■ 金継ぎとは
■ 金継ぎの仕上がりの質の見分け方
■ 金継ぎの種類とそれぞれのメリット・デメリット
■ 金粉の種類
■ 金継ぎできる素材
■ 基本的な材料と道具
■ 道具の取り扱い方
■ 器の素材について
■ 金継ぎを行う際の身支度や準備
■ 基本作業
■ 作業時の注意点
■ 金継作品の取り扱い方
■ 金継ぎの道具の洗い方・保管方法
■ 金継ぎの基本の流れ
■ 欠けを直す技法を抑える
■ 漆を流す時のポイント
■ 漆をむらなく塗る時のポイント
■ 器をずれなく接着する方法
■ 継ぎ目をきれいに整える方法
✓お気に入りの器を長く使いたい方
✓日本の美意識に触れたい方
✓金継ぎの基礎知識を学びたい方
✓サステナブルな生活をしたい方
皆様、こんにちは。
金継ぎ師のちまはがと申します。
この講座は、初心者の人でもご自身で器の金継ぎができるようになる講座です。
金継ぎに触れてみたい方、大切な器が壊れてしまってご自身で直したい方に受講していただきたいと思っています。
日本には、「金継ぎ」と呼ばれる技があります。
器に入った欠けやひび・完全に割れてしまった器を、漆と金で美しく直す日本伝統の技術です。
おうち時間とSDGsの高まりにより、海外からも注目されて今話題となっています。
技術を身に付ければ、お気に入りの器と悲しいお別れをしなくても大丈夫。
いつまでも、長く使っていただくことができます。
金継ぎの魅力は、破損した器を修復できるという点だけではありません。
器に金継ぎを施すと、金継ぎが良いアクセントとなって、風情のある器へと生まれ変わります。
古いものや壊れたものに、美しさを見いだす“わび・さび”。
日本特有の美的感覚ではないでしょうか。
感性と情緒に訴えかける、美しい金継ぎ。
そんな、素晴らしい技術をあなたも身に付けてみましょう。
割れたお皿がない方へ
「直したい器があるわけではないけれど、金継ぎをやってみたい!」
そんな方へ、割れた器の調達方法をご紹介します。
メルカリなどのフリマアプリで「お皿 金継ぎ用」などと検索すると、割れた器がヒットします。
今回の講座では、割れた器、欠けた器、ひび割れの入った器の修繕方法を学びますので、その3つのタイプのお皿を探してみましょう。
湯のみなど、高さのある器は初心者の方には難しいため、今回のクラスで扱うような形状を参考に探してみてくださいね。
ご自宅で楽しく金継ぎをはじめよう
「金継ぎ」と聞くと、全部が金でできているようなイメージが沸くかもしれませんね。
けれど、金を使うのはごくわずかな部分のみで、主役の材料は漆なのです。
「金継ぎってどうやるの?」
「漆って危険じゃないの?」
講座では、このような小さな疑問に対しても丁寧に解説しています。
作業を始める前に、材料や道具・注意点・作品の取り扱い方など、基礎知識を学びましょう。
初心者さんも、安心して作業をスタートして頂けますよ。
金継ぎを始めたいと思っても、材料と道具を一から揃えるのはなかなか大変。
そこで、ミルームでは金継ぎに必要な材料・道具をまとめたキットをご用意しています。
だから、あれこれ揃える手間は必要ありません。
キットが届いたその日から、さっそく金継ぎを始めましょう。
分かりやすいカリキュラム
前半ではまず金継ぎがどういうものなのかについてご説明をしていきます。
基礎知識を学んだ後は、金継ぎの3つの基本技法を学びます。
【金継ぎ基本技法】
・欠け
・ひび
・割れ
工程ごとに、その作業をする意味などもお伝えするので、ゆっくりと理解を深めながら学べますよ。
初心者さんに分かりやすい丁寧な解説を心がけていますので、安心してご受講ください。
講座終了後には、ご自身の器にあった修復方法が分かるようになりますよ。
欠けてしまっても、またお気に入りの器として使い続けられる金継ぎ。
ぜひあなたの暮らしに取り入れてみましょう。
いろいろなものが手に入る現代だからこそ、手を動かしてお気に入りを生かし続ける。
そんな体験を楽しんでいただけたらと思います。
オープニング
00:00はじめに
00:20金継ぎとは
01:15漆とは
02:39金継ぎの種類
03:12金継ぎの見分け方
05:13基本的な材料と道具
08:36金粉の種類
11:44金継ぎに適さない器
13:48道具の取り扱い方
15:05おわりに
16:20オープニング
00:00はじめに
00:20金継ぎを行う際の身支度や準備
01:00器の素材について
02:29基本作業について
04:27金継ぎ作品の取り扱い方
05:55金継ぎの道具の洗い方・保管方法
07:19器の保管方法
10:29おわりに
12:57オープニング
00:00はじめに
00:20使用材料・道具
01:58マスキングテープで養生する
07:42断面を荒らして漆を染み込ませる
11:58こくそ漆を作る
16:16こくそ漆で欠けを埋める
25:03削って形を整える
29:59錆漆を作る
44:31錆漆を塗る
49:07下塗りについて
54:55表面を滑らかに整える
63:19下塗り
75:32漆を使った道具の洗い方
83:35磨いて表面を整える
88:03中塗り
96:01磨いて表面を整える
102:24絵漆を薄くまんべんなく塗る
107:23金粉を蒔く
115:38汚れを拭き取る
122:34完成♪
123:24オープニング
00:00はじめに
00:20使用材料・道具
01:36ひびの周りを養生する
06:04ひびに漆を流し込む
08:44下塗りについて
22:06やすりで継ぎ目の上を荒らす
28:11下塗り
33:03磨いて表面を整える
48:36中塗り
53:33磨いて表面を整える
61:09絵漆を薄く塗る
66:15金粉を蒔く
71:47汚れを拭き取る
80:10完成♪
82:46オープニング
00:00はじめに
00:20使用材料・道具
01:56破片の角を面取りする
07:34断面を荒らして漆を染み込ませる
13:08マスキングテープで養生する
18:03破片を接着する
22:42余分な漆を削る
37:52錆づけ
43:05下塗りについて
54:58表面を滑らかに整える
61:31下塗り
75:54磨いて表面を整える
93:43中塗り
102:04磨いて表面を整える
111:31絵漆を薄くまんべんなく塗る
116:08金粉を蒔く
121:06汚れを拭き取る
129:26完成♪
131:36講師と編集部がこだわって作る講座が、毎月開講されます。講座は現在2,500件以上。自分のお気に入りがきっと見つかります。
1カリキュラム約20分の動画講座で、周りを気にせず自分のペースで受講。制限なく、何度でも見直すことができます。
コメント機能で、わからない点は講師に直接質問できます。回数の制限もありません。
経験豊富な講師が選んだ材料と道具をひとつにしたキットをご用意。足りない材料だけを単品で購入することもできます。
講座で使う補助資料は、キットと一緒にお届け、もしくはPDFでダウンロードすることができます。
月額2,980円(税込3,278円)。講座ごとの受講料はありません。教室に比べて続けやすいお得な料金です。
2種類のキットを用意しています。
※キットは別売り・オプションとなります。
※お申し込みいただいた方のみ、キットを購入できます。
キットの内容は、写真のものと一部異なる場合がございます (基礎的な用具のグリップの色が異なる等。受講の用途としては十分なものを入れております)。キットに足りないものや不備があった場合は、未使用に限りお取替えさせていただきます。
ちまはが先生
chimahaga
A. 陶芸を嗜む友人が自分のために作ってくれた器を飼い猫が割ってしまったのですが、どうしても捨てられず、もう一度使えるようにと金継ぎを独学で始めたのがきっかけです。
A. 金継ぎでは、直した後にできた継ぎ目などのことを「景色」と呼ぶことがあります。ただ破片を繋げるだけの修理にとどまらず、その傷跡さえも愛着の持てる「景色」として楽しめるのが金継ぎの1つの魅力だと思っています。
A. どうしても細かな作業が多くはなりますが、できるだけ丁寧に解説しておりますので初心者の方でも金継ぎを楽しんでいただけると思います。
A. この講座で基本的な技法を学べば、受講後も暮らしの中で金継ぎを楽しんでいただけるようになるかと思います。ぜひこれを機に、繕う暮らしを始めてみませんか?