糸を浮かせて織ることで、さまざまな模様や柄を表現。不要な布を細く裂いて使う裂き織りで、たっぷりサイズのショールを作る。
箕輪直子先生
初級
ハンドメイド
クラフト
PDF資料あり
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■ 布を長い1本のひも状に裂く方法
■ 織り機の使い方
■ 織り機にたて糸をかける方法
■ 幅が広くてたて糸の本数が長い時の織り機にたて糸をかけるコツ
■ たて糸をかけている時に新しい糸を足す方法
■ たて糸を綺麗に巻き取るコツ
■ 浮き織りの織り方
■ 綺麗な織り布にするコツ
■ 織り上がりの始末
■ 糸を撚り合わせた房を作る方法
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こんにちは。
染織家の箕輪直子です。
今回は、浮き織りの技法を使ってショールを織っていく方法をご紹介します。
講座ではCloverの手織り機である「咲きおり」を使用していますが、ハマナカのオリヴィエを使って織る方法も紹介していますよ。
浮き織りの独特な表現力
浮き織りは、糸を浮かせて織ることで様々な模様や柄を表現することができる織り方です。
表面だけに模様ができて、裏面は無地の布地になります。
今回は簡単な模様を裂き布の浮き織りで表現していきますが、毛糸を浮き織りする場合と少し違う部分もありますのでしっかり解説していきますよ。
たっぷりサイズのショールを織る
今回はショールを織っていくのでとても織りごたえのある作品です。
その分たて糸も本数が多く、長いものになっています。
そんな時、少しラクに織り機にたて糸をかける方法や、途中で新しい糸を足す方法、たて糸を綺麗に巻き取るコツなど、長い物を織る際のテクニックを紹介していますので参考にしてみてくださいね。
より魅力的なショールに仕上げる
布地が織り上がったら、房の始末や布地の湯通しをしてショールを仕上げます。
房は白い毛糸を加えて撚り合わせますが、2つの方法を紹介していますよ。
仕上げの湯通しについても丁寧に説明しています。
湯通しをすることで、布地がふっくらとした仕上がりになりますので参考にしていただければと思います。
コーディネートの幅を広げてくれるショールを、あなたの手で作り上げてみましょう♪
オープニング
00:00はじめに
00:20使用材料・道具
01:35布を裂く
03:48たて糸をかける
05:08中細の毛糸をかける
17:40たて糸を巻き取る
22:59ほつれ止めを織りよこ糸を10段織る
37:49裂き布と毛糸を織る
41:27ハマナカのオリヴィエで織る場合
53:14房の始末をする
57:20湯通しについて
64:22房の部分をネクタイ結びする
64:58房を切る
67:55完成♪
68:47講師と編集部がこだわって作る講座が、毎月開講されます。講座は現在2,500件以上。自分のお気に入りがきっと見つかります。
1カリキュラム約20分の動画講座で、周りを気にせず自分のペースで受講。制限なく、何度でも見直すことができます。
コメント機能で、わからない点は講師に直接質問できます。回数の制限もありません。
経験豊富な講師が選んだ材料と道具をひとつにしたキットをご用意。足りない材料だけを単品で購入することもできます。
講座で使う補助資料は、キットと一緒にお届け、もしくはPDFでダウンロードすることができます。
月額2,980円(税込3,278円)。講座ごとの受講料はありません。教室に比べて続けやすいお得な料金です。
3種類のキットを用意しています。
※キットは別売り・オプションとなります。
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キットの内容は、写真のものと一部異なる場合がございます (基礎的な用具のグリップの色が異なる等。受講の用途としては十分なものを入れております)。キットに足りないものや不備があった場合は、未使用に限りお取替えさせていただきます。
箕輪直子先生
minowanaoko
A. 中学生のころ、演劇部に所属していて文化祭で夕鶴をすることになりました。私は舞台監督だったのですが、障子の無効で鶴が機織りをしている音を効果音で収録するため、染織を専攻する大学に協力いただき、その時に初めて織機を見たのがきっかけです。非常に原始的な作業なのにとても優雅で憧れを持ち、大学で染織を専攻しました。
A. やはり自分だけのオリジナルができるということでしょうか。織りの中でも特に裂き織りは同じ材料が手に入るとは限りません。その素材を
どんなふうに変身させるか、どんな技法と組み合わせるかを考えるとわくわくします。
A. 卓上織機はスペースも取りませんし、国産のものは説明書DVDもついています。たて糸の掛け方などは動画でわかりやすく解説していけたらとおもますので、安心してご参加ください。
A. 一緒に楽しみながら学びましょう!