心が静かに満ちていくような、ころんと丸いキャンドル作り。深みのある海や陸の色作り、自然な質感を表現するテクニックを学ぶ。
■ モールドの準備とシリコンスプレーの使い方
■ 芯をろう引きする上での基本テクニック
■ 地球を表現する8つのカラーの作り方
■ パラフィンワックスとパームワックスの使い分け
■ 固形顔料と液体染料の着色方法
■ 雲の透明感を引き出す表現技法
■ 大地の色を重ね塗りする筆の使い方
■ 適切な温度管理のポイント
■ ヒートガンを使った修正方法
■ 波模様を作るモールド回転のコツ
■ 自然な海の質感を再現する動かし方
■ 芯通しからろうを流すまでの手順
■ リモールドによる仕上げ方法
■ 境界線のぼかし方
■ 底面を平らに仕上げる方法
■ 筆で全体バランスを整える技法
✓一風変わったキャンドルを作ってみたい方
✓筆と色で表現するキャンドル作りを楽しみたい方
✓さまざまな色作りや塗り重ねる方法を学びたい方
✓お部屋に素敵なアクセントを加えたい方
こんにちは!
キャンドルアーティストのViVify ERIです。
今回の講座では、ころんと丸いフォルムが美しい地球キャンドルを作ります。
まるで宇宙から見た本物の地球のような、海や陸の模様が神秘的♪
ワックスの溶かし方などの基本から色作りまで、キャンドル作りのステップアップにもなる内容です。
ひと味違う地球キャンドルで、心静かなひとときを過ごしてみませんか?
深みのある自然な色作りをマスター
地球には海や森、雲や大地などさまざまな色があります。
この色作りと模様のつけ方が、地球キャンドル作りの一番楽しいポイント!
顔料や染料、さらにクレイもおりまぜて、それぞれの色を作るコツをお教えします。
特徴を活かした使い分け方法についても、詳しく解説していきますよ。
まるで絵を描くように筆で色をのせたり、境界線をぼかしたり。
すでにキャンドル作りに親しんでいる方も、新しい表現方法に驚かれるかもしれません♪
革新的なテクニックで完成度アップ
地球の多くを占める海のブルー。
自然な波模様を表現するには、仕上げのワックスの注ぎ方にポイントがあります。
モールドを回転させながら、まるで地球儀をまわしているかのような感覚に。
不規則ながら美しい自然のリズムを再現するこの技法は、この作品ならではのテクニックです◎
表面のなめらかさにもこだわり、つなぎ目をならすコツもお教えします。
底をきれいにするリモールド方法も学べるので、完成度の高い仕上がりを目指せますよ。
火を灯しても、そのまま飾っても美しい
火を灯すと、揺れる光が地球に命を吹き込むようにも見える地球キャンドル。
地球にいながらその世界を俯瞰しているような、不思議な感覚が味わえますよ。
火を灯さず、お部屋にそのまま飾ってもアクセントに。
お部屋全体が引き締まるような、存在感抜群のキャンドルです♪
キャンドル作りのスキルアップをしながら、新しい世界も見せてくれるこの作品。
自然の色やかたちを閉じ込めた地球キャンドル、ぜひみなさんの手で作ってみませんか?
全5回のレッスンで構成されています。
何度でも動画を見返すことができます。
球体のキャンドルを作る下準備として、芯のろう引きやモールドに一工夫していきます。地球を表現する色は、顔料や染料、クレイを使って作りますよ。
〈このレッスンで学べること〉
■ キャンドルを取りやすくするモールドへの一工夫
■ ワックスの表面にニュアンスを出すための下準備
■ キャンドルの芯をろう引きするためのテクニック
■ 地球の色を表現する顔料や染料の紹介
■ パームワックスとパラフィンワックスの使い分け方
はじめに
00:00使用材料・道具
01:07モールドにシリコンスプレーをかける
01:55割り箸に輪ゴムを巻く
02:44キャンドルの芯にろう引きする
03:10地球の色について
05:04白の雲の色を作る
06:471つ目の土の色を作る
08:222つ目の土の色を作る
13:103つ目の土の色を作る
15:01森林の緑から海の青まで、地球の自然な色を再現する色作りと塗り方をマスター。ワックスを溶かす際の温度管理、筆使いのコツも詳しく解説します。
〈このレッスンで学べること〉
■ 地球キャンドルの色彩表現に必要な8色のワックス作り
■ 森・雲・大地・海を表現する各色の調色テクニック
■ 温度管理とIHコンロを使った安全な作業方法
■ 平筆を使った雲の軽やかな質感表現
■ 3色の土色を重ねて自然な大陸を描くペイント方法
■ ムラ感を活かした色重ねでリアルな地球表面を作るコツ
はじめに
00:00地球の緑の色を作る
00:421つ目の海の色を作る
04:292つ目の海の色を作る
07:073つ目の海の色を作る
08:10雲の色を塗る
10:19大地の色を塗る
16:19大陸の緑の着色から、ロイヤルブルー・水色・ブラックによる海の波模様作りまで。自然な地球の表面を再現していきましょう。
〈このレッスンで学べること〉
■ 緑色ワックスで自然なムラ感を作る塗り方
■ 海の色塗りを効率的に行う準備アイデア
■ 3色のワックスを使った海の表現方法
■ モールドを傾けて波模様を描くテクニック
■ パラフィンとパームワックスの化学反応を活用した効果
■ 安全な後片付けの手順
はじめに
00:00緑の色を塗る
00:38海の色を塗る
04:16海の色を交互に注ぐ
10:06ろうで厚みを出す
19:39残ったろうの処理について
22:32模様を付けたキャンドルに芯を通し、内側にろうを注入します。適切な温度管理やリモールドのコツまで、仕上げの工程を詳しく解説しますよ。
〈このレッスンで学べること〉
■ 地球キャンドルの芯を正確に通す基本技術
■ パラフィンワックスの適切な温度管理
■ 段階的にワックスを注ぐときの変形を防ぐコツ
■ リモールド技法による底面の美しい仕上げ方
■ ブラックワックスを使った着色リモールドの応用
はじめに
00:00芯を通す
00:42内側のろうを入れる
02:072回目のリモールドをする
05:213回目のろうを入れる
09:281回目のリモールドをする
11:242回目のろうを入れる
14:20キャンドルをモールドから慎重に取り出し、ヒートガンや高温ろうを使って仕上げの工程へ。美しい地球キャンドルのできあがりです。
〈このレッスンで学べること〉
■ モールドからキャンドルをきれいに取り出す方法
■ つなぎ目の境界線をぼかすテクニック
■ 球体に馴染ませるためのヒートガンの使い方
■ 底面を平らに整える方法
■ 全体に着色しながらバランス調整するコツ
はじめに
00:00モールドから外して境界線をぼかす
00:38ヒートガンで温めて馴染ませる
02:41底を平らにする
03:31筆でペイントをする
07:17芯をカットする
13:36完成♪
14:03講師と編集部がこだわって作る講座が、毎月開講されます。講座は現在2,500件以上。自分のお気に入りがきっと見つかります。
1カリキュラム約20分の動画講座で、周りを気にせず自分のペースで受講。制限なく、何度でも見直すことができます。
コメント機能で、わからない点は講師に直接質問できます。回数の制限もありません。
経験豊富な講師が選んだ材料と道具をひとつにしたキットをご用意。足りない材料だけを単品で購入することもできます。
講座で使う補助資料は、キットと一緒にお届け、もしくはPDFでダウンロードすることができます。
月額2,980円(税込3,278円)。講座ごとの受講料はありません。教室に比べて続けやすいお得な料金です。
3種類のキットを用意しています。
※キットは別売り・オプションとなります。
※お申し込みいただいた方のみ、キットを購入できます。
内容物 1〜6
内容物 1〜17
内容物 1〜21
キットの内容は、写真のものと一部異なる場合がございます (基礎的な用具のグリップの色が異なる等。受講の用途としては十分なものを入れております)。キットに足りないものや不備があった場合は、未使用に限りお取替えさせていただきます。
ViVify
vivify_works
A.宇宙の壮大さに思いを馳せると、自分の存在がちっぽけに感じることもありますが、今ここに生きていること自体がとても貴重で、奇跡のようなことだと思います。だからこそ、日々の暮らしの中でも少し視点を広げて、“地球にいる私”を意識するきっかけになれば嬉しい。そんな想いを込めて、このキャンドルを作りました。
自分が「心地いい」と感じる色を重ねて手を動かす時間は、まるでキャンドルセラピーのよう。ぜひ、自分だけの地球キャンドルを作ってみてくださいね!
A. もちろん大丈夫です!「地球のキャンドル」は、絵を描くような感覚で楽しめるレッスンです。蝋で模様を描く工程は、最初は少し戸惑うかもしれませんが、まるで子どものころに戻ったような気持ちで楽しめます。自由に、感覚のままに作っていく過程も魅力のひとつです。初心者の方も安心してご参加くださいね。
A.実は私自身、ミルームでキャンドルを学びました!小さな子どもがいたため、なかなかキャンドル教室には通えなかったのですが、おうちで先生方の素敵な講座を見るだけでワクワクしていたのを覚えています。キャンドル作りを楽しむうちに数年が経ち、おかげさまで「japan candle artist award」で評価をいただいたことがきっかけとなり、講座を開かせていただくことになりました。まさか自分がミルームで先生になる日が来るとは思ってもいなかったので、本当に嬉しいです。今ではキャンドル作りが、私にとって大切なライフワークになっています。
「何かに夢中になれるものと出会いたい」「自分の可能性を試してみたい」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?この講座が、そんな皆さんの“きっかけ”のひとつになったり、キャンドル作りの楽しさが少しでも伝われば嬉しいです。ぜひ一緒に楽しみましょう♪