ポインセチア・松ぼっくり・柊を描くには。ハイライトや葉脈の入れ方など細かな部分にもこだわり、ポーセラーツをもっと楽しむ。
花島 悦子先生
中級
絵付け・ペインティング
上絵付け
PDF資料あり
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■ 下絵を綺麗にトレースする方法
■ ポインセチアと柊の描き方
■ 柊と松ぼっくりの描き方
■ 混色のコツ
■ マーブルローションを塗る時のポイント
✓クリスマスらしいモチーフの描き方を学びたい方
✓繊細な表現を身につけたい方
✓インテリアとして飾れる上絵付を学びたい方
✓新しい趣味を見つけたい方
みなさんこんにちは。
絵付け作家の花島悦子です。
私の作品の特徴は、多彩な上絵付けの技法を融合させた和風モダンを感じるオリジナルの世界観です。
絵付の指導はもちろんですが、絵付の国際交流や普及活動にも力を入れています。
今回の講座では、クリスマスにちなんだモチーフ「ポインセチア・松ぼっくり・柊」を簡単に描く方法を学びます。
ポインセチアと柊
まずは、クリスマスシーズンになると街中でもよく見かける「ポインセチア」を描いていきましょう。
クリスマスの花の代名詞ともいえるポインセチアの花言葉には「祝福」「聖なる夜」などがあるそうですよ。
ポインセチアの色は、ローズマロンとネイプルスイエローを混色♪
混色した絵の具は、あずき色でくすんだ感じに見えますが、焼成後は鮮やかな赤色へ変わります。
自然なグラデーションを付けつつも、葉脈を意識しながら丁寧に花びらを塗っていきましょう。
お皿を回転させながら作業しやすい向きに変えて、ご自身のペースで丁寧に仕上げてみてくださいね♪
柊と松ぼっくり
松ぼっくりは混色をせずに、まずはネイプルスイエローで中央を着色し、その周りをオーカーで囲むように色をいれていきます。
その後、チョコレートブラウンで松笠の形を描き、松ぼっくりらしくゴツゴツした雰囲気にえがきます。
松ぼっくりは細かい作業が続きますが、一つずつ丁寧に作業していきましょう。
ポインセチア・松ぼっくり・柊と、クリスマスらしいモチーフの描き方が学べますので、お好みの白磁に応用して描いておたのしみくださいね♪
オープニング
00:00はじめに
00:20使用材料・道具
01:34下絵をトレースする
04:14マスキングをする
08:14絵の具を溶く
16:30絵の具を混色する
19:07柊の葉っぱを描く
22:04ポインセチアの花びらを描く
37:10ポインセチアの小さい葉っぱを描く
54:50ポインセチアの葉をペン書きする
60:15780℃で1回目の焼成をする
64:20葉の周りをマスキングする
65:15ライトグリーンラスターを塗る
69:51柊の実を塗る
73:28ポインセチアの花芯に盛りをする
80:00マーブルローションを塗る
88:30完成♪
93:27オープニング
00:00はじめに
00:20使用材料・道具
01:10下絵を写す
03:56柊の葉っぱを描く
06:56松の枝を描く
25:07松の実を描く
31:17松ぼっくりを描く
33:37マスキングをする
46:01柊の実を描く
48:55松葉を描く
51:49松ぼっくりを仕上げる
60:57完成♪
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花島 悦子先生
etsukohanajima
1961年、埼玉県さいたま市生まれ。
明治大学文学部卒業、商社勤務、結婚、出産を経て磁器絵付(ポーセリンペインティング)の道に進む。
多彩な上絵付技法を融合した和風モダンの独自な境地を確立し、陶画舎大賞、数度にわたるIPAT世界大会金賞など、国内外の展示会で多くの受賞を果たす。作品は日本のみならず世界各国の絵付専門雑誌で数多く紹介されている。
2014年には米国の世界最大の絵付けスクール『GA Seminar by the Sea』より日本人初の講師として招聘され、以後レギュラーの講師を務める。同時に米国各地、東南アジア、オセアニアなど諸外国、九谷上絵付組合、原宿陶画舎、株式会社日本ヴォーグ社など国内外での招聘セミナーを通じ絵付の指導経験を積み重ねる。
近年は日本国内を中心に、絵付の指導とJPAC(ジェイパックJapan Porcelain Artists Club)、IPAT (アイパットInternational Porcelain Artists & Teachers Inc.)などの団体を通じ、絵付の国際交流、普及活動にも力を入れている。
厚生労働大臣認定一級陶磁器技能士
JPAC(Japan Porcelain Artists Club)会長
IPAT Master Artist, IPAT Master Teacher
Etsuko Hanajima Studio主宰
Etsukos Web Shop店長
株式会社日貿出版社より
『ポーセリンアートの装飾テクニック』(2011年初版、2017年新装版)
『ポーセリンアートの和モダンテクニック』(2014年初版)を出版。