華心穏〜Hanashion〜
お手本の色味を全く無視して、色を選んでしまいました。ルシアンの糸3種類を使いました。オレンジ系の段染めと、オレンジとレモン。実は、セットで購入していた糸の中で持て余していた色だったんです。糸を消費することも1つの目的として、色合わせをしました。仕立ての時はしっかり合わせてあったのですが、耳が片側だけズレてしまいました。糸の残量などをみて、縁飾りを何色にできるかわからなかったこともあり、外枠を刺すのを後回しにしたことが原因だったと思います。そうすることがはじめから頭にあれば、安全ピンではなく、しつけ糸でしつけをすべきであったと反省点が出てきました。斜めの糸こきは丁寧にできたと思います。もっと余白が波打ってしまうのではないかと思いましたが、米刺しのコースターでしっかり練習できたが良かったのかなと思います。目がギッシリ詰まって、分厚いですが、斜めをふんわり刺したことで、柔らかいふきんになりました。色柄派手なので、これから小物に変身させて使ってみようと思っています。
2022/09/18
いちきゆきこ
華心穏さん、ご受講お疲れ様でした。お手本と配色が違うのも個性的で、とても素敵にできたと思います。刺してみると糸の色の新たな一面も知ることができ、想像としていたのと違うと思ったり、想像よりもまとまった印象になったりと面白さがあると思います。外枠をどのタイミングで刺すか、絶対の決まりはありませんが、外枠を先に刺す意味合いは、①模様を刺す前の準備運動として枠の直線で運針を練習する役割②心を落ち着かせる役割③ふきんの形状をできるだけ四角く保ち、2枚がずれたりよれたりしないためなどの、刺しやすさと完成度の高さをある程度担保することを考慮した順番と手順になっています。どの作業をどの順番で行うか、その際の下準備をどうしておくかは、ご自分のなりの正解を見つけていただけると良いと思います。ただ外枠を必ず刺さなければいけないと言うことでもないので、図案に合わせたり、お好みで変化させたりしてください。しつけは、安全ピン、まち針などでも構いませんし、もう一つの講座でご説明しているように慣れない方には、置きじつけもお勧めしています。やりやすい方法をお試しくださいね。最後まで完成させていただき、ありがとうございました!