透明水彩の「滲み」「ぼかし」などのテクニックを基礎から学び、アネモネの描き方を学ぶ講座です。
井上 奈保子先生
イラスト・絵画
水彩画
PDF資料あり
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■ 紙の上でどのような発色になるのか
■ 水分量による色の濃淡を体感しよう!
■ 「片ぼかし」の練習をしよう!
■ 12色相環の作り方
■ 混色で生まれる色を体感しよう!
■ 色の三属性を確認しよう!
■ 3つの混色方法
■ 重色について
■ 重色の順番について
■ バランスよく下描きするコツ
■ ファーストウォッシュで画面全体の雰囲気を作ろう
■ 片ぼかしの技法で花びらの明暗を描いていこう
■ 背景の塗り方
■ 花びらの陰影のつけ方
■ 葉っぱの描き方
✓透明水彩を基礎から学びたい方
✓お花を素敵に描きたい方
✓ふんわりとした雰囲気の絵がお好きな方
✓新しい趣味を見つけたい方
皆さん、こんにちは。水彩画家の井上奈保子です。
今回の講座では"透明水彩"を使って、皆さんと一緒にアネモネを楽しく描いていきたいと思います。
透明水彩のふんわりとした優しい魅力
そもそも透明水彩とは、不透明水彩では下地の色が透けないのに対し、下地の色が透けて見える画法のことです。
赤と黄色のセロファンを重ねると、オレンジ色に見えるのと同じです。
透明水彩は透明感のある画材なので、下地の色や紙の素材感を活かして描くことが楽しめます。
また、透明水彩では「白」を使わないのも特徴といえるでしょう。
明るくしたい部分は、わざと塗り残し、紙の色で表現します。
透明水彩の特徴的な技法に「滲み」や「ぼかし」があり、淡くて優しい雰囲気に作品が仕上がります。
このような理由から、透明水彩はふんわりとしたお花を描くにはピッタリの画材だといえます。
初心者の方にもおすすめのアネモネを基礎から
講座の初めのレッスンでは、カラーチャート作りを通して透明水彩について学びます。
紙の上での発色の仕方や、水分量による濃淡の変化など、実際に手を動かしながら透明水彩の特徴をつかんでいきましょう。
透明水彩の特徴が学べたら、いよいよアネモネを描いていきます。
アネモネは、花びらが大きく「ぼかし」などの表現も付けやすいため、初心者の方にぴったりのお花です。
透明水彩ならではの技術はもちろん、バランスの取り方などのコツも丁寧に解説します。
繰り返しお花を描いていくと、最終的には自分の描きたいお花が描けるようになりますよ。
お庭のお花や買ってきたお花を、ぜひ透明水彩で描いてみませんか♪
オープニング
00:00はじめに
00:20使用道具
01:09絵の具をパレットに入れる
06:31カラーチャートを作る
08:06おわりに
21:43オープニング
00:00はじめに
00:20使用道具
01:0912色相環を作る
05:25黄色から赤の色相環を塗る
06:12赤から青の色相環を塗る
10:53青から黄色の色相環を塗る
13:27オープニング
00:00はじめに
00:203つの混色方法
00:43重色について
08:47重色の順番について
14:56葉っぱを着彩する
18:26おわりに
22:26オープニング
00:00はじめに
00:20使用道具
01:00下描きを描く
06:25ファーストウォッシュで色をのせる
09:51オープニング
00:00はじめに
00:20花びらに明暗をつける
00:57背景を塗る
06:57花びらの陰影をつける
09:18葉っぱを描く
12:01しべを描く
15:18下描きを消して名前を書く
22:00作品をブロックからはがす
23:00おわりに
23:48講師と編集部がこだわって作る講座が、毎月開講されます。講座は現在2,000件以上。自分のお気に入りがきっと見つかります。
1カリキュラム約20分の動画講座で、周りを気にせず自分のペースで受講。制限なく、何度でも見直すことができます。
コメント機能で、わからない点は講師に直接質問できます。回数の制限もありません。
経験豊富な講師が選んだ材料と道具をひとつにしたキットをご用意。足りない材料だけを単品で購入することもできます。
講座で使う補助資料は、キットと一緒にお届け、もしくはPDFでダウンロードすることができます。
半期会費¥17,880で受講が可能。講座ごとの受講料はありません。教室に比べて続けやすいお得な料金です。
1種類のキットを用意しています。
※キットは別売り・オプションとなります。
※お申し込みいただいた方のみ、キットを購入できます。
キットの内容は、写真のものと一部異なる場合がございます (基礎的な用具のグリップの色が異なる等。受講の用途としては十分なものを入れております)。キットに足りないものや不備があった場合は、未使用に限りお取替えさせていただきます。
井上 奈保子先生
nahokoinoue
A. 絵は小さい頃から見るのも描くのも大好きで、高校時代は油絵を描いていました。 大学進学~就職、結婚・出産とライフステージは移って…。社会人時代は細々と油絵を描いていましたが、出産後は油絵の道具も仕舞い込み、絵を描く機会から離れていました。そんなある時、次女が幼稚園に上がったタイミングで、「よし!絵を描こう!」と思い立って地元のスケッチ会に参加、そこで透明水彩絵の具に出会いました。水と絵の具が織り成す滲み、ぼかしの表現に感銘を受け「この画材でもっと色々なモチーフを描きたい!!」…と思いました。スケッチ仲間と野外スケッチで描く時も、絵の具道具と水さえあれば、気軽に描ける簡便さ、そして簡便さの先に広がる表現の奥深さにすっかり夢中になりました。
A. 透明水彩の魅力は、なんと言ってもその「透明感」!!です。紙の白を生かしながら、上に乗せた色、そこにまた色を乗せて、両方生きてくるという、絵具の持つ魅力に憑りつかれています。透明水彩は水で動くんですよね、描くというより色を置く、色を置くと水に乗って広がったり混ざったり。完成したものも好きですが、描いているときの紙の上で遊ぶ感じもすごく魅力的です。花とその周りの空気感を描きたい時に、透明水彩の良さが存分に生きてきます。
A. 初心者の方ももちろん大丈夫です、
というより、初心者の方にこそ、ぜひ透明水彩絵の具を使って楽しんで頂きたいです♪♪先入観なく、スッと透明水彩の特徴・魅力を掴んで頂けると思いますよ。
講座の中では、私が透明水彩を学んだ経験から「ここはぜひ知っておきたい、体験しておきたい」というポイントをギュッと濃縮してまとめてありますので、効率良く透明水彩や絵を描くのに大切なポイントを学んで頂けるかと思います。そして、お花をふんわり描くコツも、ひとつひとつ段階を踏まえて実技・ご説明しておりますので、安心してご受講頂ければと思います。
ご質問もアプリ内で出来ますので、ご不明な点はお気軽にお聞きくださいね。
A. 透明水彩の透明感や色の美しさを味わいながら、ご一緒に楽しく描いて参りましょう!きっとあなたの生活に、素敵な彩りと潤いを添えてくれると思います。出来上がった作品を額装してお家で飾って楽しめるのも魅力ですよ。
この講座が、透明水彩の優しくて奥深い世界を旅する一助になれれば、こんなに嬉しいことはありません。そしていつか、アプリ内だけでなく、実際にご一緒に絵を描いたり、展覧会などでお会い出来る機会が広がると嬉しいです。
それでは、ゆっくりゆったり、楽しんで下さいね♪♪♪