本物そっくりな愛犬におうちでも癒される日々を。目と鼻のディテールにこだわり、大切な犬の表情をお皿や器に描く。
なが田カガリ先生
初級
絵付け・ペインティング
上絵付け
PDF資料あり
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■ 実用的な練習台を作るための下絵の写し方
■ 絵の具の濃さを調整するときのポイント
■ 練習台にちょうど良い着色の加減
■ 目をリアルに見せるテクニック
■ 立体感ある鼻を描くテクニック
■ 立体的に見せるための光と影の取り入れ方
■ 描きたいラインにあわせて筆を使い分けるコツ
■ 色を重ねていくときのポイント
こんにちは!
ペットエタニティポーセ作家のなが田カガリです。
「ペットエタニティポーセ」とは、上絵付けで愛するペットの思い出を永遠に残す肖像画作品のことで、私のオリジナルブランドでもあります。
子供の頃から、動物が大好きで沢山飼ってきましたが、動物達にとっては決して幸せな飼育環境であったとは言えなかったと思います。
幼かった私は命の尊さをあまり理解していなかったのですが、母になり子育てを通して、命がどれほど尊いものなのかを思い知りました。
それと同時に、過去に一緒に過ごした動物達への後悔の気持ちが、どんどん大きくなっていきました。
「私が関わる動物達は幸せであって欲しい。」その想いをベースに、目一杯の愛情を込めて制作活動を行っています。
さて、今回の講座では犬の愛らしい表情のポイントでもある「目」と「鼻」の描き方をご紹介していきます。
犬の全身を描く作品と比べて、比較的取り組みやすい作品だと思いますので、ぜひお気軽にご参加くださいね。
まずは練習から始めてみましょう
作品作りに取り掛かる前に、まずは練習から始めます。
パネルを使って、犬の目と鼻を愛らしく描く練習をしてみましょう。
上絵付けならではの塗料やオイルの使い方など、これまであまり経験がない人にもわかりやすく解説していきます。
絵が苦手な人でもきれいに描ける方法をレクチャーしていきますので、何度も動画をチェックして練習してみてくださいね。
基本的なテクニックを習得してレッスン通りの犬の目と鼻が描けたら、ご自身の愛するペットの姿にもチャレンジしてみましょう!
目と鼻のバランスや大きさ、毛並みの色などを工夫して、オリジナルの絵に仕上げてみても素敵です。
愛するペットを描いて残そう♪
練習ができたら、いよいよ作品制作へとりかかりましょう。
光のあたり方や色の使い方など、リアルで生命感あふれる目と鼻を描くために、細かいポイントやコツをたくさん盛り込んで解説していきます。
◆使用する材料と道具
◆目と鼻の構造についての解説
◆目をリアルに見せるテクニック
◆立体感ある鼻を描くテクニック
など、丁寧に解説していきます。
大切な家族であるペットの肖像画を描いて残すために、ぜひ目と鼻の描き方からレッスンして、リアルな表情を描いてみてくださいね♪
オープニング
00:00はじめに
00:19使用材料・道具
00:38タイルをクリーニングオイルや無水エタノールで拭いてきれいにする
04:43セルフコピー紙の裏表の見分け方
05:20セルフコピー紙でタイルに下絵をトレースする
06:22今回使用するライナーオイルについて
10:40ライナーオイルで濃いブラウンの絵の具を溶く
11:56丸ペンに絵の具を準備する
14:42目をなぞる
15:22鼻と口をなぞる
16:31ペンオイルを使用した場合について
18:10水溶性メディウム(速乾性)を使用した場合について
18:58水溶性メディウム(遅乾性)でベージュの絵の具を溶く
21:05スポンジの丸い面を使って全体に色をのせる
24:35水溶性メディウム(遅乾性)でライトキャメルの絵の具を溶く
27:17スポンジの丸い面を使って眉間の辺りに色をのせる
29:08スポンジの丸い面を使って鼻の辺りに色をのせる
30:14水溶性メディウム(遅乾性)で濃いブラウンの絵の具を溶く
32:57スポンジの丸い面で目の周りと輪郭と耳の間の影に色をのせる
35:04スポンジの尖った面で目の輪郭に色をのせる
37:50はみ出した部分を筆で拭う
43:51何もついてないスポンジを使ってマズルを浮き立たせる
45:01はみ出た部分やムラのある部分を微調整する
47:51まとめ
48:52オープニング
00:00はじめに
00:10使用材料・道具
00:38目と鼻の描き方の構造について
03:53水溶性メディウムと絵の具について
10:36絵具の保存の仕方
16:30目を塗る
17:52鼻を塗る
27:40まとめ
35:27オープニング
00:00はじめに
00:20使用材料・道具
00:44パレットについて
02:51目の構造について
03:48使用するプレートについて
06:01使用する絵の具について
07:01絵の具をパレットに出して練る
08:39筆の準備をする
09:58黒煤竹とベリーブラックを筆の左側に取り、光を意識して目に色を入れる
10:43目の上側にアイラインのように色を入れる
13:11丸筆で目の下のラインに黒を入れる
13:55目尻に色を足す
15:07瞳の一番黒いところに色を足す
16:09反対側の目にも黒を入れる
17:00水溶性メディウムで筆についている絵の具を軽く落とす
21:42ベリーブラックを筆に取って色を入れる
21:55筆を水で洗って紙で拭き取る
22:43水溶性メディウムにつけて水分を取り除いた筆で余分な絵の具を拭う
22:59光の反射を意識して色の濃さを調節する
28:01丸筆を使って色を抜く
30:07オープニング
00:00はじめに
00:20使用材料・道具
00:44パレットについて
02:51ベージュの絵の具をパレットに出す
03:48筆を水溶性メディウムに浸して紙で拭き取り、完全に水分を取る
05:14ベージュに黒煤竹を混ぜる
05:57鼻の上から色を入れる
06:14綿棒で絵の具を拭って色を抜く
07:23丸筆で鼻の穴を描く
09:06明るいところのすぐ横を濃く色を入れる
10:36平筆にベリーブラックを取って影を入れる
14:40筆を洗って黒煤竹を取って鼻の周りの影を入れる
16:58鼻の前面の影を入れる
18:35綿棒で絵の具を拭って色を抜く
23:29さらに色を重ねて調整する
25:20スポンジを使って境目をぼかし、質感を出す
29:55筆を水で洗って水分をしっかり取り、色を抜いて境目をスポンジでぼかす
31:40湿ったティッシュで余分な絵の具を拭き取る
33:39白い絵の具を取って目にキラキラを入れる
34:48まとめ
41:57講師と編集部がこだわって作る講座が、毎月開講されます。講座は現在2,500件以上。自分のお気に入りがきっと見つかります。
1カリキュラム約20分の動画講座で、周りを気にせず自分のペースで受講。制限なく、何度でも見直すことができます。
コメント機能で、わからない点は講師に直接質問できます。回数の制限もありません。
経験豊富な講師が選んだ材料と道具をひとつにしたキットをご用意。足りない材料だけを単品で購入することもできます。
講座で使う補助資料は、キットと一緒にお届け、もしくはPDFでダウンロードすることができます。
月額2,980円(税込3,278円)。講座ごとの受講料はありません。教室に比べて続けやすいお得な料金です。
なが田カガリ先生
atelier_seran
ペットエタニティポーセ作家
はじめまして。上絵付けで愛するペットの思い出を永遠に残す肖像画作品【ペットエタニティポーセ】作家のなが田カガリです。
私の家は両親共に絵を描く美術一家で子供の頃から絵を描くことが当たり前の環境で育ち、私自身も美術短大の造形美術科を卒業しました。
私が動物を描き始めたきっかけは後悔の気持ちからです。子供のころから動物が大好きで沢山飼ってきましたが決して幸せな飼育環境であったとは言えず不幸な目に遭わせてしまいました。
幼かった私は命の尊さをあまり理解していなかったのです。
しかし母になり、子育てを通して命がどれほど尊いものなのかを思い知ります。同時に過去に可哀想な思いをさせてしまった動物達への後悔の気持ちがどんどん大きくなっていきました。
もうあんな思いをさせたくない、私が関わる動物達は幸せであって欲しい。その想いをベースに目一杯の愛情を込めて1枚1枚丁寧に描き上げています。
*【ペットエタニティポーセ】は永田カガリのオリジナルブランドでありレッスンメソッドです。
■ヴォーグ社認定 ポーセラーツ インストラクター
■彩色チャイナペインティングクラブ 本部講師
■JPAC(Japan Porcelain Arttists’ Club)会員
■IPAT(International Porcelain Artist & Teachers Inc)会員
・1996年海外赴任先の香港で絵付けを始める
・2016年ポーセラーツ ・上絵付け教室『アトリエセラン』開講
・2018年7月〜8月 西麻布にて個展開催
・2018年11月 第6回キルンアートコンクール 手描き部門で『マーティシミクロシュ賞』受賞