陰影やパールの光沢も繊細に表現する、上絵付けの技法。白磁にタッセルを描く方法と、バリエーションを出すアレンジをご紹介。
花島 悦子先生
中級
絵付け・ペインティング
上絵付け
PDF資料あり
29
■ 下絵の写し方
■ マスキングの仕方
■ 帯に真珠ラスターを塗る方法
■ 金具に金を塗る方法
■ タッセルの房の塗り方
■ 装飾帯のマスキングの仕方
■ 装飾帯にパールホワイトを塗る方法
■ 装飾帯の模様の描き方
■ 結合部分とひもの色の塗り方
■ 毛糸玉の色の塗り方
■ 球体部分の色の塗り方
■ 影の下絵の写し方
■ 影の周りのマスキングの仕方
■ 影の色の塗り方
■ 装飾帯とひもに装飾を施す方法
■ 金具の影の入れ方
■ 毛糸玉にパールホワイトを塗るときのポイント
■ 他アレンジのご紹介
✓絵を描く上での陰影の付け方を学びたい方
✓質感の違いの表現方法を身につけたい方
✓インテリアとして飾れる上絵付を学びたい方
こんにちは!
ポーセリンアーティストの花島悦子です。
この講座ではみなさんに、上絵付けでお皿にタッセルを描く方法をお教えします。
「タッセル」とは、糸や紐を束ねて作った房のような装飾のこと。
衣服やカーテンの留め具などにもよく使われるものです。
今回は、そんなタッセルの絵柄を施した素敵なお皿を、一緒に作っていきましょう♪
絵が描けなくても大丈夫!
これまでの講座同様、今回も私が描いた図案がセットになっています。
図案をお皿に写すだけで、下絵の完成。
あとは、そこに色や模様を付けていくだけです!
上絵付け初心者さんや画力に自信がない方も、お気軽にチャレンジしてみてくださいね♪
本物のようなタッセルがお皿の上に
房部分の独特の色合いや、アクセントとなる毛糸玉の質感。
さらには装飾帯の模様まで。
細かい部分も丁寧に色を塗り、リアルなタッセルに仕上げます。
もちろん、レッスンでは色の作り方から筆の動かし方までしっかり解説します。
それらを参考にしながら作業を進めましょう!
陰影やパールの光沢の繊細な表現
この作品では、光と影の表現も魅力を引き立てるポイントです。
タッセル全体の影や、小さなパールの放つ光。
それらを描くことで、ますますエレガントな印象に。
そしてこのタッセルは、アレンジも自由自在。
お好みの色やデザインで、あなただけのお皿を作ってみてくださいね♪
※ポーセラーツは、専用の絵の具で色を塗った後、専用の釜で焼成することで出来上がります。
専用の釜をお持ちでない方はネットの焼成サービスの利用がおすすめです。
オープニング
00:00はじめに
00:20使用材料・道具
00:50下絵を写す
03:35マスキングをする
05:31装飾帯に真珠ラスターを塗る
16:26オープニング
00:00はじめに
00:20金具に金を塗る
00:42タッセルの房を塗る
02:15装飾帯をマスキングをする
11:57装飾帯にパールホワイトを塗る
16:13オープニング
00:00はじめに
00:20装飾帯に模様を描く
00:38結合部分とひもに色を塗る
12:50毛糸玉に色を塗る
20:26オープニング
00:00はじめに
00:20球体に色を塗る
00:42影の下絵を写す
03:53影の周りをマスキングする
05:13影に色を塗る
10:19オープニング
00:00はじめに
00:20装飾帯とひもに装飾をする
00:42金具に影をいれる
09:51毛糸玉にパールホワイトを塗る
12:27他のアレンジのご紹介
15:07おわりに
16:01講師と編集部がこだわって作る講座が、毎月開講されます。講座は現在2,500件以上。自分のお気に入りがきっと見つかります。
1カリキュラム約20分の動画講座で、周りを気にせず自分のペースで受講。制限なく、何度でも見直すことができます。
コメント機能で、わからない点は講師に直接質問できます。回数の制限もありません。
経験豊富な講師が選んだ材料と道具をひとつにしたキットをご用意。足りない材料だけを単品で購入することもできます。
講座で使う補助資料は、キットと一緒にお届け、もしくはPDFでダウンロードすることができます。
月額2,980円(税込3,278円)。講座ごとの受講料はありません。教室に比べて続けやすいお得な料金です。
花島 悦子先生
etsukohanajima
1961年、埼玉県さいたま市生まれ。
明治大学文学部卒業、商社勤務、結婚、出産を経て磁器絵付(ポーセリンペインティング)の道に進む。
多彩な上絵付技法を融合した和風モダンの独自な境地を確立し、陶画舎大賞、数度にわたるIPAT世界大会金賞など、国内外の展示会で多くの受賞を果たす。作品は日本のみならず世界各国の絵付専門雑誌で数多く紹介されている。
2014年には米国の世界最大の絵付けスクール『GA Seminar by the Sea』より日本人初の講師として招聘され、以後レギュラーの講師を務める。同時に米国各地、東南アジア、オセアニアなど諸外国、九谷上絵付組合、原宿陶画舎、株式会社日本ヴォーグ社など国内外での招聘セミナーを通じ絵付の指導経験を積み重ねる。
近年は日本国内を中心に、絵付の指導とJPAC(ジェイパックJapan Porcelain Artists Club)、IPAT (アイパットInternational Porcelain Artists & Teachers Inc.)などの団体を通じ、絵付の国際交流、普及活動にも力を入れている。
厚生労働大臣認定一級陶磁器技能士
JPAC(Japan Porcelain Artists Club)会長
IPAT Master Artist, IPAT Master Teacher
Etsuko Hanajima Studio主宰
Etsukos Web Shop店長
株式会社日貿出版社より
『ポーセリンアートの装飾テクニック』(2011年初版、2017年新装版)
『ポーセリンアートの和モダンテクニック』(2014年初版)を出版。