ステッチを重ねるたび、心にも実る彩りのベリー。スウェーデン刺繍の基本技法を組み合わせて、色とりどりのデザインを表現する。
※会費は日単位で計算されますので、いつ入会しても無駄なくご利用いただけます。
■ スウェーデン刺繍の基礎知識と歴史
■ 専用のクロスと針の使い方
■ 糸の選び方と準備方法
■ 布目の数え方
■ ダーニングステッチの刺し方
■ クロス刺しの刺し方
■ リンゴンベリーの実を立体的に刺すコツ
■ 緑の葉を順序良く刺すポイント
■ 糸の引き加減の調整方法
■ 刺繍糸の整え方
■ 布の裁断とジグザグミシンのかけ方
■ 巾着の仕立て方
■ 両サイドをきれいに縫い合わせる方法
■ ひも通し部分の縫い方
■ コットンコードの通し方
■ 手作りスレダーの作り方
■ 水性チャコペンの使い方と仕上げ時の処理方法
■ 色違いアレンジの楽しみ方
✓ダーニングステッチやクロス刺しで新しい表現を楽しみたい方
✓ひと針ずつ進める作業に集中して取り組みたい方
✓手作りのかわいい巾着ポーチで日常を彩りたい方
こんにちは!
スウェーデン刺繍作家の五十嵐富美です。
布目を数えながら刺すスウェーデン刺繍で、さまざまなモチーフを描くこの講座。
今回は、赤い実が可愛いリンゴンベリーの巾着ポーチを作っていきましょう。
基本のステッチを組み合わせてできる、鮮やかで立体的なモチーフです。
取り出すたびにほっこりする巾着ポーチで、いつもの日常を彩ってみませんか?
身近で温かみのある刺繍モチーフ
リンゴンベリーは日本名でコケモモとも呼ばれます。
北欧では森に自生していて、家族みんなで山盛り積んでジャムやソースにしたり・・・。
みんなに愛されている木の実です。
この木の実を刺繍と組み合わせることで、温かみのあるデザインに仕上がりますよ◎
赤い実と深緑の葉というコントラストは、カラフルな刺繍糸の表現にもぴったり!
心にもポッと実がなるような刺繍モチーフなので、癒されながら進めていけること間違いなしです♪
基本のテクニックで夢中になれる
小さな実や葉っぱの模様は、刺繍も複雑そう・・・と思うかもしれませんが、技法はたった3種類。
立体的な実は、ダーニングステッチと二段上がりという基本技法の組み合わせです。
葉っぱはクロス刺しにすることで、ひと味違った表現をプラス。
どれも難しいテクニックは必要ありません◎
じっくりと布目を数えながら刺していけば、浮かび上がってくるリンゴンベリー。
ぐっと集中することで、日頃のストレスも忘れる刺繍時間になりますよ♪
モチーフとマッチした巾着デザイン
刺繍モチーフの刺し方だけでなく、巾着ポーチに仕立てる工程も学べるこの講座。
ひも通し部分を作るテクニックは、他のアイテム作りにも応用できる技術ですよ。
リンゴンベリーのデザインに合わせて、ひもにもベリーのようなパーツをつけて。
きゅっと絞れば、ころんとかわいい巾着ポーチの出来上がりです♪
色違いでブルーベリーをイメージしてみたり、アレンジも楽しめるのがスウェーデン刺繍の魅力!
いろんな刺繍糸を試しながら、自分だけの巾着ポーチを作ってみてくださいね。
全6回のレッスンで構成されています。
何度でも動画を見返すことができます。
専用のクロスと針を使ったスウェーデン刺繍。カウンテッドステッチの基本を理解し、リンゴンベリーの巾着ポーチ作りを準備していきましょう。
〈このレッスンで学べること〉
■ スウェーデン刺繍の歴史と特徴的な技法の基礎知識
■ 専用針とスウェーデンクロスの正しい使い方と選び方
■ 手作り糸通し(スレダー)の簡単な作成方法
■ 刺繍糸の適切な準備と2本どりでの使用法
■ 布目を数えながら刺す基本動作とコツ
■ 糸のねじれを防ぎ美しく仕上げる実践テクニック
はじめに
00:00使用材料・道具
01:42糸通しの作り方
04:59スウェーデン刺繍について
06:35スウェーデンクロスについて
07:17刺繍糸の準備方法
08:15スウェーデン刺繍の刺し方
11:54スウェーデン刺繍の最初の工程は、布の裁断とほつれ止め。準備ができたらリンゴンベリーの刺繍に入っていきますよ。
〈このレッスンで学べること〉
■ スウェーデンクロスの裁断とジグザグミシンのかけ方
■ リンゴンベリー模様のレイアウト方法
■ ダーニングステッチの正確な刺し方とトンネル通しのコツ
■ 2段上がり技法による木の実の立体的な表現方法
■ 向かい合わせステッチで既存糸を傷つけない針の通し方
■ 糸の張り具合の調整とふんわり仕上げるポイント
はじめに
00:00スウェーデンクロスを裁断する
00:35ジグザクミシンをかける
01:43今回の刺繍の刺し方
04:13①の実を刺す
05:45②の実を刺す
12:56リンゴンベリーの実をダーニングステッチで刺していきます。糸のならし方や形を整えるポイントなど、美しく仕上げるポイントをお伝えしていきますね。
〈このレッスンで学べること〉
■ リンゴンベリーの実を順序立てて刺す方法
■ 向かい合わせに配置する実のバランスの取り方
■ 糸を半分残して作業を進める時短テクニック
■ 指で押さえながら糸を引く正しい手の使い方
■ 図案を見ながら印なしで刺す応用技術
はじめに
00:00③の実を刺す
00:43④の実を刺す
04:57⑤の実を刺す
07:49⑥の実を刺す
10:46⑦の実を刺す
13:52⑧の実を刺す
16:34残りの実を刺す
19:19ダーニングステッチとクロス刺しを組み合わせ、5つの葉を順番に刺していきます。刺す向きや糸の置き方など、進めやすいコツをお教えしますよ。
〈このレッスンで学べること〉
■ リンゴンベリーの葉を表現する刺繍糸の活用法
■ 4目の大きなクロス刺しで立体的な葉の形を作る技法
■ 既存の赤い刺繍を避けながら丁寧に針を通すテクニック
■ 向かい合わせと異なる位置でのクロス刺しの使い分け
■ 糸をならす際にクロス刺しを引っ張らないよう押さえるコツ
はじめに
00:00⑨の実を刺す
00:43⑩の葉を刺す
06:22⑪の葉を刺す
10:28⑫の葉を刺す
13:30⑬の葉を刺す
17:11続きと裏側を刺す
19:59糸をカットする
21:24刺繍ができたら、巾着ポーチの仕立て方を学んでいきましょう。紐通し口の印つけから両サイドの縫製、押さえミシンまでの工程を丁寧に解説します。
〈このレッスンで学べること〉
■ 刺し終わった布への正確な印のつけ方
■ 消えるチャコペンを使ったマーキング技法
■ ひも通し部分を残して両サイドを縫う分割縫いの方法
■ 布目に沿った正確な縫い代の縫製技術
■ 押さえミシンでひも通し口を美しく仕上げるコツ
はじめに
00:00口部分に印をつける
00:27両サイドを縫う
03:38押さえミシンをする
11:51ひも通しの縫製から仕上げまでの最終工程です。正確な印付けとテクニックを学び、美しいリンゴンベリーの巾着ポーチを完成させましょう。
〈このレッスンで学べること〉
■ 印に沿って折り返しまち針で留めるコツ
■ ひも通し口を一周ミシンで縫う方法
■ ひも通し部分にひもを簡単に通す方法
■ ループエンドの取り付け方
■ チャコペンの印を消す方法
はじめに
00:00ひも通し部分を縫う
00:27ひもを通す
09:55チャコペンの印を消す
13:07おわりに
13:37
講師と編集部がこだわって作る講座が、毎月開講されます。講座は現在3,000件以上。自分のお気に入りがきっと見つかります。
1カリキュラム約20分の動画講座で、周りを気にせず自分のペースで受講。制限なく、何度でも見直すことができます。
コメント機能で、わからない点は講師に直接質問できます。回数の制限もありません。
経験豊富な講師が選んだ材料と道具をひとつにしたキットをご用意。足りない材料だけを単品で購入することもできます。
講座で使う補助資料は、キットと一緒にお届け、もしくはPDFでダウンロードすることができます。
月額2,480円〜(税込)。講座ごとの受講料はありません。教室に比べて続けやすいお得な料金です。
3種類のキットを用意しています。
※キットは別売り・オプションとなります。
※お申し込みいただいた方のみ、キットを購入できます。
キットの内容は、写真のものと一部異なる場合がございます (基礎的な用具のグリップの色が異なる等。受講の用途としては十分なものを入れております)。キットに足りないものや不備があった場合は、未使用に限りお取替えさせていただきます。
五十嵐 富美
atelier.18
A.カレンデュラ・ルピナスと、訪ねたことのあるスウェーデンの夏の花をイメージしてデザインしてきました。そして今回は大好きな木の実リンゴンベリー!!スウェーデンではあちこちに実っていて散歩しながら摘まんでいました。そんな楽しい思い出をこめてデザインしました。
A.スウェーデン刺しゅう専用のクロスと針を使い 刺しゅう糸を布目に通すことで模様をつくっていきます。模様も向かい合わせでシンプル。動画で1つ1つ説明しながら進むので見ながらゆっくり針をすすめれば、初めての方も心配ありません。模様が出来てくると、楽しくて止まらなくなる刺しゅうです。最後に木の実の様なループエンドを付けるのが楽しみですね。
A.リンゴンベリーは栄養豊富なスーパーフルーツ。ジャムは日本でも購入出来ますが 酸っぱくて美味しい!!そんなフルーツを刺したら元気になりそう! 表裏続けて刺せるデザインにしたのでしっかりしたポーチになります。ここまでスウェーデン刺しゅう講座では、ステッチの色と形を組み合わせて作品を作ってきました。スウェーデン刺繍は刺しゅう糸やクロスの色、ステッチをアレンジして誰でも自由にデザイン出来る刺しゅうです。これからもスウェーデン刺しゅうをお楽しみください。