スウェーデン刺しゅうは、布目に刺しゅう糸を通して、上がったり下がったりねじったり……糸の重なりで模様を作ります。
そしてその質感はまるで織物の様です。
色選びはもちろん、図案を組み合わせることによって生まれる余白もデザインのポイントです。
私は、義母であり師匠でもある刺繍家久家道子先生からスウェーデン刺しゅうを引き継ぎ、ワークショップなどでその魅力を発信しています。
染織やテキスタイルデザイン、図案をデザイン。そして母校で美術教育に携わってきた経験から、初めて針を手にする方も作りやすいレシピを!と心がけて作っています。
ワークショップにはたくさんの刺しゅう糸を運び、まずお好きな色を選ぶところからスタート。十人十色のスウェーデン刺しゅうの楽しさを感じで頂けたら嬉しいです。
著書
「スウェーデン刺しゅうハンドブック」日本ヴォーグ社 2024年5月発売
「スウェーデン刺しゅうの図案帖」グラフィック社 2016年
掲載
「ステッチイデー」日本ヴォーグ社
「手づくり手帖」vol.17 日本ヴォーグ社
色とりどりの糸でスウェーデン刺繍のスキルアップ。希望の象徴とされる花を表現し、見るたびに前向きになれるアイテムを。
五十嵐 富美
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五十嵐 富美
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五十嵐 富美
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五十嵐 富美