色の知識が身につく 油絵基礎講座 - ミルーム

色の知識が身につく 油絵基礎講座

油絵の技法で味わう、色とりどりのフルーツ。カラーチャート作りと色の混ぜ方を駆使して、色彩豊かなアートにチャレンジ。

友清大介先生|イラスト・絵画|油絵

友清大介先生

初級

イラスト・絵画

油絵

PDF資料あり

100名以上受講中

339

講座でつくる作品

  • フルーツミニトマト
  • バナナ
  • オレンジ
  • ライム
  • プルーン

学習内容

■ 色の三原色について
■ トーンを一定に保ちながら色を変化させるためのコツ
■ 油絵を描くときの方法・流れ
■ 赤色を中心に描くときの光と影の捉え方
■ 黄色を中心に描くときの光と影の捉え方
■ リアルに描くための色使いのコツ
■ オレンジ色を中心に描くときの光と影の捉え方
■ 緑色を中心に描くときの光と影の捉え方
■ むらさき色を中心に描くときの光と影の捉え方

こんな方におすすめ!

✓油絵が初めての方
✓じっくり楽しむ趣味を見つけたい方
✓絵を飾る暮らしを楽しみたい方
✓絵を描くのがお好きな方

講座の紹介

皆さんこんにちは!

画家の友清大介です。

この講座は、油絵の魅力をじっくり楽しみながらスキルアップを目指す講座です。



油絵とは、顔料と油を練り合わせた絵具を使って描かれた絵画のことです。

その油絵具は、酸素を吸収して時間をかけてゆっくり乾燥していく性質があります。

水彩やアクリル絵具のようにすぐに乾かないのは、デメリットのようにも感じますが、じっくり時間をかけて描けるという油絵のメリットにも繋がっています。



レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」もこの油絵の利点を活かし、絵具のぼかしを最大限に用いて描かれています。

その一方で、モネの「睡蓮」のように自然の光の移ろいを瞬間的に捉えようと短時間で描かれることもありました。

油絵は各時代によってその表現も変わる普天的な画材であり、現在も最もポピュラーな絵画技法として多くの人々に親しまれています。



色について学ぶところから始めよう

油絵においては、絵の具の色をそのまま使うことは少なく、色を混ぜながら描いていくことがほとんどです。

例えば、りんごを描く場合、光と影を表現するために赤色を少しずつ変化させながら描いていくことで、立体感のある一枚に仕上げていきます。

そのため、色の理解を深め、自分の作りたい色を作れるようになることが、油絵を始めるための初めのステップとなります。



これほど複雑そうに見える一枚でも、実際に使っている絵の具はほんの数種類なんですよ。

色を混ぜるテクニックを抑えておくことで、色表現の幅がぐっと広がり、スキルアップへと繋がります。

もちろん、リアルさを表現するための描き方にも触れながらレッスンしていきます。



5色にフォーカスしたカリキュラム

初心者さんも安心してご参加ください。

各回、「赤」「黄色」「オレンジ」「緑」「むらさき」の中から1色をテーマにしてレッスン。

着実にステップアップできるようなカリキュラムとなっています。



今回は皆さんに、私が描いたフルーツのPDFを、データでお配りします。

まず最初は動画と同じように描いてみることで、ポイントをつかんでいただきやすくなっています。



出来上がった絵は色のサンプル帳に

キットに、描いた絵を記録できるノートがついています。

描いた絵を貼った後に、日付・使った絵の具の色・メモを残しておくことができるものです。



このように色ごとに描いたものを記録しておくと、今後ご自分で描きたい作品が出てきたときに何色を使うと良いかのガイドになります。

つまり、混色の基礎を学びながら色のサンプル帳を作ることができるのです♪



色についてじっくり学んでいくことで、講座が終了するころには油絵がより身近に感じる存在になっていることでしょう。

想像もしていなかった色が、出来上がる過程は発見の連続。

ぜひ、油絵の色の世界を楽しみましょう♪


生徒の作品


カリキュラム

油絵 混色の基礎を学びながらカラーチャートづくりのサムネイル

1. 油絵 混色の基礎を学びながらカラーチャートづくり

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 使用材料・道具

    02:04
  • 色相環のフォーマットを描く

    03:46
  • キャンバスペーパーのはがし方

    08:34
  • 階調表のフォーマットを描く

    09:55
  • 色の三原色について

    13:16
  • 絵の具を準備して三原色を塗る

    17:48
  • 二次色を塗る

    26:21
  • 中間色を塗る

    30:29
  • 階調表の端の行に白と濃いグレーを塗る

    36:02
  • 三原色の階調を作る

    44:20
  • 二次色の階調を作る

    51:00
  • 完成♪

    59:21
  • 階調表を参照して色を作る方法

    59:27
  • まとめ

    63:42
混色の基礎 実践編①赤色のサムネイル

2. 混色の基礎 実践編①赤色

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 使用材料・道具

    01:30
  • トマトの配置について

    04:19
  • キャンバスペーパーにフォーマットを書く

    06:30
  • 下絵を描く

    07:10
  • 粗描きをする

    10:42
  • 中描きをする

    24:30
  • ハイライトを入れる

    29:47
  • 細かい色味を表現する

    33:25
  • へたを描く

    35:57
  • 細部を描き込む

    42:11
  • キャンバスペーパーをはがす

    50:04
  • カットして台紙に貼る

    51:19
  • 完成♪

    53:02
混色の基礎 実践編②黄色のサムネイル

3. 混色の基礎 実践編②黄色

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 使用材料・道具

    01:28
  • バナナの光源について

    03:47
  • キャンパスペーパーにフォーマットを書く

    05:25
  • 下絵を描く

    06:13
  • 粗描きをする

    08:17
  • 色味を加えて形を整える

    20:58
  • 細部を描き込む

    29:22
  • 完成♪

    35:08
混色の基礎 実践編③オレンジのサムネイル

4. 混色の基礎 実践編③オレンジ

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 使用材料・道具

    02:25
  • みかんの構図について

    04:47
  • キャンバスペーパーにフォーマットを書く

    07:22
  • 下絵を描く

    07:52
  • 皮外側の明暗を描く

    11:11
  • 果肉を塗る

    15:26
  • 皮の内側を塗る

    18:37
  • 布と影を塗る

    21:11
  • ヘタの周りを描き込む

    28:57
  • 皮の断面と実を描き込む

    35:14
  • 皮の内側を描き込む

    43:44
  • 外皮を描き込む

    52:13
  • 輪郭を整える

    58:08
  • 完成♪

    63:25
混色の基礎 実践編④緑のサムネイル

5. 混色の基礎 実践編④緑

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 使用材料・道具

    02:05
  • ライムの皮を剥く

    04:25
  • ライムを配置する

    06:54
  • キャンバスペーパーにフォーマットを書く

    08:58
  • 鉛筆で下絵を描く

    09:39
  • 油絵の具で下絵を描く

    13:03
  • ライムの土台の色を塗る

    15:50
  • 空間を塗る

    24:49
  • ライムに明暗をつける

    28:42
  • 果肉の中描きをする

    34:55
  • 薄皮の中描きをする

    38:34
  • 外皮の中描きをする

    41:19
  • 外皮の内側を描き込む

    44:25
  • 輪郭を整える

    46:02
  • 果肉の質感を描き込む

    50:08
  • 薄皮と外皮の質感を描き込む

    57:52
  • カットして台紙に貼る

    63:36
  • 完成♪

    66:19
混色の基礎 実践編⑤むらさきのサムネイル

6. 混色の基礎 実践編⑤むらさき

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 使用材料・道具

    01:20
  • 使用する写真について

    03:41
  • キャンバスペーパーにフォーマットを書く

    05:23
  • 鉛筆で下絵を描く

    06:07
  • 油絵の具で下絵を描く

    08:09
  • 粗描きをする

    09:45
  • 中描きをする

    20:37
  • 仕上げ

    34:40
  • カットして台紙に貼る

    49:23
  • 完成♪

    51:33

テレビや雑誌などメディアにも紹介多数

ミルームとは

  • 魅力的な講座が、毎月続々と開講

    講師と編集部がこだわって作る講座が、毎月開講されます。講座は現在2,500件以上。自分のお気に入りがきっと見つかります。

    魅力的な講座が、毎月続々と開講
  • 動画講座だから、自分のペースで受けられる

    1カリキュラム約20分の動画講座で、周りを気にせず自分のペースで受講。制限なく、何度でも見直すことができます。

    動画講座だから、自分のペースで受けられる
  • わからない点は、講師へ直接質問

    コメント機能で、わからない点は講師に直接質問できます。回数の制限もありません。

    わからない点は、講師へ直接質問
  • キットも購入できるため、準備が簡単

    経験豊富な講師が選んだ材料と道具をひとつにしたキットをご用意。足りない材料だけを単品で購入することもできます。

    キットも購入できるため、準備が簡単
  • 図案や見本などの資料は、PDFでダウンロード

    講座で使う補助資料は、キットと一緒にお届け、もしくはPDFでダウンロードすることができます。

    図案や見本などの資料は、PDFでダウンロード
  • お得な料金で続けやすい

    月額2,980円(税込3,278円)。講座ごとの受講料はありません。教室に比べて続けやすいお得な料金です。

    月額2,980円(税込3,278円)。お得な料金で続けやすい

キット

1種類のキットを用意しています。

※キットは別売り・オプションとなります。
※お申し込みいただいた方のみ、キットを購入できます。

  • オールインワンキット(¥16,800)  111
キット

  • ① キャムロンプロ 720(ラウンド)2号

    講座で使う筆です。
    細かい部分を描くときに使います。
  • ② 豚毛油彩筆5本セット

    講座で使う筆です。
  • ③ ペンチングナイフ

    小さなコテ状の描画材です。
  • ④ ホルベイン ペーパーパレットM

    使い捨てのパレットです。
  • ⑤ アーティストトレーディングカード キャンバスペーパー 2冊

    各講座で使うキャンバスペーパーです。
    キャンバスの表面のような質感と厚さがあります。
  • ⑥ ウエス

    絵具の拭き取りに使います。
  • ⑦ ブラシクリーナー

    筆を洗う時に使います。
  • ⑧ ペンチングオイル

    油絵具の溶き油として使います。
  • ⑨ 油壷

    画溶液を入れる小さな容器です。
  • ⑩ ホルベイン油絵具 6号 各色

    パーマネントホワイトEX/キナクリドンマゼンタ/ピロールレッド/キノフタロンイエロー
    イエローオーカー/バーントシェンナ/フタロブルー/アイボリブラック
  • ⑪ オリジナルテキスト

    miroomオリジナルのテキストです。

キットの内容は、写真のものと一部異なる場合がございます (基礎的な用具のグリップの色が異なる等。受講の用途としては十分なものを入れております)。キットに足りないものや不備があった場合は、未使用に限りお取替えさせていただきます。


先生の紹介

友清大介先生|イラスト・絵画|油絵

友清大介先生
友清大介先生公式インスタグラム daisuke_tomokiyo

インタビュー

自己紹介をお願いします!


皆さんこんにちは。画家の友清大介です。

これまで油絵のレッスンを行って参りましたが、すでに油絵を始めた方もこれから始める方にも、じっくり色と向き合う機会をぜひ作っていただきたいと思い、「混色」をテーマに講座を開講することとなりました。

油絵には様々なテクニックがありますが、色を作ることもその一つです。

色の表現が豊かになるとその分だけ作品にリアリティが増します。

最初は感覚を掴むのに少し戸惑う所もあるかもしれませんが、最低限の色数でシンプルにレクチャーしていきますので心配無用です。この内容が理解できればどんな色でもコントロールできて思いのままの色作りを楽しめるようになります。

どうぞよろしくお願いいたします。


Q. 絵の具を使うのが初めてです。


A. 初めての方もご安心ください。もし油絵が初めての方は、講座が開講するまでの間に、すでに配信しているレッスン「油絵絵具の使い方」「絵画における明暗の基礎」「油絵具混色の基礎」を受講しておくとより理解が深められると思いますので、ぜひご覧ください。


Q. 絵心に自信がありません。


A. 今回は色がテーマですので、絵はさほど重要ではありません。また、僕が実際にレッスンを撮影するときに題材としていたフルーツの様子が写真になってそのまま皆さんのお手元に届きますので、僕と一緒のものを描くようなつもりで大丈夫です。安心してご参加ください。