もう迷わない！旅行の“わがまま”全部叶える旅づくり講座

Q. 先生がフリースタイル旅を始めたきっかけは何ですか？

A. 学生時代の夏休みに女友達と2人でタイ、ベトナム、カンボジア、ラオスを1ヶ月半バックパッカーしたのがスタート。就職活動を経て、よく知らない人たちに評価される社会に少し嫌気がさしたのと、自分と向き合った時に、自分にはこれといって特に語れるものがないな・・・と感じました。そんな時にバックパッカーという旅スタイルを知って、思い切ってフリースタイルの旅に出てみようと決意。本来は一人で旅に出る予定で両親も心配しましたが、友達も行きたい！と賛同してくれたため、2人で行くことになって心強かったです。今では私が一人で旅に出ようと両親も友達も気にもしません。最初は周りの反対や心配があったものの、スタートしてみると、それが当たり前となり、今では生活の一部になっています。

Q. 先生が思うフリースタイル旅の魅力は何ですか？

A. 私は人と旅をすることも大好きです。でも一人旅も自分に戻る大切な時間だと思ってます。というのも、日常では選択できない時間や出会いが待っているからです。朝起きてから「何がしたいか？何が食べたいか？どこに行きたいか？」一人だからこそ、選べる自由な選択。そんな心に問いかけられる瞬間は忙しい日常では難しいこと。普段住んでいる場所では、会社に行かないといけないし、子供のお弁当を作らないといけない、何時に誰と会わないといけないなど、生活や役目があるからです。でも一人旅では、それを全て解放できるんです。
忙しい日々の中、自分が誰だったか、何が好きだったかなど忘れていませんか？他人を優先しすぎてませんか？そんな時はゆっくり一人旅に出て自由気ままに過ごすのもおすすめ。その時ばかりはご自愛してあげてください。
また、「Traveling is Living」（旅は人生、人生は旅）という言葉も大切にしています。旅をすることは目的地への計画を立てて、動くなど人生に似ているなと。そして生活のスキルも実は上がっているんです。誰かと一緒に旅をして、時間や食べ物、思い出をシェアすると、その人のことがより分かりますよね。そしてどうやって共同作業していくのがいいか、お相手が何が好きなのかなどより鮮明になり対応の仕方も学べます。また、自分では考えられない生き方をしている人に出会い、「こうやって生きていいんだ」と選択の幅が広がるなどフリースタイルの旅をすることで視野が広がります。トラブルが起きた時も柔軟性が出て、生活の中でも活かせます。
自分で選んで考えて計画しているからこそ、フリースタイルの旅はそんな濃厚な時間が過ごせ、素晴らしい経験とスキルにつながるんです。

Q. 初心者ですが、大丈夫でしょうか？

A. もちろん、旅は自由です。まずはファーストステップを踏み出すのが大事。私も一人旅に出る時はもう怖くて（笑）実はこう見えて心配性でもあるので、出発前はあまり食べれずに体重が減ったほどです。でも旅に出てみたら、そこには素晴らしい世界や景色が待っていて、吹っ飛びました。大事なのは自分がやりたい旅スタイルを見つけること。一人旅が苦手なら家族や夫婦、友達と旅に出れば怖さも不安も減ります。「どこに行くかよりも、誰と行くか」が大事なこともあるんですよ。思い出や見る景色をシェアできるのも楽しさが広がります。
そして自分のペースも大切にしてください。旅に出て疲れ切ってしまったということはよくあること。ホテルやカフェでその空気感を味わいながらゆっくり過ごす旅も最高の思い出になるのでおすすめです。

Q. 受講される方々へ一言お願いします♪

A. 私が英語や旅行に魅了されたのは家族旅行がきっかけ。小学生の頃、ハワイのマウイ島やオアフ島に連れて行ってもらった時「なんて素晴らしいんだ！こんな世界があるなんてワクワクする〜」と小さいながら興奮していた思い出があります。そして英語を学びたいという意欲が湧き、今では旅を仕事にしているんですよね。このように家族旅行が子供の人生に大きな影響を及ぼすこともたくさんあります。
「Traveling is Living」（旅は人生、人生は旅）。みなさまの人生に”旅”という彩りを加えるスタートのきっかけになったら嬉しいです。