  • 花びらの背景に色を入れる

    08:02
  • 花の筋を描き足す

    13:19
  • 葉っぱの滲みや細かい部分を描く

    16:21
  • 紙をはがす

    18:19
  • 完成♪

    18:59
自然の植物を鮮やかに写し取る①背景・花・茎・葉を描くのサムネイル

10. 自然の植物を鮮やかに写し取る①背景・花・茎・葉を描く

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 使用材料・道具

    01:29
  • 今回描く作品について

    04:18
  • 絵の具を塗って塩をかける

    05:20
  • 花を描く

    09:28
  • 茎と葉っぱを描く

    12:50
  • 花びらの細かい部分を描く

    16:24
自然の植物を鮮やかに写し取る②花・葉の細部を描くのサムネイル

11. 自然の植物を鮮やかに写し取る②花・葉の細部を描く

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • メインの花を描く

    00:52
  • 右側の花を描く

    03:00
  • 葉っぱを描く

    05:59
  • 左側の花を描く

    07:24
  • メインの花の続きを描く

    10:46
  • 葉っぱの続きを描く

    15:11
自然の植物を鮮やかに写し取る③仕上げのサムネイル

12. 自然の植物を鮮やかに写し取る③仕上げ

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • メインの花の筋を描く

    00:52
  • 葉っぱの形を描き起こす

    02:23
  • 右側の花の筋を描く

    04:57
  • 葉っぱの影を塗る

    06:28
  • 色を重ねて仕上げる

    07:57
  • 紙をはがす

    10:22
  • 完成♪

    11:01

テレビや雑誌などメディアにも紹介多数

ミルームとは

  • 魅力的な講座が、毎月続々と開講

    講師と編集部がこだわって作る講座が、毎月開講されます。講座は現在2,500件以上。自分のお気に入りがきっと見つかります。

    魅力的な講座が、毎月続々と開講
  • 動画講座だから、自分のペースで受けられる

    1カリキュラム約20分の動画講座で、周りを気にせず自分のペースで受講。制限なく、何度でも見直すことができます。

    動画講座だから、自分のペースで受けられる
  • わからない点は、講師へ直接質問

    コメント機能で、わからない点は講師に直接質問できます。回数の制限もありません。

    わからない点は、講師へ直接質問
  • キットも購入できるため、準備が簡単

    経験豊富な講師が選んだ材料と道具をひとつにしたキットをご用意。足りない材料だけを単品で購入することもできます。

    キットも購入できるため、準備が簡単
  • 図案や見本などの資料は、PDFでダウンロード

    講座で使う補助資料は、キットと一緒にお届け、もしくはPDFでダウンロードすることができます。

    図案や見本などの資料は、PDFでダウンロード
  • お得な料金で続けやすい

    月額2,980円(税込3,278円)。講座ごとの受講料はありません。教室に比べて続けやすいお得な料金です。

    月額2,980円(税込3,278円)。お得な料金で続けやすい

キット

1種類のキットを用意しています。

※キットは別売り・オプションとなります。
※お申し込みいただいた方のみ、キットを購入できます。

  • オールインワンキット(¥13,800)  110
キット

  • ①ホルベイン ウォーターフォード水彩紙 ホワイト ブロック 300g 中目 EHB-SM

    絵を描いていく紙です。
    100%コットンを使用しており、マスキングなどあらゆる技法に耐えうる表面強度を備えています。
    絵具の吸い込みを抑えることにより発色が良く、にじみやぼかしが美しく仕上がります。
  • ②muse ホワイトワトソン ポストカードパック 10枚

    絵を描いていく紙です。
    ほどよいザラつきのある中目の紙肌で、水彩絵具の発色が良い紙です。
    保水性が高く、ぼかし・にじみ・バックラン・リフティングなどの表現性に優れます。
  • ③W&N コットマン水彩 ハーフパン 12色スケッチャーズポケットセット

    着彩をするときに使う固形タイプの水彩絵の具です。
    コットマン水彩絵具の厳選12色と水筆のセットです。
  • ④ホルベイン 透明水彩 W013 オペラ 5ml

    本講座で使用する水彩絵の具です。
  • ⑤バニーコルアート イージークリーナー

    下書きを消す時に使います。
    紙を傷めない最上質の練りゴムです。
  • ⑥uni 2B鉛筆 1本

    下書きを描くときに使います。
  • ⑦長穂彩色筆 小 2本

    彩色に使用する筆です。
  • ⑧アルテージュ水彩筆 アクアレリスト 990 14号

    彩色に使用する筆です。
  • ⑨カッターナイフ

    鉛筆の芯を削るときに使います。
  • ⑩図案

    キットにはオリジナルの図案が付属しています。
    ※キットをお求めでない方はダウンロードしてお使いいただけます。

キットの内容は、写真のものと一部異なる場合がございます (基礎的な用具のグリップの色が異なる等。受講の用途としては十分なものを入れております)。キットに足りないものや不備があった場合は、未使用に限りお取替えさせていただきます。


先生の紹介

木下美香先生|イラスト・絵画|水彩画

木下美香先生
木下美香先生公式インスタグラム mica.watercolor

インタビュー

Q. 先生が透明水彩を始めたきっかけは何ですか?


A.日本画学科の受験に必要でした。卒業後、日本画の取材としてのスケッチに水彩を使用していましたが、いつのまにかすっかり水彩画の魅力に取り憑かれていました。今は制作の8割方が水彩画です。 


Q. 先生が思う透明水彩の魅力は何ですか?


A.即興的に見たもの、感じたことを表現できるところです。発色や滲み、ぼかしの美しさも大きな魅力です。 


Q. 初心者ですが、大丈夫でしょうか?


A.絵を始めるにあたって、最も手に取りやすく気軽に始められる画材だと思います。それでいて奥が深いので一生ものの楽しみとなることでしょう。この講座では道具の説明から入ります。初心者の方も安心して始められると思います。 


Q. 受講される方々へ一言お願いします♪


A.この講座は描く前の基本的な準備、画材の説明など初心者さんのための講座になっております。これをきっかけにどんどんお好きなもの、身近なものを描いてみてください。ただ生活しているだけでは見逃してしまうような美しいものを身近に見つけて驚かれるかもしれません。絵を描くことで人生は豊かになります。下手でもいいのです。あなたのためのあなたの絵を描くということが大切です。