3つの製本方法を学びながら、ちゃんと読める本格的な本を作ります。
田中 栞先生
ハンドメイド
クラフト
PDF資料あり
100名以上受講中
440
■豆本とは
■豆本の魅力
■先生のコレクションの紹介
■先生の過去作品の紹介
■基本の材料と道具
■開きやすく壊れにくい製本構造
■「紙の目」とは
■使っていい接着剤、使わない方がいい接着剤
■開きがよい「糸かがり綴じ」の製本方法
■しおり紐と花布の作り方・付け方
■「化粧裁ち」と「板紙裁断」のテクニック
■ハードカバーの「くるみ表紙」の作り方
■絵本・写真集にぴったりの製本構造
■失敗しない糊付けの方法
■開きやすい「腔背(あなぜ)」にする方法
■ドイツ装表紙の作り方
■ご朱印帳式の折本の製本方法
みなさんこんにちは、日本豆本協会会長 田中 栞です。
豆本の小さな世界に、きっとあなたも引き込まれる♪
豆本作りの講座を開講します。
豆本はその昔、旅人が『聖書』などを持ち歩くのに小さいほうが便利、と西洋で作られたのが始まり。
日本でもこれまで2回の豆本ブームがあり、江戸時代と戦後に流行しました。純金表紙や宝石つきの豆本など、豪華なコレクターズアイテムまであって、今なお私たちを魅了し続けています。
そんな豆本を、ミルームでみなさんに詳しくご紹介していけることになりました。今回の講座では、手製本の方法を基本として、「開きやすく壊れにくい豆本」の作り方を丁寧にレクチャーしていきたいと思います。
豆本作りにとって大切な、本の構造や紙・糊についての話はもちろん、カッターなど道具の使い方、小さい本を美しく仕上げるコツなど、役立つテクニックをたくさん公開していきますので、初心者さんから経験者の方まで、素敵な豆本が仕上がりますよ。
小さいけれど本格的な作りで開きやすく、ちゃんと中身も読んで楽しめる豆本。ページを一枚めくるたびに、さらに深く豆本の小さな世界に迷い込んでいくような非現実感を楽しみながら、自然と手作りスキルのアップも体験できます。
誰でも豆本が作れちゃう素敵なキットをご用意
「小さい物は好きだけど、手先に自信がない……」
そのような方もどうぞご安心ください!
豆本づくりの工程には、様々な作業があります。
なかでも、厚みのある本の中身のへりをきれいに切りそろえる「化粧裁ち」は、最も難しい作業と言えるでしょう。
すべてのレッスンで、この方法についてしっかり教えてくださっていますが、「うまくいかなかった」という場合もあると思います。
そこで今回のキットには、中身の裁断していないシートだけでなく、すでにこの化粧裁ちの工程まで済ませた状態の、中身の下準備済みのブロックもお入れしています。
ですから、手先に自信がない方でも、やってみてうまくいかなくても大丈夫!きっと完成させることができます。
それどころか、1つの材料キットに中身は2冊分入っていますから、うまくできれば、2冊作ることができます。
カッター・定規・へらなど道具の使い方についても、すべての工程で基礎からレクチャーしてくださいますので、やってみることで、いろいろな手作業のスキルがどんどんアップしますよ♪
さぁ、豆本の世界へ出かけましょう!
一つずつの作業を丁寧に行いながら、仕立てていく豆本。
集中して作業をしているうちに周囲の音も消え、いつの間にか豆本の小さな世界に入り込んでいるはずです。
夢中になって没頭した先に、出来上がる愛おしい作品。
そんな素敵な豆本作りの体験が、あなたを待っていますよ。
すっぽりと手に収まる豆本の愛らしさ、実際に読んで楽しめる幸せ。
豆本のたまらなく愛おしい世界を、一緒に味わいましょう。
✓小さな物がお好きな方
✓細々した手作業が上手になりたい方
✓製本にご興味のある方
✓自分のオリジナル本を作りたい方
✓新しい趣味を見つけたい方
豆本の歴史がよく分かりました。 先生のコレクションも見せていただいて、楽しかったです。
純金の豆本すごい!
小さいもの大好きなので気になっていました とても興味深かったです
全8回のレッスンで構成されています。
何度でも動画を見返すことができます。
豆本を初めて知った人もきっと多いはず。製本を始める前に、まずは先生の作品や素敵なコレクションを拝見しながら、豆本の魅力あふれる世界に足を踏み入れましょう。
オープニング
00:00はじめに
00:20豆本とは
01:51コレクションのご紹介
06:09作品のご紹介
15:50本の中身について
24:34終わりに
29:11豆本作りの基本となる材料と道具をご紹介します。材料には、あらかじめ先生が下準備をしてくださっているものもあります。表紙布の裏面に薄い紙を貼り付ける「裏打ち」など、製本作業をしやすくするための工夫があります。
そして、製本の作業を始めるにあたって、知っておくべき大切なことを学びましょう。開きやすく壊れにくい製本構造、本の中身にマッチした製本スタイルはどんなものかということを学びます。
また、製本作業にかかわりの深い「紙の目」と「接着剤」について、まずは知っておきましょう。
オープニング
00:00はじめに
00:20豆本作りで使用する材料
01:01豆本作りで使用する道具
04:22接着剤について
33:16本の構造について
40:17製本方法の種類
51:07縦書きと横書きの特徴
59:59紙の縦目と横目
63:52おわりに
79:37今回の講座では3つの製本方法を学びます。
まずは、初心者の方が最も覚えたい製本方法、「糸かがり綴じ」にチャレンジ!小さいけれど、しおり紐も花布(はなぎれ)も付ける本格派です。ハードカバー本で、なおかつ180度すんなり開き、ストレスなく読める本ができあがります。
本の中身は、イギリスの作家ウォルター・クレインが描いた、かわいい女の子が主人公の絵本。「これが手作りした本?」と、そのクオリティにきっと感動することでしょう。
前半では、本となる紙をカットして原型を作っていきます。
オープニング
00:00はじめに
00:20使用材料・道具
02:21カッターとディスペンサーの使い方
06:22道具用紙をカットする
09:07栞ひもを準備する
13:18本の構造について
14:08中の紙をカットする
19:23折丁にする
33:50見返しを準備する
38:17見返しを貼りつける
42:47帯をかけて綴じ穴を開ける
54:54綴じ針と綴じ糸について
63:36糸で綴じる
67:01化粧断ちをする
78:27下ごしらえ済みのブロックを使用する場合
90:39おわりに
106:11後半編では、前半で作った土台に栞ひもをつけたり布を貼り付けたりして仕上げていきます。
オープニング
00:00はじめに
00:20栞ひもをつける
01:57花布をつける
08:15補強材を貼る
17:27腔背とクータについて
26:27板紙をカットする
29:15溝の幅を決める
41:16板紙の角をカットする
44:31板紙を布に貼る
45:34布を折り返して接着する
56:51小口を落として表紙を貼る
68:16溝をつける
75:34見返しを表紙に貼る
80:29表紙と裏表紙に絵柄を貼る
86:04完成♪
91:27続いて、糊付けで製本するテクニックを学びましょう。
絵本や写真集など、見開きスタイルで中身を作りたい方のための製本方法です。糊付けしたところが剥がれたり変色したりしない、長もちする糊を使って、これもまたすんなり開く豆絵本を作ります。
本の中身は、イギリスの作家ウォルター・クレインが描く、美しい花のドレスをまとう女性たちの画集。ドイツ装という、くるみ表紙とはまた違う形のハードカバー表紙に仕上げます。
オープニング
00:00はじめに
00:20使用材料・道具
01:47道具用紙をカットする
08:35本の構造について
17:56中の紙をカットする
21:58中表に折る
32:00帯をかける
41:36のりづけをする
45:54化粧断ちをする
62:48下ごしらえ済みのブロックを使用する場合
82:27おわりに
97:25後半編では、前半で作った土台に栞ひもをつけたり布を貼り付けたりして仕上げていきます。
オープニング
00:00はじめに
00:20見返しにラベルを貼る
01:22補強材を貼る
09:41表紙の板紙をカットする
15:36布をカットする
25:45背表紙を作る
28:22見返しをカットする
35:58背表紙をつける
37:58表紙の板紙に段差を作る
42:27表紙に布を貼る
49:56飾りを作る
66:17表紙をつける
75:40ラベルを貼る
83:50完成♪
87:39続いて、ご朱印帳方式で作る「折本」の製本方法を学びましょう。
細長い用紙を蛇腹に折ることで作る折本ではなく、二つ折りの用紙を表と裏に互い違いに重ね貼りすることで作る重厚な折本です。大きなサイズの用紙で作れば、自分でオリジナルのご朱印帳を仕立てることもできます。
本の中身は、イギリスの作家ウォルター・クレインが描く、シェイクスピア作品に登場する女性たちが美しい花のドレスをまとう姿の画集です。
今回講座で作った華やかな豆本3作品をまとめて、小さい物がお好きな方へのプレゼントにしても喜ばれることでしょう。
オープニング
00:00はじめに
00:20使用材料・道具
01:42道具用紙をカットする
06:34本の構造について
15:58中の紙をカットする
19:00中表に折る
28:06中の順番を組み替える
33:04帯をかける
38:10前小口を化粧断ちする
40:47中の順番を組み替える
47:05帯をかける
50:24のりづけをする
52:07おわりに
64:53続いて、ご朱印帳方式で作る「折本」の製本方法を学びましょう。
細長い用紙を蛇腹に折ることで作る折本ではなく、二つ折りの用紙を表と裏に互い違いに重ね貼りすることで作る重厚な折本です。大きなサイズの用紙で作れば、自分でオリジナルのご朱印帳を仕立てることもできます。
本の中身は、イギリスの作家ウォルター・クレインが描く、シェイクスピア作品に登場する女性たちが美しい花のドレスをまとう姿の画集です。
今回講座で作った華やかな豆本3作品をまとめて、小さい物がお好きな方へのプレゼントにしても喜ばれることでしょう。
オープニング
00:00はじめに
00:20天地を化粧断ちする
01:46見返しをカットする
09:09見返しの内側に絵を貼る
11:50下ごしらえ済みのブロックを使う場合①
18:30下ごしらえ済みのブロックを使う場合②
31:52板紙をカットする練習
39:30表紙の板紙をカットする
42:37板紙を布に貼る
49:17布を貼り上げる
55:42飾りを作る
68:12表紙をつける
75:59ラベルを貼る
85:51完成♪
91:10ご契約期間内はいつでもどこでも
繰り返し受講できます。
たくさんのカテゴリ、1,500以上の講座が
無制限で好きなだけ受講可能。
¥17,880(税込)(月額¥2,980相当)で6ヶ月間の
受講が可能。教室に比べてずっとお得!
2種類のキットを用意しています。
※キットは別売り・オプションとなります。
※お申し込みいただいた方のみ、キットを購入できます。
※お申し込み完了直後にキットをご購入いただいた場合、キットの発送日が契約開始日となります。
キットの内容は、写真のものと一部異なる場合がございます (基礎的な用具のグリップの色が異なる等。受講の用途としては十分なものを入れております)。キットに足りないものや不備があった場合は、未使用に限りお取替えさせていただきます。
田中 栞先生
A. きちんと開いたり閉じたりできて、なおかつ壊れにくい製本を実践していただけるよう、その基礎から裏ワザまで、惜しみなくお伝えします。いずれは、生徒さんご自身が作りたいオリジナル本がたくさん誕生したらいいな、と願っています。
A. 小さくて可愛い、なのに本格的な作りの本になっていること。それが自分の手作りでできあがる喜び!大量生産の機械製本ではできない、手作りだからこそ実現できるリアル本の面白さがあります。
A. 大丈夫です!カッターやへら、糊付け用の筆など、全部の道具について、その持ち方や使い方を丁寧にご説明します。まったく初めて、という方でもできるようにお教えしていますので、どうぞご安心ください。
A. パソコンが普及した現代、中身のある自分だけのオリジナル豆本を作ることが可能になりました。受講を機に、自由な発送の豆本作品をお作りいただけると嬉しいです。折々に各地で創作豆本の展示販売展も行われており、出展参加して豆本作家デビューする方もいらっしゃいます。応援しますので、お気軽にご相談ください。